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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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滅びた村の宝物

これはとある中世っぽい世界での話。



自称魔王が何体もいるご時勢、様々な場所で魔物が跋扈し被害を出しています。

占い師は日課の『この先の出来事』を占い、『ゆく先で不幸が待ち受けている』と出たことを新人冒険者に話しました。



「新人さん……新人さん……それでも行きますか……?」

「いや、し……げふんごふん。家を出る条件としてある程度行き先が指定されてんだよな。この先の村に行かなきゃなんねーんだ」



そうして彼らがたどり着いた先の村は、魔物の襲撃によって滅んでいました。



「これは……!」



そして隠されていた大切なもの一つだけが、傷一つついていない状態で放置されていました。

しかし……



その滅びた村に隠されていた大切なものが何だったのか、どこにあったのか、そしてどういう状態だったのかを探ってください。
10年09月05日 18:31 [枯れた植木]
【ウミガメ】
とある中世っぽい世界シリーズ
No.1[あらすとる]09月05日 18:3709月05日 18:37

魔物たちの狙いは、その隠されていたものでしたか?

いいえ、村全体を滅ぼすことが目的でした。

No.2[kukuku]09月05日 18:3709月05日 18:38

その宝は金属製ですか?

いいえ、違います。

No.3[あらすとる]09月05日 18:4309月05日 18:43

それは村にとっては秘宝といった感じのものですか?

いいえ、村にとっての秘宝ではありません。

No.4[kukuku]09月05日 18:4509月05日 18:47

それはそのまま放置していても変化ありませんか?(風化は除く)

はい、風化など自然に朽ちるのでなければ変化はありません。

No.5[あらすとる]09月05日 18:5109月05日 18:54

それは『宝』と呼ぶにふさわしいものですか?

はい、多くの人が大切にするべきものだと言うでしょう。

No.6[駄目DJ]09月05日 19:0109月05日 19:03

襲撃した魔物は破壊を試みましたか?

はい、魔物は村の全てを滅ぼそうと試みたので、その中にその『大切なもの』も含まれます。 [編集済]

No.7[めちゃ魔2]09月05日 19:1009月05日 19:11

魔物はその大切なものを見つけましたか?

いいえ、見つけられませんでした。

その『大切なもの』は隠されていて、魔物に襲われることはありませんでした。
No.8[めちゃ魔2]09月05日 19:1409月05日 20:06

大切なものは生き物ですか?

はい、生き物です。しかし……

No.9[みょん]09月05日 19:1709月05日 20:07

命ですか?

はい、しかし……

No.10[kukuku]09月05日 19:1909月05日 20:07

それは現代の一般的な家に置いてますか?

はい、それがある家もあります。

No.11[うみねこ]09月05日 19:4909月05日 20:07

大切なものは硬いものですか?

いいえ、硬くはありません。

No.12[あらすとる]09月05日 20:0809月05日 20:13

発見されたときにはまだ生きていましたか?

いいえ、生きていませんでした。

No.13[うみねこ]09月05日 20:2409月05日 20:28

大切なものは動物でしたか?

はい、動物です。

No.14[みょん]09月05日 20:3309月05日 20:37

親友、またはペットの死体ですか?

いいえ、新人冒険者と占い師の親友、あるいはペットの死体ではありません。

No.15[あらすとる]09月05日 20:4709月05日 21:05

隠されていた場所とは、その生き物が死んだ理由になりますか?

いいえ、隠されていた場所は生き物が死んだ理由にはなりません。

No.16[ケラケラ]09月05日 20:5909月05日 21:04

大切なものは人間ですか?

はい、人間です。

No.17[ケラケラ]09月05日 21:0609月05日 21:07

それは赤子でしたか?

はい、赤子です。

No.18[kukuku]09月05日 21:0609月05日 21:07

大切なものに名前はついていましたか?

はい、ついていました。しかしそれを知る人も、もうこの世にはいません。

それが隠されていた場所は……
No.19[あらすとる]09月05日 21:1009月05日 21:11

そこは地下でしたか?

はい、ひんやりとした地下でした。

この村は、あるものが特産でした。
No.20[あらすとる]09月05日 21:1409月05日 21:15

ひんやり…井戸の中?

