いつまでも相棒でいような
そんなことを言い合う仲だった。
が、ある時オレが漫画にカブレて刃物の扱い方に興味を持ち、
動物を捕まえてきては切り刻み、何処を切れば人は死ぬのか?そんな事を考え始めた頃から
奴とは疎遠になり、最終的には奴はオレと手を切りオレの元を去っていった。
その後、裏世界では殺し屋として名を馳せるようになった頃
奴はオレの前に現れた。もう一度手を握りたいのだという。
都合のいいことを・・
そう思いつつ、オレはその申し出を断った。
なぜ?
Day After Solved に投下した「Jack the Ripper」の表裏一体作です。
殺し屋として名を馳せたのはオレですか?
Yes ますよん。
オレと奴以外に正解要素に必要な登場キャラクターはいますか? [編集済]
微妙に重要度落ちるのが1名いますが、居ないと考えても正解たどり着けます。 [編集済]
手を握りたい、とは協力関係を持ちたい、という意味ですか?
No かなぁ。協力はちょっと違うかな~ [良い質問]
オレが捕まえた動物は人間ですか?
No です。 まあ、なんでもいいのですが、のら犬とかですかねぇ?
非現実的要素はありますか?
No ないです。
奴はオレと手(物理)を、切りましたか?
Noです。
奴の現在の容姿は重要ですか?
Noかな、容姿は余り重要ではないです。まあ、殺し屋なので人相は良くないかもしれません。
奴は警官になっていますか?
No です。
動物を切り刻み→殺傷ますか?
Yes かな。まあ、死ぬでしょうね。
私の表世界の職業は重要ですか?
No です。 [良い質問]
殺し屋とは、一般的にいう人間を殺すという解釈でよいですか?
Yesです。(まあ、そんなもんは「非現実存在だ」といわれれば非現実的かもしれませんがw
奴も裏の世界で仕事をしていましたか
No! です。 [良い質問]
奴がオレの元を去って行った時、実際に手を傷つけましたか?
Noです。
奴のいう、手を握りたいというのは俺の手ですか?
Yes です。 [良い質問]
オレは殺し屋、奴は医者になりましたか?
Yes!です。 [良い質問]
オレは殺し屋として、奴に依頼されましたか?
Noです。
奴は人間ですか?
Yesですん。
オレと奴に血縁関係はありますか?
Noです。
奴が俺の前に表れたのは、俺の心配をしてますか? [編集済]
ある意味Yes ますかね。 [良い質問]
俺は手がありますか?
No 取れかかっています。 [良い質問]
メスで人を救いたい奴と、人を殺したいオレ。道が違う二人は疎遠になったが、現実社会の汚さに嫌気が差した奴は、オレの世界に入りたいというが、堅気が一番に決まってる、とオレは断りましたか?
Noですが、どことなく雰囲気は近いかな・・?
奴のもとに、オレのスナイプした患者が運び込まれてますか?
Noです。 基本二人で成り立ちます。(@1名は重要度としては落ちます。居なくても成り立ちます。
奴は俺の手を治したいと考えてますか?
Yes です。 [良い質問]
奴は@1名の手をオレに移植しようとしていますか?
Noです。
奴は相棒であった俺の手を治したいと思うが闇の世界で生きる俺に手をかすのは奴のこの先に支障が出ると思い断りましたか?
Yes ここで正解行きます~ [正解]
23.24より奴は自分の手を俺に移植しようとしていますか?
Noます。
では、奴は自らの手をオレに移植しようとしてますか?(確率的には非現実的ですがw)
Noですん。そですねぇその設定だと 非現実かどうかは かなり怪しげな回答をしたかもしれません。
「いつまでも相棒でいような」
そんなことを言い合う仲だった。
だが、ある時から道は分かれ始めた。
根が真面目な奴は、「俺は医者になる」なんて言い出した。
たしかに奴は頭はいい。もしかしたら医者となるだけの才はあるのかもしれない。
だが・・医者になるには医学部に行く必要がある。
その金をどうするのか問いただしてみれば
【正しいことをしていれば必ず神様が助けてくれる】
だそうだ。まったく、都合のいいことばかり言ってやがる。
だが奴は本気なようだ。だんだんと奴は周りの連中との付き合いも悪くなり、
周りからの盗みの誘いやギャングの抗争などには顔を出さなくなった。
当然そんなことをすれば、周りから浮く。まして、ここは掃溜めのようなところだ
真面目な人生を歩もうとしている奴など煙たいだけの存在でしか無い。
周りの連中は、最初はヤツをからかうだけであったが、それはだんだんとエスカレートしていった。
子供の喧嘩と言うなかれ。此処はスラム。
ちょっとした事で刃物を出す奴もいればサタデーナイトスペシャル(低品質だが安価な小型拳銃)をとり出す奴はそこら中にいる。
俺はそんな連中をやつから遠ざけるために必死だった。
そんな時だった。ゴミ山から拾ってきた落ちていたサバイバルナイフとその傍らに捨ててあった日本の漫画。
その中で描かれるサムライブレードを振るう用心棒。それに憧れ刃物の扱いを学びだした。
対して体格がいいわけでもない俺は、どうやれば人を殺せるか?無力化させることができるか?
を必死で学んだ。奴を護衛してやるつもりだった。
そうしているうちに、俺はスラムでもそれなりに名の知られた存在になっていた。
そんな時、マフィアからスカウトが来た。
「汚れ仕事を専属でやらないか?」
というものだった。
俺はダメ元で「ヤツの学費を出してくれるなら従う」そう言ってみた。
ボスは、面白いことを言う奴がいる とでも思ったのだろう。
気前よく、出資をしてくれたよ。
こうして俺とヤツの道は完全に2つにわかれた。
その後。俺は裏世界では殺し屋として名を馳せるようになり、この街で忌み嫌われる存在となった。
そして奴は世界でも有数な外科医になり、この腐れた街の希望の星の存在となった。
そんなある日。俺はヘマを踏んだ。どうやら敵方の組織に居場所が割れていたらしい。
巨大な刃物をもった東洋人にいきなり切りつけられた。
いつも持ち歩いているあのサバイバルナイフが手元にあれば対処もできたのかもしれないが・・
その日に限ってそれは俺の懐にはなかった。
気がつけば切り落とされかけ、皮一枚つながっただけの右手を抱えていた。
目についた病院のドアを蹴り開けて駆け込む。
「なあ、先生よ。上手いことくっつけてくれや。
もう一度手を握れるようになりたい。銃が握れねーんじゃ仕事ができねーからな」
そう言って痛みで伏せていた顔を上げ、相手の顔をよく見ると・・・奴だった。
奴は少し俺の様子を確認した後こういった。
「切り口は鋭利ですね、これならくっつくとは思います。
あと・・覚えてますか?子供の頃私、アナタと友人だったんですよ。
手が治ったら、また握手しましょう。」
・・・呆れたもんだ。今や奴はこの街の希望の星、かたや俺はこの街を象徴する底辺の悪党だ。
そんな二人が握手・・だと・・?ダブロイド紙の連中に何を書かれるかわかったもんじゃありゃしねぇ。
それとも、まだ【正しいことをしていれば必ず神様が助けてくれる】とでも思っているのだろうか?
まったく・・都合のいいことを・・
だが、この俺の唯一の誇りに汚点をつける訳にはいかない。
俺はその申し出を断った。
※Day After Solved に投下した「Jack the Ripper」の表裏一体作です。
(もともとそのつもりで作ったわけではないのですが・・)
そのため、問題文に謎・矛盾成分が薄いです。申し訳ありません。
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