ウミガメのスープ

己の名前

作者: 部屋の隅

その時程、自分の名前に対して驚愕したことはなかった。
みんなも驚愕した。
結果、私には何も変わりが無かった。

この妙な状況は一体何なんだ!

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

名前の特定は重要ですか?

no

はい

例えば僕がその事実を知っても驚きますか?

yes きっとびっくりしますよ

はい

「私」は人間ですか?

yes

いいえ

普通はそれを知ったら何かが変わりますか?

no 知るんではないんですね。

いいえ

私は、名前の中のあることに気付いたのですか?

no 詳しくはヒントで

いいえ

自分の名前を見た後に何かを見ましたか?

no 自分の名前を見たのみです。

いいえ

自分の名前は途中で変わった、もしくは、違う名前が付いたのですか?

no 終始名前は同じでした。

はい

紙に書いてあった自分の名前を見たんですか?

yes! 鋭いですね!

はい

学校ですか?

yes!

いいえ

描かれていた名前は間違っていましたか?

no 正真正銘私の名前でした。

いいえ

テストですか?

no

いいえ

ふりがな関係ありますか?

no

席替えですか?

半分解かれてしまった・・・yes

いいえ

みんなが驚愕したのは、同じく書かれた自分の名前(私の名前ではなく)にでしたか?

no

席替えなのに席が替わらなかったとはこれいかに。

おお!あっさりですね!yes!

答え

SEKIGAE。

それは新しい出会いや興奮を求める少年少女にとって一種の行事でもあった。

41分の1。このクラスで自分の席が替わらない確率である。

普通にアミダで決めるのも面白みがないということで、委員長の鶴の一声で新しい方法で席を決めることになった。

まず、全生徒の名前をくじに書く。
それを生徒が引いていき、引いたくじに書かれていた生徒は引いた生徒の席に座るというシステムだった。


そう、確率と言うのは時に残酷だ。
自分の名前を引いてしまった私は、変わらず教卓の前の席で先生の金切り声を聞くのだった。
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