ウミガメのスープ

私を外に連れてって

作者: 揚羽

私は要らない子だと思っていた。薄暗い部屋の片隅で、もう長いこと、誰からも存在を忘れられていた。

だけど。彼がいてくれた。黙って私に手を差しのべてくれた。埃にまみれた私を労り、外の世界へと連れ出してくれた。

世界が180度ひっくり返る。目に映るもの全てが新鮮だった。

私の時間は動き出した。

状況を説明してください。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

私は人間ですか?

no!

核心私は時計ですか?

わーい、yes!一応、もう一声ください

いいえ

私に「目」はありますか?

no!

はい

「長いこと」は5年でも成立しますか?

yes!

いいえ

本は重要ですか?

no!

はい

核心砂時計ですか?

yes!!

いいえ

時計をひっくり返して電池を交換しましたか?

no!

はい

核心2.砂時計ですか?

yes!!

答え

古き良き町の時計屋さん。
買われて行くのは、機械時計ばかり。買い手のつかない砂時計は、もう長いこと埃を被ったまま店の片隅に置かれていた。
そんなある日、訪れたひとりの客人。彼は、砂時計を手に取り埃を拭った。しばらく砂時計を眺めていた彼は、やがてレジに行き代金を支払った。
家に着いた彼は、早速買ったばかりの砂時計をひっくり返す。さらさらと砂がこぼれ始めた。

【要約】
砂時計、お買い上げです!
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