ウミガメのスープ

そのスープの味は……

作者: バツマル

ある女が、とある海の見えるレストランで「ウミガメのスープ」を注文した。
しかし彼女はそのスープを一口飲んだところで止め、シェフを呼んだ。
「すみません、これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい、ウミガメのスープに間違いございません」

それを聞いた女は一言「ありがとう」と言い、数日後死亡した。
何故だろう?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

今回は人肉入りですか?

いいえ

はい

女の年齢は関係ありますか?

はい!

老婆が人生の最後に美味しい料理を食べて満足して天寿を全うしましたか?

はいいいえ!

はい

その人はいままでウミガメスープ食べたことがありましたか?

はい!

元々余命が少なかったので今生の記念に飲みましたか?

はいいいえ! 

女が飲んだスープは本当にウミガメのスープですか?

解説的には、はい!

女は寿命で死にました?

はいいいえ! ですがその解釈でもいいです

核心最後にもう一度あの味を食べたいますか?

さすがです、はい!

いいえ

ウミガメのスープを飲んでいなければ、自殺はしていませんでしたか?

いいえ

いいえ

ウミガメのスープには1万年生きる不老不死の効果がありますか?

いいえ

いいえ

味がわからなくなっている?

いいえ

はい

当日に死んでも成立しますか?

はい!

はい

核心女性は病気で亡くなりましまか?

はい、解説的にはそっちでした!

いいえ

自殺しましたか?

いいえ、でした

答え

女はすでに高齢なうえに末期のがんに侵されており、生きているのが奇跡といってもいい状態だった。

死ぬことに恐れはない、でも一つだけ思い残したことがある。
それはかつての想い人が経営していたレストラン、そこのウミガメのスープ。
美味しくはなかった。でもそれがおかしくて思わず笑顔がこぼれた素敵な思い出の味。
また飲みにくるからね、と約束して間もなく、二人は離れ離れになってしまった。

約束が、まだ果たされていない。

家族や医者に無理を言って連れて行ってもらったレストランでスープを飲み、女はとても驚いた。
あのスープの味が数十年経っても変わっていない。一口すするたびに脳裏によぎるあの人の気恥ずかしそうな笑顔。

あの人はいつかまた訪れる私のために味を守り続けていくれたのだ。
喜びでいっぱいになった胸を抱いて、女は数日後眠るように息を引き取ったのだった。

— 初出題です。お手柔らかによろしくお願いします。

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