ウミガメのスープ

何でも知ってるボブ・ハーレン

作者: オットセイ三世

とある村で男が変死した。
新聞記者のマイケルは、男の死の真相を明らかにするべく村を取材することにした。
聞き込みをしたところ、どうやらボブという人物が全てを知っているらしい。
村から戻ったマイケルは、同僚に男の死の真相を尋ねられた。
マイケルは短く、「ボブにきいてくれ」と答えた。
村へ向かった同僚は、全ての真実を知って肩を落とした。

なぜ?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

同僚は物理的に肩を落としましたか?

no

はい

肩を落としたのはがっかりしたからですか?

yes

はい

変死した男の名前はボブですか?

yes

いいえ

ボブ・ハーレンという男は死の真相について全て知っているだけで、一般的な意味で「なんでも知ってる」わけではないですか?

no! 重要です

いいえ

ボブ・ハーレンという男は死の真相について全て知っていますか?

no!

いいえ

ボブ・ハーレンは自分が変死することについても知っていた?

no!

いいえ

死んだ男の死因は重要ですか?

no 重要ではありません。なぜなら

はい

何でも知っているほうのボブと死んだボブは同一人物ですか?

yes

いいえ

何でも知っているボブは生きていますか?

no

ボブは自殺でしたか?

yesno

死んだボブには墓が立てられましたか?

yesno 関係ありません。

いいえ

実際、ボブにきくことはできますか?

no!

はい

同僚はボブ以外の人に話しを聞きましたか?

yes

はい

聞き込みをされた村民はマイケルに「ボブにきいてくれ」と言いましたか?

yes

いいえ

ボブは作家であり、連載中のボブの本に出てくる男の死について取材に行ったら作者のボブが死んでいたのでがっかりですか?

no

いいえ

時系列は ボブが真相を知っていると聞く→そのボブが死んだことを知る→村から戻る ですか?

no

核心男(名前不明)が変死→マイケルが取材に赴く。 村人「死の真相?ボブなら知ってんじゃないのか? ハハッ」 マイケル「調べたらボブって死んだ男の名前やないか クッソ」 同僚「で、結局なんで死んだの?」 マイケル「知らん。ボブに聞け」 同僚「ボブって人が真相を知ってるって聞いたんですけどー」 村人「それ死んだ男の名前だぞ」

正解!村人のニュアンスも完璧です。

答え

100年前、その村にボブ・ハーレンという男がいた。
生前は知ったかぶりがひどく、目立ちたがり屋な男であった。
そんな性格が嫌われていたからか、ある日のこと、ボブが死体で発見された。
誰にも死の真相は分からなかった。
村人は、何でも知っていると豪語していた男なのに、自身の死の真相は全くの不明であることを皮肉った。

そしていつしかその村は、自分が知らないことを尋ねられた時、「ボブにきいてくれ」と返す文化が残った。
つまり、結局誰もボブの死の真相は知らなかったのである。
たらい回しにされたあげく、からかわれたと悟ったマイケル。
村に戻った彼は同僚に尋ねられ、思わず「ボブにきいてくれ」と切り返した。

村へ向かった同僚は、全ての真相を知って、一連の取材が全部徒労に終わったと理解して肩を落とした。
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