作成者:かもめの水平さん
部屋名:かもめが色々と考察してみる部屋
ルームキー:思考錯誤
部屋名:かもめが色々と考察してみる部屋
ルームキー:思考錯誤
今1度その考えをまとめてみる部屋
現在 名無し◆ix8hwbpq0Mさんが入室してます。(1人)
最初最後
【総発言数:31】
かもめの水平さん[常連]さんは勘定を済ませ、帰宅した。
[17年09月18日 22:57]
[17年09月18日 22:57]
かもめの水平さん[常連]さんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[17年09月18日 22:56]
ウミガメのスープを一つください。[17年09月18日 22:56]
名無し◆ix8hwbpq0Mさんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年08月08日 23:17]
ウミガメのスープを一つください。[16年08月08日 23:17]
かもめの水平さん[常連]さんは勘定を済ませ、帰宅した。
[16年05月22日 01:02]
[16年05月22日 01:02]
[272935]かもめの水平さん[常連]
質問者コラムもその内更新しつつ、追加思考としてこの辺りをば
8月14日追記
試行錯誤を整理して、出題しながら、200問まで突破したので、そろそろ残りも書いて行きたいと思います。劇場型ウミガメも、キリの良い数字になってしまいましたので触れなければならないでしょうし
[16年05月22日 01:02]
質問者コラムもその内更新しつつ、追加思考としてこの辺りをば
8月14日追記
試行錯誤を整理して、出題しながら、200問まで突破したので、そろそろ残りも書いて行きたいと思います。劇場型ウミガメも、キリの良い数字になってしまいましたので触れなければならないでしょうし
[16年05月22日 01:02]
[272934]かもめの水平さん[常連]
追加思考【現実非現実非実現実現ゲシュタルト崩壊】
現実要素とか非現実要素とか。
実現性から考えたり、合理性を鑑みて・・・・・・あれ?現実ってなんだっけ?という話
[16年05月22日 01:02]
追加思考【現実非現実非実現実現ゲシュタルト崩壊】
現実要素とか非現実要素とか。
実現性から考えたり、合理性を鑑みて・・・・・・あれ?現実ってなんだっけ?という話
[16年05月22日 01:02]
[272933]かもめの水平さん[常連]
追加思考【問題作成時に気を付けること(某神さんからのお便り)】
問題作成時に気を付けること、あくまでかもめの水平の作成時のポリシーを赤裸々に語る
[16年05月22日 01:00]
追加思考【問題作成時に気を付けること(某神さんからのお便り)】
問題作成時に気を付けること、あくまでかもめの水平の作成時のポリシーを赤裸々に語る
[16年05月22日 01:00]
かもめの水平さん[常連]さんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年05月22日 00:59]
ウミガメのスープを一つください。[16年05月22日 00:59]
かもめの水平さん[常連]さんは勘定を済ませ、帰宅した。
[16年05月03日 00:28]
[16年05月03日 00:28]
[270271]かもめの水平さん[常連]
松神さん、手弁当さんいらっしゃいませ。あくまで独自論である為必ずしも役立つかわかりませんが、なんらかの参考になれば幸いです。また意見等ありましたら書いて下さいませ。(あくまで独自論なので『普通はこうじゃん!』と言われましても、もしかしたら困る場合がありますが……)
[16年05月03日 00:26]
松神さん、手弁当さんいらっしゃいませ。あくまで独自論である為必ずしも役立つかわかりませんが、なんらかの参考になれば幸いです。また意見等ありましたら書いて下さいませ。(あくまで独自論なので『普通はこうじゃん!』と言われましても、もしかしたら困る場合がありますが……)
[16年05月03日 00:26]
かもめの水平さん[常連]さんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年05月03日 00:24]
ウミガメのスープを一つください。[16年05月03日 00:24]
松神[軍曹]さんは勘定を済ませ、帰宅した。
[16年05月01日 13:43]
[16年05月01日 13:43]
松神[軍曹]さんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年05月01日 13:42]
ウミガメのスープを一つください。[16年05月01日 13:42]
手弁当[★ラテ・ヘイヘ]さんは勘定を済ませ、帰宅した。
[16年05月01日 07:13]
[16年05月01日 07:13]
手弁当[★ラテ・ヘイヘ]さんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年05月01日 07:12]
ウミガメのスープを一つください。[16年05月01日 07:12]
かもめの水平さん[常連]さんは勘定を済ませ、帰宅した。
[16年04月28日 16:05]
[16年04月28日 16:05]
[269015]かもめの水平さん[常連]
【閑話休題『劇場型ウミガメについて』】
誰もやったことのない(思いついてもやらないでおいた)であろうジャンル。かもめ主犯の劇場型犯罪だろう。という皮肉も含めた劇場型ウミガメ=リアルタイム体感型ウミガメについて考えていること
[16年04月28日 15:35]
【閑話休題『劇場型ウミガメについて』】
誰もやったことのない(思いついてもやらないでおいた)であろうジャンル。かもめ主犯の劇場型犯罪だろう。という皮肉も含めた劇場型ウミガメ=リアルタイム体感型ウミガメについて考えていること
[16年04月28日 15:35]
[269014]かもめの水平さん[常連]
【質問者かもめの第三思考『質問に質問される様な質問はするな』】
最後に、これは気を付けなければというのが『それどういう意味ですか?』と聞かれてしまうような質問はしない。ということですが。この項は少し分析を入れる為後から追記します
[16年04月28日 15:34]
【質問者かもめの第三思考『質問に質問される様な質問はするな』】
最後に、これは気を付けなければというのが『それどういう意味ですか?』と聞かれてしまうような質問はしない。ということですが。この項は少し分析を入れる為後から追記します
[16年04月28日 15:34]
[269013]かもめの水平さん[常連]
【質問者かもめの第二思考『悩んだ時は斜め上から切り込む』】
それでもわからなくて悩む時、自分が聞くのはその時全く触れられていない部分
【犯罪要素】は正直こちらに近いかもしれない
色々悩んだ時に【展開が180度変わる要素】だと思ってるので
優しさからとっている行動かと思ったら犯罪が目的だった!みたいな
そういう、今起こっている(想像している)展開と真逆の所を突いてみることを試みたりします
[16年04月28日 15:34]
【質問者かもめの第二思考『悩んだ時は斜め上から切り込む』】
それでもわからなくて悩む時、自分が聞くのはその時全く触れられていない部分
【犯罪要素】は正直こちらに近いかもしれない
色々悩んだ時に【展開が180度変わる要素】だと思ってるので
優しさからとっている行動かと思ったら犯罪が目的だった!みたいな
そういう、今起こっている(想像している)展開と真逆の所を突いてみることを試みたりします
[16年04月28日 15:34]
[269012]かもめの水平さん[常連]
【質問者かもめの第一思考『何事においても先ずは確認』】
息抜きではないですが、質問者側は出題者程に考えることは少ないので気楽にいきます。
というのも自由に考えられる事が大事ですから、制限は基本的にないと思ってますからね
【全ての質問は正解に通ず】
んっー。我ながら名言ダナア
等、惚けつつ書いてます。ぶっちゃけ閑話休題より閑話休題かもしれない
【何事においても先ずは確認】
はい、まあ私の楽しみ方の問題でもあるのですが先ず問題文を【自分がどう捉えたか?】や【どんなものが隠されているか?】を確認していく作業ということですね
例えば【ウミガメのスープ】なら
【ウミガメのスープを飲んだから自殺しましたか?】
【ウェイターの言った言葉は本当ですか?】
辺りが先ず問題文をそのまま読んだ時に確認することで
隠されているかもしれない部分としての確認は
【登場キャラクターは男とウェイターだけですか?】
【犯罪要素はありますか?(正確に聞くなら『犯罪を犯そうとしている。もしくは犯した人物はいますか?』かな?)】
辺りを尋ねますね
水平思考は垂直思考の飛躍したものであるという自分の考えから
先ず飛び立つ為の地盤固めということですね。
[16年04月28日 15:34]
【質問者かもめの第一思考『何事においても先ずは確認』】
息抜きではないですが、質問者側は出題者程に考えることは少ないので気楽にいきます。
というのも自由に考えられる事が大事ですから、制限は基本的にないと思ってますからね
【全ての質問は正解に通ず】
んっー。我ながら名言ダナア
等、惚けつつ書いてます。ぶっちゃけ閑話休題より閑話休題かもしれない
【何事においても先ずは確認】
はい、まあ私の楽しみ方の問題でもあるのですが先ず問題文を【自分がどう捉えたか?】や【どんなものが隠されているか?】を確認していく作業ということですね
例えば【ウミガメのスープ】なら
【ウミガメのスープを飲んだから自殺しましたか?】
【ウェイターの言った言葉は本当ですか?】
辺りが先ず問題文をそのまま読んだ時に確認することで
