しかし、彼はその「ウミガメのスープ」を一口飲んだところで止め、シェフを呼びました。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男は急に黙り込み、そして大きな声で笑いながら
「こんな美味しいウミガメのスープは初めて食べたよ、ありがとう!」
と言った。
程なくして男は急に泣き出してしまい、途中からそのスープを食べることが出来なかった。
一体なぜ男は笑い、そして泣いてしまったのだろうか?
★称号獲得記念。皆様のおかげです!
いつもは不味い『ウミガメのスープ』を飲まされていましたか?
YES! さすが目の付け所が! [良い質問]
男の玄孫(赤ん坊)が泣き出してしまいスープを食べるのを中断しましたか?
NOです
男は嘘をつきますか?
NOです
初めは美味しかったのですが途中からやっぱり不味い『ウミガメのスープ』になりましたか?
NOです!
カニバリますか?
私の問題だとNOです!
「子供がまだ食ってる途中でしょうが」とお父さんが怒ったので純は泣いてしまった訳で・・・ですか?
あ~あ~あああああ~あ~・・・邦衛さんじゃありませんでした!
男は嬉しくて泣きましたか?
NOです
咳き込んで涙がチョチョ切れましたか?
NOチョチョです!
男は騒いだので店を追い出されましたか?
NO!
1より 不味いウミガメのスープを作った人は重要ですか?
YES!! 重要です! [良い質問]
スープを食べれなくなったのは死んだからですか?
NOです!「男が」死んだっていう意味ですよね? [編集済]
男の子供は登場しますか?
NOです!
10より その人は今も生きていますか?
NOです!おー、これは素晴らしい [良い質問]
男の母は料理上手でしたか?
YESNO、関係しません が・・・
男の家族は重要ですか?
YES!! [良い質問]
男は昔から不味いウミガメのスープを飲んでいた。その人が亡くなりその人の事を偲んでウミガメのスープを頼んだら美味かった。ああウミガメのスープは美味かったんだ。ちくしょう悔しいなですか?
うーん、惜しい感じです! [良い質問]
美味しい料理を食べている内に、亡くなった妻の作ったまずい料理を思い出して悲しくなって泣いてしまいましたか
YES! 素晴らしい! [正解]
妻の死を実感しましたか?
No 男は妻の死を既に受け入れています。
妻は味が分からなくなっていっていきましたか?
NOです
男の家は山の中にありますか?
YESNO関係しません
男は昔貧乏でしたか?
YESNO関係しません
妻は男に嘘をついていましたか?
ん~、YESかなぁ
不味いウミガメのスープは本物のウミガメのスープでしたか?
NOです!が、正直そこまで重要ではありません
妻はわざと不味い『ウミガメのスープ』を造りましたか?
YES!! 素晴らしい [正解]
妻は一度食べた味は完全再現できる舌の持ち主なので生きているうちにこのレストランに連れて来たかったと男はしょんぼりしましたか?
NOです。 あー、これいいですね。こういう感じにすればよかったかも・・・w
24より 男は糖尿の気がありましたか?
Noです!
妻は旦那への嫌がらせとして、クソまずいウミガメのスープを作りましたか?
YES! そういうことです!なぜイヤガラセをしたでしょうか? [良い質問]
妻の故郷ではウミガメとは醗酵した昆布っと言う意味でしたか?
NOですwすごいw
妻は夫の浮気に気付いて腹いせに作りましたか?
NOです
妻は男の身体を気遣い脂肪分と中毒性の高いウミガメのスープを不味く創りましたか?
NOです!
27より 姑の執拗な嫌がらせと舅の執拗なセクハラに何にも対策を講じない夫への腹いせですか?
すごいwwNOですが・・・w
夫は料理評論家ですか?
NOです!
男は料理を作れませんか?
ん~、YESNOです
どんなものを作っても美味いも不味いも言わない夫にどれくらい不味いものを作ったら不味いと言うか実験しましたか?
NOですが、近いですね!そういう意味もあったのでしょう [良い質問]
男は漁師で日ごろからウミガメを殺戮していましたか?
NOです!
旦那「ウミガメのスープを食べたい」妻「はぁ!?そんなの作れる訳ないでしょ!?」旦那「食べたい!食べたい」妻「はいはい!(クソ不味クッキング中)はい。残さず食べてね」旦那「わーい!……不味っ」妻「あ?」旦那「美味しいでーす(涙)」ますか? [編集済]
NO 可愛い旦那ですw赤いの進呈! [良い質問]
男は水族館で働いていますか?
NOです
夫は昔気質だったので家の事は何にもしないタイプでしたか?
NOですが、近い・・・?んーどうだろうか・・・
夫は検査屋さんですか?
NOです
夫は金箔屋さんですか?
NOです
34どんなに不味くたって愛する妻の手料理には残さず完食しますか?
YES! [良い質問]
夫は研究職ですか?
NOです
男はレストランのオーナーでしたか?
NOです
夫は人喰い姫ですか?
NO! カニバ無理ですw
妻は旦那の愛を試していましたか?
NOです
妻は髪の毛とか生爪を隠し味の愛情と言って入れちゃうタイプでしたか?
何それ怖いww
夫はフードファイターですか?
NOですw
旦那は味覚障害がありましたか?
NOです!
男は病人でしたか?
NOです
妻は乙姫でしたか?
NOです
夫は医者の不養生で、妻は良薬口に苦しと不味いウミガメのスープを食べさせてましたか?
NOです
妻の風呂の残り湯が出汁ですか?(決してエロではございません) [編集済]
NOです! きっつぅうううう
男の愛してきた妻は男の妄想で不味い料理も本当は男が作っていて。実際の料理を食べた際に本当は妻なんていなかった(男の仲での妻の存在の死)事を認識して悲しくなりましたか?
おー、これは深いですね。面白い発想です
男には妻がいた。男の仕事は軍関係だったため、どこにいくか、いつ帰ってくるかも妻に言えない状態で
一人家に残したまま、何日も家を空けることが多かった。
男が家に帰った日、妻は必ずといっていいほど彼女の得意料理だというウミガメのスープを振舞った。
料理の上手な妻だったか、どういうわけかこのウミガメのスープだけはとても不味く、男はこのスープが苦手だった。
妻は男がこのスープを飲んでいる間、嬉しそうに黙ってこちらを見つめているので男はこの料理が不味いなどと言えず
黙って最後まで食べるしかなかった。
時がたって、年老いた男は海軍を抜け、妻は程なくして病気で逝ってしまった。
妻の命日、少し懐かしくなり、ウミガメのスープが飲めるというレストランを探し、男はそこでウミガメのスープを注文した。
一口飲んで、男は驚いた。
妻が振舞ったウミガメのスープとは味も風味も似ても似つかないものだったからだ。
男はシェフを呼び出し、尋ねた。
「すみません。これは本当にウミガメのスープですか?」
「はい・・・ ウミガメのスープに間違いございません。」
男はそこで悟った。
あのスープは帰りが不定期で家を空けることが多かった自分に対しての妻の些細なイヤガラセだったのだ。
こんなことに今頃気づくとは・・・。
男はおかしくなり、笑い出してしまった。
そして、そんなことにも気づいてやれなかった自分が情けなくなり、寂しさが襲ってきて、ついに泣き出してしまった。
男は勘定を済ませ、店を出ると妻の墓へと向かった。
「君が振舞ったウミガメのスープ、あれは一体なんだったんだい?」
男は花を墓前に差し出しながら小さくつぶやいた。
「君はとんでもない女だったな。僕がそっちにいったら罵ってやろう」
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