いいえ、井戸の中ではありません。

No.21[kukuku]09月05日 21:2409月05日 21:25

その村の特産品は工芸品ですか?

いいえ、工芸品ではありません。

No.22[あらすとる]09月05日 21:3409月05日 21:34

特産品は飲食物でしたか?

はい、飲食物です。

No.23[kukuku]09月05日 21:5509月05日 21:57

赤子は一目でわかる場所にいましたか?

いいえ、一目で分かる場所にはいませんでした。

No.24[めちゃ魔2]09月05日 21:5709月05日 21:59

特産物は地下で作る冷たい物? [編集済]

いいえ、地下で特産品は作っていません。 [編集済]

地下にあることにこだわるよりも、赤子がいた場所の用途と特産品の関連性を考えてください。
No.25[めちゃ魔2]09月05日 22:0109月05日 22:04

赤子は凍っていた?

いいえ、凍るほどそこの温度は低くありませんでした。 [編集済]

No.26[緋鷹]09月05日 22:0209月05日 22:04

赤子の死を村人は望んでいましたか?

いいえ、望んでいません。魔物から守るため、赤子をそこに隠すほかありませんでした。

No.27[めちゃ魔2]09月05日 22:0709月05日 22:10

赤子がいた場所は特産品を冷やす冷蔵庫?

はい、概念としては極めて近いでしょう。

No.28[緋鷹]09月05日 22:0709月05日 22:10

赤子がいた場所は特産品の保存のための場所でしたか?

はい、まさにその通りです。

No.29[kukuku]09月05日 22:0809月05日 22:10

赤子を隠していたものは何かの容器ですか?

いいえ、容器ではありません。そこは地下の一室でした。

地下の一室の温度は10度から15度、湿度は60から90%です。
No.30[あらすとる]09月05日 22:1409月05日 22:15

赤子がいた場所には、他にも重要なものはありましたか?

はい、赤子と特産品がしまわれていた他、温度計と湿度計がありました。

No.31[緋鷹]09月05日 22:1509月05日 22:16

この地下自体に魔物は入りましたか?

いいえ、入り口が厳重に閉ざされていたので入りませんでした。

No.32[kukuku]09月05日 22:1609月05日 22:18

特産品は酒ですか?

はい、酒の一種です。

No.33[駄目DJ]09月05日 22:1809月05日 22:19

ワインの貯蔵庫?

はい、ワインの貯蔵庫です。それでは回答をどうぞ。

それは赤子。小さな命。



背中に傷を負って事切れた母親がのしかかるようにして閉ざされたワイン蔵に、赤子が傷一つ無い状態で放置されていました。

しかし隠されてから時間がたちすぎていたその赤子は、母親の願いもむなしく死んでいました。

新人冒険者と占い師は母親と赤子を弔って、旅を続けるのでした。――――魔物の増えたこの世界の荒廃具合をかみ締めて。



   ・ ―――――――――― ・



王国の王弟は、自分の指示で冒険者を始めた第十二王子からの手紙に目を通していました。



「ふむ、あの村の者は兵士嫌いだったから甥に行かせたが……そうか、すでに滅んでいたか。

“神託の井戸”も破壊され、これで魔王への対抗手段が一つ無くなった……そろそろ我々も本格的に腰を上げねばならんな」



そして王弟は手紙をしたため、旧友たちに送ったのでした。
10年09月05日 18:31 [枯れた植木]
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
駄目DJ>>物語のシリーズ化は新しいような気がします。(過去にあったらごめんなさい) 連載もの見ているようでわくわくしますね。[06日01時59分]
T-Key>>続編また楽しみです。どうなるのやら・・・(-ω-;)期待ですね!![05日23時40分]
枯れた植木>>次は亀夫君の予定です。皆さん、お付き合いいただきありがとうございました。[05日22時48分]
あらすとる[★古参]>>悲しい話でしたね…でも、全体的なストーリーもこれで動き始めてきた感じですし、良問でしたね。次回にも期待しています。[05日22時42分]
あらすとる[★古参]>>おお、中世世界来ましたね。では、早速チャレンジといきましょう![05日18時36分]
枯れた植木>>今回の話はシリアスなのです……[05日18時32分]
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