隠されているかもしれない部分としての確認は
【登場キャラクターは男とウェイターだけですか?】
【犯罪要素はありますか?(正確に聞くなら『犯罪を犯そうとしている。もしくは犯した人物はいますか?』かな?)】
辺りを尋ねますね
水平思考は垂直思考の飛躍したものであるという自分の考えから
先ず飛び立つ為の地盤固めということですね。
[16年04月28日 15:34]
[269011]かもめの水平さん[常連]
【閑話休題『提起する疑問・そしてスープと扉と亀夫』】
解くべき謎はなんだろうか?そしてそれらもふまえてジャンル分けの基準はどこにあるのか?そんなことを書いていく閑話休題
[16年04月28日 15:34]
【閑話休題『提起する疑問・そしてスープと扉と亀夫』】
解くべき謎はなんだろうか?そしてそれらもふまえてジャンル分けの基準はどこにあるのか?そんなことを書いていく閑話休題
[16年04月28日 15:34]
[269010]かもめの水平さん[常連]
【出題者かもめの第四思考『一番問題の難易度を変えるのは【出題者の回答】だ』】
出題者かもめの最終思考は出題中の事に関して考えます
問題の難易度を決めるのは【出題者の回答】だ
これは(これまでも大概そうですが)善し悪しを決めるということではなく
【こういう風にすると、こんな結果が産まれる(産まれた)】というかもめの独自論を話している物だということを前置きとして改めて書いておきます
例えば、男が死んだ。何故?という短文でも、出題者の誘導次第では10回の質問で終わることも有り得ますし
逆に、細部まである程度描写されている問題でも、出題者の正解基準で中々正解が出なかったり、誘導の仕方によって遠回りをして、無為に時間が掛かる可能性もあるからです
確かに、問題そのものの【想像しやすさ・発想の転換のしやすさ】等の要素で、問題の難しさは決まるでしょう
ですが、それと同様に【出題者の回答の仕方】が問題の難易度を左右するといっても過言ではない。と筆者は考えているのです
────────
◎【質問を想定する。反して質問者の想定と出題者の想定】
どう回答するにしても、先ず【どのような質問が来るか】を想定しておくことは大切でしょう
これを想定することは簡単です。先ずは【自分が質問者であれば、どのような質問をするか?】から考えてみるといいです
それと基礎質問と呼ばれるものは想定しておくと良いでしょう
この作業は【自分自身の問題への理解を深める】意味でも重要な作業です
(余談ですが、筆者はよく想定した質問さえくれば核心に迫ることの出来る問題を作ります。探索型より、ジャンクフード=気軽につまめる範囲の問題。を心掛けることが多いからですが)
さて作品に対して理解を深めるという作業は反面デメリットを産み出します
それは【出題者が理解していることを、質問者が理解しているとは限らない】という点です
全景を把握している出題者と、全景が掴めてない所から質問している質問者
この二つ視点は違うということを理解していないと
質問者がわかっているつもりになって、素っ頓狂な回答をする
・・・・・・なんてこともあります(現に筆者はそのようなミスをした事があります)
────────────
◎【ヒントや良い質問】
さて上の事に気を付けた上で一番回答で難易度を左右するのはこの部分でしょう
ちょっとでも取っ掛かりになると思えば良い質問を付ける人もいれば
これぞ核心部分にあたる!という場合まで良い質問としない人もいるでしょう
基本的には、上記の方が解くのが早くなると思います。手掛かりが多いと考え易いので
反面、手掛かりが多くなり過ぎて飽和状態になる可能性もあります
逆に後者の場合は、最初のうちは攻めあぐねて時間がかかっても、核心部分に触れた時にヒントが出るとトントン拍子に解ける
・・・・・・と、書くと【なんだ結局回答で難易度が左右される訳じゃないのか】
と思うかもしれません
ええ、その通りです。本思考において語るのは正確には【理不尽な回答で問題の難易度を理不尽に上げたり、下げたりをしないようにしよう】ということなのです
【元々の問題の持ち得る想定難度を大きく変動させる】という意味で【回答は問題の難易度を決定付ける】と称しているのでした
同様にヒントを出すということも重要です
ヒントは問題を解く上で重要な手掛かりになります
今までの質問から重要な部分を纏める
質問者がその段階で気が付いていない点を指摘する
方法はいくらでもありますが、ヒントを出すタイミングには気を付けた方が良いでしょう
例えば質問が50を越えてしまったからヒントを出そうとしたとします
ですが、この時殆ど核心に近付いているのであれば、様子を見るのも駆け引きかと私は思います
ノーヒントで解けた方が。質問者として考えた時に嬉しいと思いませんか?
────────────
◎【正解基準】
これも難しい話ではあります
そして、次の閑話休題にも絡む話なのですが
【解くべき謎】の線引きを何処にするか、そしてそれ故に【どこまで解かれたら解説とするか】ということは重要な要素でしょう
こだわりがあったりすることによって、完全な解答を待ちたい気持ちもわかります
が、一番堂々巡りになりやすい要素と思いますのでお気を付け下さい
参考迄に、筆者は前述の【コアテーマ】に触れられたら時間を設けて詳細解答を待つ。というスタイルをとっています
────────────
さて、これにて出題者かもめの思考は一区切りをつけます。
詳細を省いたり、変化応用を含む事柄もあるので、あくまでも一個人の【問題作成から出題までのテンプレート】だと思っていただけたら幸いです
続く質問者かもめの・・・・・・はどちらかというとコラムの様になりそうです。
────────────
今回のおさらい
い:問題を読んで【どのような質問がくるかを想定する】
【自分ならどのような質問をするか】から考えるのもよし
このことで【自分の問題への理解度を高める】ことも目的である
ろ:良い質問・正解・ヒントの出し方は参加している方との駆け引き次第
[16年04月28日 15:34]
【出題者かもめの第四思考『一番問題の難易度を変えるのは【出題者の回答】だ』】
出題者かもめの最終思考は出題中の事に関して考えます
問題の難易度を決めるのは【出題者の回答】だ
これは(これまでも大概そうですが)善し悪しを決めるということではなく
【こういう風にすると、こんな結果が産まれる(産まれた)】というかもめの独自論を話している物だということを前置きとして改めて書いておきます
例えば、男が死んだ。何故?という短文でも、出題者の誘導次第では10回の質問で終わることも有り得ますし
逆に、細部まである程度描写されている問題でも、出題者の正解基準で中々正解が出なかったり、誘導の仕方によって遠回りをして、無為に時間が掛かる可能性もあるからです
確かに、問題そのものの【想像しやすさ・発想の転換のしやすさ】等の要素で、問題の難しさは決まるでしょう
ですが、それと同様に【出題者の回答の仕方】が問題の難易度を左右するといっても過言ではない。と筆者は考えているのです
────────
◎【質問を想定する。反して質問者の想定と出題者の想定】
どう回答するにしても、先ず【どのような質問が来るか】を想定しておくことは大切でしょう
これを想定することは簡単です。先ずは【自分が質問者であれば、どのような質問をするか?】から考えてみるといいです
それと基礎質問と呼ばれるものは想定しておくと良いでしょう
この作業は【自分自身の問題への理解を深める】意味でも重要な作業です
(余談ですが、筆者はよく想定した質問さえくれば核心に迫ることの出来る問題を作ります。探索型より、ジャンクフード=気軽につまめる範囲の問題。を心掛けることが多いからですが)
さて作品に対して理解を深めるという作業は反面デメリットを産み出します
それは【出題者が理解していることを、質問者が理解しているとは限らない】という点です
全景を把握している出題者と、全景が掴めてない所から質問している質問者
この二つ視点は違うということを理解していないと
質問者がわかっているつもりになって、素っ頓狂な回答をする
・・・・・・なんてこともあります(現に筆者はそのようなミスをした事があります)
────────────
◎【ヒントや良い質問】
さて上の事に気を付けた上で一番回答で難易度を左右するのはこの部分でしょう
ちょっとでも取っ掛かりになると思えば良い質問を付ける人もいれば
これぞ核心部分にあたる!という場合まで良い質問としない人もいるでしょう
基本的には、上記の方が解くのが早くなると思います。手掛かりが多いと考え易いので
反面、手掛かりが多くなり過ぎて飽和状態になる可能性もあります
逆に後者の場合は、最初のうちは攻めあぐねて時間がかかっても、核心部分に触れた時にヒントが出るとトントン拍子に解ける
・・・・・・と、書くと【なんだ結局回答で難易度が左右される訳じゃないのか】
と思うかもしれません
ええ、その通りです。本思考において語るのは正確には【理不尽な回答で問題の難易度を理不尽に上げたり、下げたりをしないようにしよう】ということなのです
【元々の問題の持ち得る想定難度を大きく変動させる】という意味で【回答は問題の難易度を決定付ける】と称しているのでした
同様にヒントを出すということも重要です
ヒントは問題を解く上で重要な手掛かりになります
今までの質問から重要な部分を纏める
質問者がその段階で気が付いていない点を指摘する
方法はいくらでもありますが、ヒントを出すタイミングには気を付けた方が良いでしょう
例えば質問が50を越えてしまったからヒントを出そうとしたとします
ですが、この時殆ど核心に近付いているのであれば、様子を見るのも駆け引きかと私は思います
ノーヒントで解けた方が。質問者として考えた時に嬉しいと思いませんか?
