ウミガメのスープ

氷から伝わる顔

作者: タカアキ

サウナ室のドアを開けた瞬間、Aは後ろからBに刺された。
凶器は氷で出来ているが硬度を持つよう、特殊な形状をしたナイフだった。もちろん、サウナ室の中で溶けて消える。

Aは後ろから刺されたため、刺した人の姿は見えていないはずだが、
最後の力を振り絞り、Bの名前を血文字で残し、死んだ。

その血文字からBが容疑者として逮捕されることになるのだが、
なぜAは、刺した犯人がBだと分かったのだろうか?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

指で血文字を残しましたか?

YES。指で残しました。

特殊な形状←Aにとって見覚えのある形状でしたか?

YES/NO?実際に見たことはないけれど・・・

いいえ

問題文の国には氷は貴重品ですか?

NO。 氷が貴重かどうかは、関係ありません。

いいえ

Aはなんらかの方法でBの姿を見ましたか?

NO!刺されたとき、姿は見ることができませんでした。

はい

自らの身体を貫いたナイフの形状を見てBが犯人だと解りましたか?

YES。それはなぜか、が重要になってきますね

いいえ

氷のナイフを作るのに使った型が何かは重要ですか?

NO。型は重要ではありません。

いいえ

Bは特殊なナイフを発明したとAに話してましたか?

NO! そうじゃないです

いいえ

氷のナイフが体を貫通し、その突き出た部分で確信しましたか?

NO。解説では、触って形状がわかったことになってます

いいえ

Bの職業は重要ですか?

NO。むしろ・・・。

その形状のナイフは他に存在しますか?

型を作れば量産できるため、YESとします。

いいえ

Aの殺害以外の犯罪は関係しますか?

NO

いいえ

Bは氷のナイフのトリックをAに話してたことがありましたか?

NO!むしろ!

はい

背中に刺さった氷のナイフを触る = 手を後ろに回した時の感触オンリーですか?

YES そういうことになりますね

はい

Aの職業は重要ですか?

YES。

いいえ

Aはナイフ職人?

NO

はい

核心Aは小説家でBに氷のナイフのトリックの原稿をみせてて、Bはそれを実行し、その原稿を見たのはBしかいなかったのでBが犯人だとわかりましたか?

YES! 大正解です

答え

推理小説作家だったAは、サウナでの殺人を思いついた。
しばらく溶けない、また、硬度を保つために特殊な形状をした氷のナイフで人を刺し、凶器はそのまま消えるというものだった。
しかし、ボロを出す箇所が見当たらない。警察が何を手がかりに犯人を追い詰めるのか、その過程が思い浮かばないのだ。
そこで、AはBに相談することにした。その時も、良い解決策は見いだすことはできなかった。

後日、いつもの銭湯のサウナに入ろうとしたAは、氷のナイフで刺された。
背中に走る痛み。冷たさで、刺されたナイフが氷製で、触ると自分が考えた通りの形状あることが分かる。
この殺人方法を話したのはBだけだ。そう考え、AはBの名前を残したのだ。
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