――私を殺したからよ――
男はこの後死ぬ。だが誰も罪に問われる事はなかった。
何故か?
この問題は驚くほど簡単です。すぐ分かった方、申し訳ありません……。
過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。
女は人間ですか?
Yes
んで、男は人間ですか?
Yes
現代で成り立つ話ですか?
Yes 舞台は現代です
心中?
No 自殺ではありません
男は女を食べましたか?
No
死因は餓死ですか?
No
罪に問われることが無かったのは、罪に問われる人、または罪を問う人がいなかったからですか?
Yes 罪に問われる人が居なかったからです
男は成人していますか?
個人的なイメージとしてはYesですが、Noでも問題はないです。
オカルト・ファンタジー要素はありますか?
No 全て現実に起こりうる事です
殺害方法の特定は重要ですか?
Yes!
死体は発見されましたか?
No 二人とも未発見です
女と男以外の重要な登場人物はいますか?
……まあYes 男の死因に関わってくる人がいます。そこまで重要でもないか?
男が女を殺したのは自己防衛のためですか
Yes! やっぱり簡単ですか
男や女が事件によって死んだことを知っている人はいましたか?
Yes 一応報道もされました
自己防衛で殺したものの、その時負った傷で男はやがて死んだ?
前半はYes 後半はNo
男は女に罠を発動するためのスイッチ(爆発物等)をつけたと言って脅されていた。男は怖くなって女を殺したが、罠の誤作動によって、男も死んでしまった
No というか、それじゃ12と矛盾しますよ。
女は男の妻。不倫がばれてしまい、男を殺そうとするが返り討ちにあって死んでしまう。そして男が妻を殺す瞬間を見た不倫相手は自分も殺されると思い先手必勝で殺した?
No 男と女は全く無関係です
男は誰かに殺されたのですか?
Yes 12の通り、男を殺した人がいます。今考えると、それなりに重要かもです。
男は第三者によって殺されましたか?
Yes
戦争は関係ありますか?
No 一切関係ないです
男「危ないところだったぜ…」女「残像だ」
残像だwwww Noです。時代背景は普通の現代ですよ。
男を殺した人と女は関係がありましたか?
No お互い顔も知りませんでした。
第三者が男を殺したのも自己防衛ですか?
Yes ただしちょっと助言。男は第三者に対して何もしていません。
男は第三者が直接手を下して殺しましたか?
Yes
男を殺した第三者と女は関係ありますか?
No ここにいる男、女、
第三者は何か勘違いをしていたのですか?
No 第三者が殺したのは理解できる理由があります。
第三者と男は顔見知りですか?
No 25の通り、一切面識はないです
第三者は犯罪者ですか?
No 犯罪者には「なりませんでした」
女が男を襲った理由は重要ですか?
No そもそも、女は男を襲っていません
第三者は女に恨みがありましたか?
No だから面識ないですって
第三者も死にましたか?
No その人は生き延びました
ネットゲームのFPSの話ですか?
うん、だから現実世界ですよwwww
男が女を殺していなかったら、男も殺されませんでしたか?
Yes! これが分かったら、もう正解一直線ですかね?
男が自己防衛のために女を殺している所を目撃した第三者は、自分も殺されてしまうと勘違いし、同じく自己防衛のために男を殺した?
Yes! 殺人の理由はそれでいいので、今度はその状況を考えてみてください!
死因は毒殺ですか?
No
女は男を襲っていないのに、正当防衛なのですか?
正当防衛とはちょっと意味合いが異なるのです。
女は死刑囚でしたか?
No 普通の一般人です
第三者の男が罪に問われなかったのは正当防衛が成立したからでいいですか?
No 第三者は「犯罪者にならない状況」を作りだしたのです。
つまり第三者の男は二人が殺しあったかのように見せかけた?
No
第三者の男は自分の罪を男女のどちらかになすりつけましたか?
No でもちょっと近いかも
彼らが置かれていた状況は重要ですか?
Yes! ヒントにもありますが、置かれていた状況は殺害方法が分かれば、おのずと分かるかと。
女、男は本当に死にましたか?
Yes 完全に息絶えました
男と第三者は女に人質にとられていた?
No 犯罪に巻き込まれたわけではないです
女は刺殺されましたか?
No
どちらかは銃殺ですか?
No
では、絞殺ですか?
No
第三者は男に襲われましたか?
No 23の通り、男は第三者に対して何もしていません
乗り物は出てきますか?
Yes! これはいいですね!
餓死ですか?
No
電車による轢死ですか?
グロッ! Noです
タイタニック沈没→救命ボートに乗るための小競り合いでFA?
Yes! ほら簡単。解説行きます
女の死因は轢殺ですか?
No
答え
長い旅に疲れた男は自分の部屋に入って寝ていた。金があまりなかったので、一番奥にある複数人で使われる大部屋だった。
まだ明るいこともあってか、人は一切居なかった。男はそこで静かに眠る事にした。
しかし、男が寝ている最中、エンジンに何らかのトラブルが発生した――何か巨大な異物が入ったと見られている。
制御がきかなくなった船は更に不運が重なり、エンジンが爆発まで起こした。船には穴があき、沈没をしそうになる。
男は物音に気付き慌てて外へ出て、何とか看板から海へ飛び込んだ。
だが、そこから救命ボートへは、潮の流れのせいか、かなりの距離があった。
旅の疲れもあり、救命ボートへたどり着いたのはかなり遅く、既に人が満杯だった。自分がボートに手をかけると、若干ボートが傾く程だった。
男が這い上がると、後ろから更に力がかかり、ボートが派手に傾いた。女が来たのだ。
男は死を恐れた。だから、女を突き落とした。女は力を振り絞って生きながらえようとした。が、海の底へ沈んで行った。
それを見ていた者がいた。その者は男の行動を見、そして男の顔を見た。阿修羅の様な、自分の生の為に他人を殺した、それはまさに殺人者の顔と言って相違なかった。
勿論、こういう事故の際に自分が生きるために人を殺すことは犯罪にならない。だが、この男の顔を見ると、そんなものは吹き飛んだ。
その者は周りを見回すと、そのボートの人間全てが同じ考えだと分かった。すぐに理解できた。
その者は隣の男にアイコンタクトをし――女を殺した殺人鬼を突き落とした。
旅の疲れ、突然の事に対する戸惑い、顔面から飛び込んで海水を大量に含んだ事、これらが合わさり重なりあって、男は海へと沈んで行った。
沈みながら、男はこんなことを聞いた気がした。
――私を殺したからよ――
そののち、この事件はニュースで話題になった。
だが、あの殺人鬼を殺したニュースは一切報じられなかった。
あのボートの人間は全員黙っていたのだ。誰一人としてそれを言おうと思う者は居なかった。
あの男を殺したのが、明らかに合法でなかった事もある。が、最も大きな理由は――
あの殺人鬼の事を、想像する事すら躊躇われたからだ。
この事件の死亡者は、全て「事故」と処理された――。 Dead End...
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