────────────
◎【正解基準】
これも難しい話ではあります
そして、次の閑話休題にも絡む話なのですが
【解くべき謎】の線引きを何処にするか、そしてそれ故に【どこまで解かれたら解説とするか】ということは重要な要素でしょう
こだわりがあったりすることによって、完全な解答を待ちたい気持ちもわかります
が、一番堂々巡りになりやすい要素と思いますのでお気を付け下さい
参考迄に、筆者は前述の【コアテーマ】に触れられたら時間を設けて詳細解答を待つ。というスタイルをとっています
────────────
さて、これにて出題者かもめの思考は一区切りをつけます。
詳細を省いたり、変化応用を含む事柄もあるので、あくまでも一個人の【問題作成から出題までのテンプレート】だと思っていただけたら幸いです
続く質問者かもめの・・・・・・はどちらかというとコラムの様になりそうです。
────────────
今回のおさらい
い:問題を読んで【どのような質問がくるかを想定する】
【自分ならどのような質問をするか】から考えるのもよし
このことで【自分の問題への理解度を高める】ことも目的である
ろ:良い質問・正解・ヒントの出し方は参加している方との駆け引き次第
[16年04月28日 15:34]
[269009]かもめの水平さん[常連]
【出題者かもめの第三思考『シチュエーションパズルは【読み物】だ』】
さて、第三思考
シチュエーションパズルは【読み物】だ
問題を【出題】するからには【参加】する人がいて、その【参加する人に伝わる】必要があります
勿論、情報を誤認させるカラクリを使う場合もあるので
正確に情景が伝わる文にしろ。という話ではありません(ただし、全てを詳らかにする必要のある【解説の場合は必要です】)
【淀み】なく問題文章・解説文章を読む事が出来るか?を意識する必要があるだろう。というお話です
といっても、私は日本語の教師ではありませんし、経験豊富な人間という訳でもないので、失敗することも多々あります
が、それでも【他者が読む文章である】という点から心掛けている部分を挙げていくのがこの第三思考です
□【軸視点と助詞】
文が誰を軸にしているか、これは非常に重要な部分です
男がウミガメのスープを口にすると『これは本当にウミガメのスープか?』とシェフが聞かれたので『はい、これはウミガメのスープです』と答えたから、男は自殺した
……起こった事柄は一応わかりますが、それでも、理解するのに時間がかかると思いませんか?
文章を作る時に、時系列で説明しようとして、別人物の話に続けざまに変わってしまう
というのは、ありがちなミスです
上でいうと
【男】がスープを口にした
【シェフ】が『本当にウミガメのスープか?』と聞かれた
【男】が『ウミガメのスープです』と言われたので自殺した
という、三つの出来事が重なってしまっている為に、読みにくい文になっています
更に言うと
【シェフが】『これは本当にウミガメのスープか?』と聞かれた
という部分ですが、今回の場合は
【男が】『これは本当にウミガメのスープか?』と尋ねた
と【男を軸】にすることが可能であり、そうすることで、一貫して【男を軸】にした問題文。を構成する事が出来ます
個人の好みもあるでしょうが、問題文にする程に短い文章の場合は、揃えれる所は揃えた方が良いでしょう
そして、軸ですが、例えば今回の場合
シェフの作ったウミガメのスープを口にした男が『これは本当にウミガメのスープか?』と聞いた
そこでシェフは『はい、これはウミガメのスープ』ですと答えた
シェフの返答を聞いた男は自殺した
と、シェフを軸として話を進めることも出来ます
が、どう頑張っても最後に【男が自殺した】という【疑問を提起】しなければならないことを踏まえると
シェフを軸にして話を進めるよりは、男を軸として話を進めた方が伝わり易いでしょう
(何度も言うように、個人の好みもありますが)
余談ですが、この時に助詞には注意した方が良いです
〇〇【が】✕✕をした
と
〇〇【に】✕✕をした
では意味が全く変わります。が、このあたりの文法関連は余談に抑えつつ、日本語の専門家にお任せしていきます
────────────────
□共通認識出来るもの?
読む人は、第三者であるということは【自分が知っていることでも、相手が知らないこともある】ということです
例えば、業界用語で【わらって】という物があります
これは【どけておけ】という意味なのですが、知らない人には【笑顔になって】ともとれますよね
意図せずこういった専門用語を使うと、誤解を招く結果になります
また、同様の問題として誤用を避けるというのも重要です
有名な誤用でいうと『役不足』でしょうか
役不足とは『有能な人に簡単な事をさせる』というような意味なのですが
不相応なことをさせるという認識からか、よく『力不足』と混同されて使う方がいます
力不足と役不足では真逆の意味になるので、間違えて使うと誤解を招く原因になります
こういった言葉を使う際には【読み手に意味が伝わるか】という事を意識する必要があるでしょう
────────────
□共感性と(改めて)ギャップ理論。そして、感情と論理・合理性
上の話題と被る所もありますが、物語において【読み手が共感出来るものか】【読み手の期待を裏切ることが出来るか】
というものは重要な要素であると考えます(絶対に必要!という訳ではありませんが)
例えば、ウミガメのスープの場合
過去に食べた人肉が【男が嫌っていた人物】と【男が大切にしていた人物】
どちらの方が【自殺する程ショックを受ける】と思いますか?
という様に、読み手が共感出来るであろう物をチョイスすることは、大切なことでしょう
また、ギャップ理論はそれ自体は前回思考で書いたので割愛しますが
これらの要素は【千人いたら千人が納得出来るものばかり選べるとは限りません】
例えば、ウミガメのスープだって、だからといって自殺する程のこと?と思う人は思うでしょう
感情というものは千差万別、十人十色ですから
と、ここで、それらを補うのが論理・合理性だと思っています
例えば、ウミガメのスープ
共感出来るかはさておき
過去にウミガメのスープを【偽られて】食べた
↓
【本物を食べた】時に偽られていた事を知った
という序列は筋道として至極当然の事ですよね
【本物の味を知ったら、昔食べた物が偽物だったと気が付く】ということは
他にも、狂信者はかく語りき
犯罪者・狂信者である主人公の行動そのものに共感出来る人は少ないかもしれません
ですが【本当の事を隠す】為に【嘘をつく】ということは合理性のある理由です
故に、納得出来る問題になっていると思っています
これらの様に、本筋の中に万人が納得出来るような論理性・合理性のある部分があると、より沢山の人に納得出来る様になるのではと考えています(これでも万全とは言えないでしょうが)
────────────
□その他諸々。そして最後に【自分自身が一人の読者となる】
文体・表現方法は、作り手によって味付け方法が違うので本思考では割愛。
アレンジや味付けの方法は、ラテシンのみならず、色々な小説を読むことで勉強出来ると思います
最後に共通して必要な作業(だと思っていること)として
【何も知らない気持ちで全文を最初から読み直す】
という事をオススメします
文章を構築するという作業は思いついた順に改変したり継ぎ足したりする場合もあるでしょう
その場合、読み返すと意味が重なっていたり、時系列がめちゃくちゃになることが、よく起こります
ですが、この時【既に全容を知っている自分】のまま読むと、その辺の矛盾や粗に気が付けないことは多いでしょう
ですから、一度【その問題に対して自分が理解している全てを、忘れて】
改めて【問題を最初から読んでみて下さい】
そうして【何も知らない自分が、最初から読んで(文章として)何も気に掛からず読むことが出来たのであれば】
自分の出し得る全力をもってして問題が出題出来るでしょう
────────────
さて、こうして問題が出来たら出題することになる訳ですが、この時にも気をつけなければならない事があると思います
その辺は出題者かもめ(一旦の)最終思考で考えていきます
────────────
今回のまとめ
一:文章が、誰を軸に語られているのかを意識する
二:読む人に理解出来る言葉を選ぶ(一般認知のない専門用語を避ける・誤用を避ける等)
三:最後に【何も知らないつもりで最初から読み直して】自分自身が納得出来るものか推敲する
α:問題が相手に共感出来るか、または、問題文から解説で、読み手の気持ちを(いい意味で)裏切ることが出来るか?を考える
┗→共感出来るかと関連して、行動・言動に、合理性・論理性があるかを意識する
β:文体・表現方法はラテシン以外でも、小説等から勉強出来る
[16年04月28日 15:33]
【出題者かもめの第三思考『シチュエーションパズルは【読み物】だ』】
さて、第三思考
シチュエーションパズルは【読み物】だ
問題を【出題】するからには【参加】する人がいて、その【参加する人に伝わる】必要があります
勿論、情報を誤認させるカラクリを使う場合もあるので
正確に情景が伝わる文にしろ。という話ではありません(ただし、全てを詳らかにする必要のある【解説の場合は必要です】)
【淀み】なく問題文章・解説文章を読む事が出来るか?を意識する必要があるだろう。というお話です
といっても、私は日本語の教師ではありませんし、経験豊富な人間という訳でもないので、失敗することも多々あります
が、それでも【他者が読む文章である】という点から心掛けている部分を挙げていくのがこの第三思考です
□【軸視点と助詞】
文が誰を軸にしているか、これは非常に重要な部分です
男がウミガメのスープを口にすると『これは本当にウミガメのスープか?』とシェフが聞かれたので『はい、これはウミガメのスープです』と答えたから、男は自殺した
……起こった事柄は一応わかりますが、それでも、理解するのに時間がかかると思いませんか?
文章を作る時に、時系列で説明しようとして、別人物の話に続けざまに変わってしまう
というのは、ありがちなミスです
上でいうと
【男】がスープを口にした
【シェフ】が『本当にウミガメのスープか?』と聞かれた
【男】が『ウミガメのスープです』と言われたので自殺した
という、三つの出来事が重なってしまっている為に、読みにくい文になっています
更に言うと
【シェフが】『これは本当にウミガメのスープか?』と聞かれた
という部分ですが、今回の場合は
【男が】『これは本当にウミガメのスープか?』と尋ねた
と【男を軸】にすることが可能であり、そうすることで、一貫して【男を軸】にした問題文。を構成する事が出来ます
個人の好みもあるでしょうが、問題文にする程に短い文章の場合は、揃えれる所は揃えた方が良いでしょう
そして、軸ですが、例えば今回の場合
シェフの作ったウミガメのスープを口にした男が『これは本当にウミガメのスープか?』と聞いた
そこでシェフは『はい、これはウミガメのスープ』ですと答えた
シェフの返答を聞いた男は自殺した
と、シェフを軸として話を進めることも出来ます
が、どう頑張っても最後に【男が自殺した】という【疑問を提起】しなければならないことを踏まえると
シェフを軸にして話を進めるよりは、男を軸として話を進めた方が伝わり易いでしょう
(何度も言うように、個人の好みもありますが)
余談ですが、この時に助詞には注意した方が良いです
〇〇【が】✕✕をした
と
〇〇【に】✕✕をした
では意味が全く変わります。が、このあたりの文法関連は余談に抑えつつ、日本語の専門家にお任せしていきます
────────────────
□共通認識出来るもの?
読む人は、第三者であるということは【自分が知っていることでも、相手が知らないこともある】ということです
例えば、業界用語で【わらって】という物があります
これは【どけておけ】という意味なのですが、知らない人には【笑顔になって】ともとれますよね
意図せずこういった専門用語を使うと、誤解を招く結果になります
また、同様の問題として誤用を避けるというのも重要です
有名な誤用でいうと『役不足』でしょうか
役不足とは『有能な人に簡単な事をさせる』というような意味なのですが
不相応なことをさせるという認識からか、よく『力不足』と混同されて使う方がいます
力不足と役不足では真逆の意味になるので、間違えて使うと誤解を招く原因になります
こういった言葉を使う際には【読み手に意味が伝わるか】という事を意識する必要があるでしょう
────────────
□共感性と(改めて)ギャップ理論。そして、感情と論理・合理性
上の話題と被る所もありますが、物語において【読み手が共感出来るものか】【読み手の期待を裏切ることが出来るか】
というものは重要な要素であると考えます(絶対に必要!という訳ではありませんが)
例えば、ウミガメのスープの場合
過去に食べた人肉が【男が嫌っていた人物】と【男が大切にしていた人物】
どちらの方が【自殺する程ショックを受ける】と思いますか?
という様に、読み手が共感出来るであろう物をチョイスすることは、大切なことでしょう
また、ギャップ理論はそれ自体は前回思考で書いたので割愛しますが
これらの要素は【千人いたら千人が納得出来るものばかり選べるとは限りません】
例えば、ウミガメのスープだって、だからといって自殺する程のこと?と思う人は思うでしょう
感情というものは千差万別、十人十色ですから
と、ここで、それらを補うのが論理・合理性だと思っています
例えば、ウミガメのスープ
共感出来るかはさておき
過去にウミガメのスープを【偽られて】食べた
↓
【本物を食べた】時に偽られていた事を知った
という序列は筋道として至極当然の事ですよね
【本物の味を知ったら、昔食べた物が偽物だったと気が付く】ということは
他にも、狂信者はかく語りき
犯罪者・狂信者である主人公の行動そのものに共感出来る人は少ないかもしれません
ですが【本当の事を隠す】為に【嘘をつく】ということは合理性のある理由です
故に、納得出来る問題になっていると思っています
これらの様に、本筋の中に万人が納得出来るような論理性・合理性のある部分があると、より沢山の人に納得出来る様になるのではと考えています(これでも万全とは言えないでしょうが)
────────────
□その他諸々。そして最後に【自分自身が一人の読者となる】
文体・表現方法は、作り手によって味付け方法が違うので本思考では割愛。
アレンジや味付けの方法は、ラテシンのみならず、色々な小説を読むことで勉強出来ると思います
最後に共通して必要な作業(だと思っていること)として
【何も知らない気持ちで全文を最初から読み直す】
という事をオススメします
文章を構築するという作業は思いついた順に改変したり継ぎ足したりする場合もあるでしょう
その場合、読み返すと意味が重なっていたり、時系列がめちゃくちゃになることが、よく起こります
ですが、この時【既に全容を知っている自分】のまま読むと、その辺の矛盾や粗に気が付けないことは多いでしょう
ですから、一度【その問題に対して自分が理解している全てを、忘れて】
改めて【問題を最初から読んでみて下さい】
そうして【何も知らない自分が、最初から読んで(文章として)何も気に掛からず読むことが出来たのであれば】
自分の出し得る全力をもってして問題が出題出来るでしょう
────────────
さて、こうして問題が出来たら出題することになる訳ですが、この時にも気をつけなければならない事があると思います
その辺は出題者かもめ(一旦の)最終思考で考えていきます
────────────
今回のまとめ
一:文章が、誰を軸に語られているのかを意識する
二:読む人に理解出来る言葉を選ぶ(一般認知のない専門用語を避ける・誤用を避ける等)
三:最後に【何も知らないつもりで最初から読み直して】自分自身が納得出来るものか推敲する
α:問題が相手に共感出来るか、または、問題文から解説で、読み手の気持ちを(いい意味で)裏切ることが出来るか?を考える
┗→共感出来るかと関連して、行動・言動に、合理性・論理性があるかを意識する
β:文体・表現方法はラテシン以外でも、小説等から勉強出来る
[16年04月28日 15:33]
[269008]かもめの水平さん[常連]
【出題者かもめの第二思考『問題を彩る』】
さて、今回は実際に出題出来るように問題を改良・装飾していく為の作業を思考開示していきます
これも、かもめの独自論である為、四大要素や諸々の既存の方式・思考に影響を受けている所もあるものの、基本的には独自の進め方を書いていきます
────────
〇【コアテーマ】と【優先順位】
【コアテーマ】とは【問題&解説の核となるテーマの部分】を指します
前回思考の
【狂信者が神を信じていないと言ったのは何故?】
【悪事を働いたので、教派が非難されないよう、信者である事を隠した】
という部分で、その時には雛型と呼んだものですね
先ずは作り出した問題と解説の、コアテーマを見定め
……なんですか?
『核というのであれば、もっと細分化出来るのでは?』
至極ごもっとも。例えば上の雛型でも、もっと細かく抜き出すならば
【信じる者が信じていないと言ったのは何故】と神でなくても良いですし、その上で、
【信じていることを隠したかった】と細かく抜き出せますね
が、しません!
何故かというと【優先順位】と関係してきますが
【今回の問題において優先したい部分、残しておきたいテーマ性】を見定める為の作業でもあるからです
『どうしてもこれは使いたい!』と思う部分までに抜き出し作業は留めます
今回は【狂信者をテーマにしたかった】という点もあるので問題はここまでに
同様に
【信じていることを隠したかった】という所まで抜き出すと【宗教弾圧から逃れる為に】等の別の理由も考えついてしまうのですが
今回は【教派が非難されないように信者であることを隠した】という部分を使いたいというものもあるので、解説はこの形で留めました(悪事である必要はないのでそこは削ってもよかったのですが……)
さて、コアテーマを抜き出したら【優先順位】を決めます
問題コア(問題のコアテーマ)、解説コア(解説のコアテーマ)。どちらがより使いたいものであるかを考えましょう
ちなみに、優先順位は作りながら、なんらかの壁に当たった際に決めても良いです。
要は【伝えたい部分はどこか?】というものを常に意識しておきましょうということですね
さて、優先順位が決まったら『問題と解説で矛盾が起きてないか?』を先ず考えます
『問題コアで提起している謎を、解説コアは説明出来るようなものであるか?』と置き換えてもいいでしょう(この際、説明不足であるかは気にしてはいけません。あくまで、『説明出来るようなものであるか?』ですので)
ここで、矛盾していると思った場合は【優先順位】に倣って優先順位の低い方を変える必要があります
コアテーマから更に削ってみる、全く違うものを用意するエトセトラ……
さて、こうして矛盾がないものであるかを確認出来たら……
────────
雛型が出来た際、問題文と解説文を作成する作業はある程度平行して行います
もしくは、解説文を完成させてから情報を取捨選択し問題文を作っても良いでしょうし、逆も然り
ここら辺は個人の作りやすさ次第でしょうね
────────────
〇【親和ワード】を探す
【親和ワード】とはその名の通り【元となるワードに対して、親和性のあるもの】を指し示します
例えば【ウミガメのスープ】でしたら
海で遭難したという『海』に対して『ウミガメ』というワードは非常に親和性のあるものですよね
【ウミガメのスープ】という作品が、もし
【海で遭難した男が人肉のスープを『アフリカゾウのスープだ』と言われて食べたが、後から本物のアフリカゾウのスープを食べた時に真相に気付いて自殺した】というお話だったら、今ほど名作と呼ばれていたでしょうか?
海で取れることの出来る『ウミガメのスープ』だからこそ納得感が産まれると言えるでしょう
では実際に【狂信者はかく語りき】の雛型を使い親和ワードを探していきます
(例によって、本来はもっと試行錯誤していますが、成功例のみをあげます)
【悪事を働いたので、教派が非難されないよう信者であることを隠した】
『悪事』と親和性のある『犯罪』をチョイス
更に『犯罪』と親和性のある『死刑』をチョイス
そして、『死刑』になる程の『犯罪者』であるというアクティブ性に合わせて『隠す』よりも『嘘をついた』と積極性を持たせること
更に『死刑』になるほどですから『凶悪犯』であっただろうということから
問題文を
〇【狂信者は『神なんて信じていない』と言って死んでしまった。なぜ?】
と、問題文に謎の部分を付加
解説も【自分の悪事で教派が非難されないよう、死刑になる前に無神論の凶悪犯であることを装った】という風に変形
さらに『信者』であることから『聖書』『お守り』をチョイス
これを『無神論を装った』といワードと整合性を取るために【聖書等を処分する】ことに
そして、【処分する】という行動は【信じていない】という発言を強調できるものと思い
〇【狂信者は、聖書やお守りを捨てると『神なんて信じていない』と言って死んでしまった。なぜ?】
【自分の悪事で教派が非難されないよう、死刑になる前に無神論の凶悪犯を装った】
という風になりました
────────────
〇先取り予習思考
【伏線】と【伏線回収】
そして【ギャップ論】
────────────
本当は次回思考に回す予定でしたが、根幹の設定部分に関わるので、先回しして今回書きます
先ずシチュエーションパズルはある種、問題が【伏線】で、解説が【伏線回収】という関係性であると筆者は考えています
問題文で仄めかされている部分が、解説で明らかとなる
ここにシチュエーションパズルの楽しさがあります
もちろんシチュエーションパズルである以上【解説の全ての情報が問題に出ているか?】という意味ではありません
【問題に出ている情報が解説で全て解明されるか?】という意味なのです
例えば『タバコを吸う人ってカッコイイから問題文に書き足そう!』と、したとします
そこで【狂信者は、お守りや聖書を捨てて、タバコに火をつけた。そして『神なんて信じていない』と言って死んでしまった】
という風に問題文を書き換え
解説でも【タバコに火をつけた】という風な説明しかなかったらどう思いますか?
『え? タバコ吸う意味無かったんじゃ?』と思いませんか?
完全に否定する訳ではありませんが、こういった不必要な情報はなるべく避けるべきであると筆者は考えています
続けて【問題段階で伏せておく情報】ですが
ここで出てくるのが【ギャップ理論】
例えば、雨に濡れ捨てられた子犬を拾う男が
いつも誰にでも優しい人と
普段は粗野で乱暴な人なら
どちらの方がトキメキますか?
普段から美人な人がお洒落をしているのと
普段は控えめで楚々としている人がお洒落をしている
どちらの方がグッときますか?
という風にギャップを利用して印象を強くする方法を【ギャップ理論】と呼びます
※特にこれが、必ずしも使う訳でもないので後にしたかったのですが、設定段階で調整が要るのでやむなく今回にしました
【狂信者はかく語りき】でも『犯罪者』という部分を問題文では伏せてあります
これは『神を信じる』という『善行を行いそうな人種』が『凶悪犯』であるといるギャップを狙ったものです
この様に、問題文で伏せる情報は、解説を呼んだ時に印象が大きく変わるものをチョイスすると驚きが産まれることでしょう
────────────
さて、これで問題・解説のコアの部分を補強。【納得感を産む状況】を彩り、さらに、【問題文と解説の情報を調整】したことで、問題の根幹まで出来ました
設定が固まった所で、今回の思考はここまで、残りの作業、葉の部分にあたる【文書構成】の部分は
第三思考『シチュエーションパズルは【読み物】だ』
に続きます。また次回でお会いしましょう
────────────
今回のおさらい
1:問題・解説のコアテーマを決める
2:『伝えたい部分』を明確にする為に優先順位を決めつつ、問題と解説の整合性を確認する
┗→整合性が取れていないと判断した場合優先順位の低い部分から修正・変更する
3: 親和ワードを探して、設定に納得感を産む為の補強をする
4:解説と問題を比較して、問題で明確にする設定を調整する
コアテーマ【その時の問題でどうしても使いたい設定部分】
親和ワード【既にある状況・設定と親和性のあるもの】
[16年04月28日 15:33]
【出題者かもめの第二思考『問題を彩る』】
さて、今回は実際に出題出来るように問題を改良・装飾していく為の作業を思考開示していきます
これも、かもめの独自論である為、四大要素や諸々の既存の方式・思考に影響を受けている所もあるものの、基本的には独自の進め方を書いていきます
────────
〇【コアテーマ】と【優先順位】
【コアテーマ】とは【問題&解説の核となるテーマの部分】を指します
前回思考の
【狂信者が神を信じていないと言ったのは何故?】
【悪事を働いたので、教派が非難されないよう、信者である事を隠した】
という部分で、その時には雛型と呼んだものですね
先ずは作り出した問題と解説の、コアテーマを見定め
……なんですか?
『核というのであれば、もっと細分化出来るのでは?』
至極ごもっとも。例えば上の雛型でも、もっと細かく抜き出すならば
【信じる者が信じていないと言ったのは何故】と神でなくても良いですし、その上で、
【信じていることを隠したかった】と細かく抜き出せますね
が、しません!
何故かというと【優先順位】と関係してきますが
【今回の問題において優先したい部分、残しておきたいテーマ性】を見定める為の作業でもあるからです
『どうしてもこれは使いたい!』と思う部分までに抜き出し作業は留めます
今回は【狂信者をテーマにしたかった】という点もあるので問題はここまでに
同様に
【信じていることを隠したかった】という所まで抜き出すと【宗教弾圧から逃れる為に】等の別の理由も考えついてしまうのですが
今回は【教派が非難されないように信者であることを隠した】という部分を使いたいというものもあるので、解説はこの形で留めました(悪事である必要はないのでそこは削ってもよかったのですが……)
さて、コアテーマを抜き出したら【優先順位】を決めます
問題コア(問題のコアテーマ)、解説コア(解説のコアテーマ)。どちらがより使いたいものであるかを考えましょう
ちなみに、優先順位は作りながら、なんらかの壁に当たった際に決めても良いです。
要は【伝えたい部分はどこか?】というものを常に意識しておきましょうということですね
さて、優先順位が決まったら『問題と解説で矛盾が起きてないか?』を先ず考えます
『問題コアで提起している謎を、解説コアは説明出来るようなものであるか?』と置き換えてもいいでしょう(この際、説明不足であるかは気にしてはいけません。あくまで、『説明出来るようなものであるか?』ですので)
ここで、矛盾していると思った場合は【優先順位】に倣って優先順位の低い方を変える必要があります
コアテーマから更に削ってみる、全く違うものを用意するエトセトラ……
さて、こうして矛盾がないものであるかを確認出来たら……
────────
雛型が出来た際、問題文と解説文を作成する作業はある程度平行して行います
もしくは、解説文を完成させてから情報を取捨選択し問題文を作っても良いでしょうし、逆も然り
ここら辺は個人の作りやすさ次第でしょうね
────────────
〇【親和ワード】を探す
【親和ワード】とはその名の通り【元となるワードに対して、親和性のあるもの】を指し示します
例えば【ウミガメのスープ】でしたら
海で遭難したという『海』に対して『ウミガメ』というワードは非常に親和性のあるものですよね
【ウミガメのスープ】という作品が、もし
【海で遭難した男が人肉のスープを『アフリカゾウのスープだ』と言われて食べたが、後から本物のアフリカゾウのスープを食べた時に真相に気付いて自殺した】というお話だったら、今ほど名作と呼ばれていたでしょうか?
海で取れることの出来る『ウミガメのスープ』だからこそ納得感が産まれると言えるでしょう
では実際に【狂信者はかく語りき】の雛型を使い親和ワードを探していきます
(例によって、本来はもっと試行錯誤していますが、成功例のみをあげます)
【悪事を働いたので、教派が非難されないよう信者であることを隠した】
『悪事』と親和性のある『犯罪』をチョイス
更に『犯罪』と親和性のある『死刑』をチョイス
そして、『死刑』になる程の『犯罪者』であるというアクティブ性に合わせて『隠す』よりも『嘘をついた』と積極性を持たせること
更に『死刑』になるほどですから『凶悪犯』であっただろうということから
問題文を
〇【狂信者は『神なんて信じていない』と言って死んでしまった。なぜ?】
と、問題文に謎の部分を付加
解説も【自分の悪事で教派が非難されないよう、死刑になる前に無神論の凶悪犯であることを装った】という風に変形
さらに『信者』であることから『聖書』『お守り』をチョイス
これを『無神論を装った』といワードと整合性を取るために【聖書等を処分する】ことに
そして、【処分する】という行動は【信じていない】という発言を強調できるものと思い
〇【狂信者は、聖書やお守りを捨てると『神なんて信じていない』と言って死んでしまった。なぜ?】
【自分の悪事で教派が非難されないよう、死刑になる前に無神論の凶悪犯を装った】
という風になりました
────────────
〇先取り予習思考
【伏線】と【伏線回収】
そして【ギャップ論】
────────────
本当は次回思考に回す予定でしたが、根幹の設定部分に関わるので、先回しして今回書きます
先ずシチュエーションパズルはある種、問題が【伏線】で、解説が【伏線回収】という関係性であると筆者は考えています
問題文で仄めかされている部分が、解説で明らかとなる
ここにシチュエーションパズルの楽しさがあります
もちろんシチュエーションパズルである以上【解説の全ての情報が問題に出ているか?】という意味ではありません
【問題に出ている情報が解説で全て解明されるか?】という意味なのです
例えば『タバコを吸う人ってカッコイイから問題文に書き足そう!』と、したとします
そこで【狂信者は、お守りや聖書を捨てて、タバコに火をつけた。そして『神なんて信じていない』と言って死んでしまった】
という風に問題文を書き換え
解説でも【タバコに火をつけた】という風な説明しかなかったらどう思いますか?
『え? タバコ吸う意味無かったんじゃ?』と思いませんか?
完全に否定する訳ではありませんが、こういった不必要な情報はなるべく避けるべきであると筆者は考えています
続けて【問題段階で伏せておく情報】ですが
ここで出てくるのが【ギャップ理論】
例えば、雨に濡れ捨てられた子犬を拾う男が
いつも誰にでも優しい人と
普段は粗野で乱暴な人なら
どちらの方がトキメキますか?
普段から美人な人がお洒落をしているのと
普段は控えめで楚々としている人がお洒落をしている
どちらの方がグッときますか?
という風にギャップを利用して印象を強くする方法を【ギャップ理論】と呼びます
※特にこれが、必ずしも使う訳でもないので後にしたかったのですが、設定段階で調整が要るのでやむなく今回にしました
【狂信者はかく語りき】でも『犯罪者』という部分を問題文では伏せてあります
これは『神を信じる』という『善行を行いそうな人種』が『凶悪犯』であるといるギャップを狙ったものです
この様に、問題文で伏せる情報は、解説を呼んだ時に印象が大きく変わるものをチョイスすると驚きが産まれることでしょう
────────────
さて、これで問題・解説のコアの部分を補強。【納得感を産む状況】を彩り、さらに、【問題文と解説の情報を調整】したことで、問題の根幹まで出来ました
設定が固まった所で、今回の思考はここまで、残りの作業、葉の部分にあたる【文書構成】の部分は
第三思考『シチュエーションパズルは【読み物】だ』
に続きます。また次回でお会いしましょう
────────────
今回のおさらい
1:問題・解説のコアテーマを決める
2:『伝えたい部分』を明確にする為に優先順位を決めつつ、問題と解説の整合性を確認する
┗→整合性が取れていないと判断した場合優先順位の低い部分から修正・変更する
3: 親和ワードを探して、設定に納得感を産む為の補強をする
4:解説と問題を比較して、問題で明確にする設定を調整する
コアテーマ【その時の問題でどうしても使いたい設定部分】
親和ワード【既にある状況・設定と親和性のあるもの】
[16年04月28日 15:33]
[269004]かもめの水平さん[常連]
【出題者かもめの第一・五思考『問題作成までのアプローチの実例』】
ここでは実例で、問題までのアプローチ方法を提示していきます
【問題→解説の順でアプローチした場合】
A【逆転・否定】→A´a【裏返し】の使用例
A【逆転・否定】
利用テーマ【狂信者】
狂信者=神を【信じる者】が【信じてないと言う】のは何故か?
▽この問題を納得ある問題にする為のトリックを考える為にA´a【裏返し】を利用する
A´a【裏返し】
利用テーマ【信じていないと言う】(【逆転・否定】によって生まれたキーワードの1つ)
【信じていないと言う】裏返し→【本心では信じていない訳では『無い』としたら?】
=【嘘を吐く必要があった】=【嘘を吐かねば不利益が発生する】=【(狂信者にとって)神にとっての不利益が、自分の不利益】=【神の不利益】=【その神を信奉する信者が減ること】=【教派が非難を受ける】=【教派の男が悪事を働く】
▽
=【悪事を働いたので教派が非難を受けないように信者であることを隠した】
と、こうしてトリックも産まれ、問題の雛型が出来ました
出典:【狂信者はかく語りき】
【解説→問題の順でアプローチした場合】
A´【等号式】→A【逆転・否定】
A´【等号式】
利用テーマ【帽子】
【帽子】=【ひっくり返すと籠っぽい】【被る物】
=【被っていた帽子を籠代わりにした】
というトリックを先ず生み出しました
▽こうして出来たトリックを謎の状況にします
A【逆転・否定】
『被っていた帽子を籠代わりにした』ということは【今帽子を被っていない】
【被って出ていった帽子を、被って帰ってこなかったのを見たら普通は怒るか悲しむかしそうだ】
だが【籠代わりにしている帽子の中身が良いものだとしたら笑いそうではないか?】
としていき
▽『男が帰って来た時に帽子を被っていないので、女は怒るどころか喜んだ』
という風に謎が出来て、問題の雛型が産まれました
出典:【男はツラいよ?】
────────────
ここで書いた物は問題文の雛型です
いうなれば、プロトタイプ
ここからこの雛型を使って【問題】を作っていく訳ですが……
────其の辺は出題者かもめの第二思考『問題を彩る』に続きます
追記:まるであっさり作ったように見えますが、採用した部分だけを浮き彫りにしているためであり。本当はもっと作るのに試行錯誤していました。
[16年04月28日 14:56]
【出題者かもめの第一・五思考『問題作成までのアプローチの実例』】
ここでは実例で、問題までのアプローチ方法を提示していきます
【問題→解説の順でアプローチした場合】
A【逆転・否定】→A´a【裏返し】の使用例
A【逆転・否定】
利用テーマ【狂信者】
狂信者=神を【信じる者】が【信じてないと言う】のは何故か?
▽この問題を納得ある問題にする為のトリックを考える為にA´a【裏返し】を利用する
A´a【裏返し】
利用テーマ【信じていないと言う】(【逆転・否定】によって生まれたキーワードの1つ)
【信じていないと言う】裏返し→【本心では信じていない訳では『無い』としたら?】
=【嘘を吐く必要があった】=【嘘を吐かねば不利益が発生する】=【(狂信者にとって)神にとっての不利益が、自分の不利益】=【神の不利益】=【その神を信奉する信者が減ること】=【教派が非難を受ける】=【教派の男が悪事を働く】
▽
=【悪事を働いたので教派が非難を受けないように信者であることを隠した】
と、こうしてトリックも産まれ、問題の雛型が出来ました
出典:【狂信者はかく語りき】
【解説→問題の順でアプローチした場合】
A´【等号式】→A【逆転・否定】
A´【等号式】
利用テーマ【帽子】
【帽子】=【ひっくり返すと籠っぽい】【被る物】
=【被っていた帽子を籠代わりにした】
というトリックを先ず生み出しました
▽こうして出来たトリックを謎の状況にします
A【逆転・否定】
『被っていた帽子を籠代わりにした』ということは【今帽子を被っていない】
【被って出ていった帽子を、被って帰ってこなかったのを見たら普通は怒るか悲しむかしそうだ】
だが【籠代わりにしている帽子の中身が良いものだとしたら笑いそうではないか?】
としていき
▽『男が帰って来た時に帽子を被っていないので、女は怒るどころか喜んだ』
という風に謎が出来て、問題の雛型が産まれました
出典:【男はツラいよ?】
────────────
ここで書いた物は問題文の雛型です
いうなれば、プロトタイプ
ここからこの雛型を使って【問題】を作っていく訳ですが……
────其の辺は出題者かもめの第二思考『問題を彩る』に続きます
追記:まるであっさり作ったように見えますが、採用した部分だけを浮き彫りにしているためであり。本当はもっと作るのに試行錯誤していました。
[16年04月28日 14:56]
[269003]かもめの水平さん[常連]
【出題者かもめの第一思考『問題作成までのアプローチ』】
何から考えようか? と思った際
やはり先ずは出題において根の部分にあたる【どうやって問題を作ろうか?】という【問題を作る前段階】の部分に触れるべきだろう
先ずこれは私の中では、大きく分けて2種に分類される
即ち『問題文が先』か『解説文が先』の2種である
『問題文が先のアプローチ』
【先ず、不可思議な状況を想像して、そこに対して納得の出来る物語を生み出す】
原点『ウミガメのスープ』で言うのであれば
まず【スープを口にした男がそれを理由に自殺してしまう】という【一見すると、ありえないと思える不可思議な状況を先に想像する】
そこに【過去に、身内を材料としたスープを別の材料と偽られ食した事実に、本物を口にしたことで気付いてしまった為に絶望の末自殺した】という【納得の出来る背景】を考え出すという方法
『解説文が先のアプローチ』
【先ず、謎のコアとなるアイデアを想像して、そこに設定を加え、問題文を作り出す】
同じく『ウミガメのスープ』で言うのであれば
先ず【過去に食材を偽装されていたことを、本物を食したことで気付く】
というコアの部分を想像し
それに対して【偽られた元の食材は身内の肉】=【だから本物のスープを食した時に絶望して死んでしまった】等々の付加価値をつけていくことで【スープを口にした男がそれを理由に自殺してしまう】
という問題部分を作る方法
そして、問題文・解説文という関係上。この二つは相互的に作用する
要するに【卵が先か鶏が先か】というような話なのである
さて、、、2種から更にパターンを分けてみる
【問題文が先のアプローチ】
A『逆転・否定』
例えば【電灯を点ければ明るくなる】というのが普通であるが(普通だよね?)
これを
逆転──【電灯を点けたら『暗くなった』】
否定──【電灯を点けたが『明るくならなかった』】
という風にしていって、不思議な状況を作り出す方法
B『無関係な事象』
【電灯を点けたら桶屋が儲かった】という風に
1つつの出来事から全く別の出来事が起こり不思議な状況を作るという方法
この方法はどこまでも無限に可能性を広げることが出来る分、この方法を起点に問題文を作ると関連性を付けられなくなり収拾がつかなくなる場合も多い。
C『既存の物を利用する』
いわゆるリサイクル・オマージュ問題やラテクエ問題である
既存の問題文に対して別の解釈を作る方法
他にも元々は問題では無いものに解釈を考える場合もある(アメリカンジョークにもっともらしい理由をつける等)
△
上の方法で不思議な謎を作れたら、下の方法等を使いトリックやカラクリ等を考える
下の方法でトリックやカラクリを思いついたら、上の方法等で謎の部分を考えていく(ただし、トリックによっては自ずと謎の状況が限定される為この限りではない)
▽
【解説からのアプローチ】
A´【等号式】
所謂連想ゲーム『風が吹けば桶屋が儲かる』理論である
1個のワードから関連するワードを考え、更にそこから関連するワードを……と考えていく
このアプローチからトリックを作る場合、自ずと問題アプローチAやBの状況になりやすい為に、とても相性の良い方法である
逆説的に、問題アプローチAやBを使う場合はこの方法でトリックを考えることも多い
また状況のみならず、道具の利用方法などキーアイテムから連想する場合もる
A´a【裏返し】
『等号式』の派生で
ワードを先ず否定した上で等式を作り出す方法
『笑っている』が『実は【悲しい】』『別に【何かが面白い訳ではない】』=……というように作っていく方法
ここから問題文を作るというより、謎の状況を用意した場合、ここからカラクリを考える場合が多い。
B´【経験】
実際の経験から使えそうなアイデアを使う
日常の物をつぶさに観察する必要がある
また、古典トリックなどを使う場合もある。が、その場合は問題文をよくアレンジする必要があるだろう
C´【言葉遊び】
言葉のもつダブルミーニング等を使う場合である。辞書などから使えそうな言葉がないか探すことも多い
D´【物語を作る】
問題文をドラマチックにするという訳ではなく
プロット(粗筋)的でもいいので何らかのシナリオを作っていき、そこにある情報を取捨選択して、謎の物語に仕立てていく方法
解説ありきの方法のため、問題文アプローチからこの方法を利用することは先ずない
────────────
この方法は、かもめの水平が問題を作る場合の基本的な分け方をしているだけであるため
無論他の方法も沢山ありますし、これらの意見に反論がある方もいるでしょう
他の方法に関しては他の方々の考察にお任せすることとし
【これは、あくまでも
かもめの水平の独自論であり普遍的なものではない】ということを最後に明記させていただきます
[編集済]
[16年04月28日 14:40]
【出題者かもめの第一思考『問題作成までのアプローチ』】
何から考えようか? と思った際
やはり先ずは出題において根の部分にあたる【どうやって問題を作ろうか?】という【問題を作る前段階】の部分に触れるべきだろう
先ずこれは私の中では、大きく分けて2種に分類される
即ち『問題文が先』か『解説文が先』の2種である
『問題文が先のアプローチ』
【先ず、不可思議な状況を想像して、そこに対して納得の出来る物語を生み出す】
原点『ウミガメのスープ』で言うのであれば
まず【スープを口にした男がそれを理由に自殺してしまう】という【一見すると、ありえないと思える不可思議な状況を先に想像する】
そこに【過去に、身内を材料としたスープを別の材料と偽られ食した事実に、本物を口にしたことで気付いてしまった為に絶望の末自殺した】という【納得の出来る背景】を考え出すという方法
『解説文が先のアプローチ』
【先ず、謎のコアとなるアイデアを想像して、そこに設定を加え、問題文を作り出す】
同じく『ウミガメのスープ』で言うのであれば
先ず【過去に食材を偽装されていたことを、本物を食したことで気付く】
というコアの部分を想像し
それに対して【偽られた元の食材は身内の肉】=【だから本物のスープを食した時に絶望して死んでしまった】等々の付加価値をつけていくことで【スープを口にした男がそれを理由に自殺してしまう】
という問題部分を作る方法
そして、問題文・解説文という関係上。この二つは相互的に作用する
要するに【卵が先か鶏が先か】というような話なのである
さて、、、2種から更にパターンを分けてみる
【問題文が先のアプローチ】
A『逆転・否定』
例えば【電灯を点ければ明るくなる】というのが普通であるが(普通だよね?)
これを
逆転──【電灯を点けたら『暗くなった』】
否定──【電灯を点けたが『明るくならなかった』】
という風にしていって、不思議な状況を作り出す方法
B『無関係な事象』
【電灯を点けたら桶屋が儲かった】という風に
1つつの出来事から全く別の出来事が起こり不思議な状況を作るという方法
この方法はどこまでも無限に可能性を広げることが出来る分、この方法を起点に問題文を作ると関連性を付けられなくなり収拾がつかなくなる場合も多い。
C『既存の物を利用する』
いわゆるリサイクル・オマージュ問題やラテクエ問題である
既存の問題文に対して別の解釈を作る方法
他にも元々は問題では無いものに解釈を考える場合もある(アメリカンジョークにもっともらしい理由をつける等)
△
上の方法で不思議な謎を作れたら、下の方法等を使いトリックやカラクリ等を考える
下の方法でトリックやカラクリを思いついたら、上の方法等で謎の部分を考えていく(ただし、トリックによっては自ずと謎の状況が限定される為この限りではない)
▽
【解説からのアプローチ】
A´【等号式】
所謂連想ゲーム『風が吹けば桶屋が儲かる』理論である
1個のワードから関連するワードを考え、更にそこから関連するワードを……と考えていく
このアプローチからトリックを作る場合、自ずと問題アプローチAやBの状況になりやすい為に、とても相性の良い方法である
逆説的に、問題アプローチAやBを使う場合はこの方法でトリックを考えることも多い
また状況のみならず、道具の利用方法などキーアイテムから連想する場合もる
A´a【裏返し】
『等号式』の派生で
ワードを先ず否定した上で等式を作り出す方法
『笑っている』が『実は【悲しい】』『別に【何かが面白い訳ではない】』=……というように作っていく方法
ここから問題文を作るというより、謎の状況を用意した場合、ここからカラクリを考える場合が多い。
B´【経験】
実際の経験から使えそうなアイデアを使う
日常の物をつぶさに観察する必要がある
また、古典トリックなどを使う場合もある。が、その場合は問題文をよくアレンジする必要があるだろう
C´【言葉遊び】
言葉のもつダブルミーニング等を使う場合である。辞書などから使えそうな言葉がないか探すことも多い
D´【物語を作る】
問題文をドラマチックにするという訳ではなく
プロット(粗筋)的でもいいので何らかのシナリオを作っていき、そこにある情報を取捨選択して、謎の物語に仕立てていく方法
解説ありきの方法のため、問題文アプローチからこの方法を利用することは先ずない
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この方法は、かもめの水平が問題を作る場合の基本的な分け方をしているだけであるため
無論他の方法も沢山ありますし、これらの意見に反論がある方もいるでしょう
他の方法に関しては他の方々の考察にお任せすることとし
【これは、あくまでも
かもめの水平の独自論であり普遍的なものではない】ということを最後に明記させていただきます
[編集済]
[16年04月28日 14:40]
かもめの水平さん[常連]さんが入室しました。
ウミガメのスープを一つください。[16年04月28日 14:39]
ウミガメのスープを一つください。[16年04月28日 14:39]
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