だが、店員が持って来たのは「いつもの」ではないものだった。
それでも男は何ごともなかったかのようにそれをいただいて、いつも通りの会計をして帰った。
いったい、どういうことだろう?
「いつものください」は「いつ物、下さい。」ですか? [編集済]
NO 「いつも頼むものを、持ってきてください」という意味です
男の視力は正常ですか?
YES 何も問題ありません
非現実要素がありますか?
NO ありません
店員が持って来た「いつもの」は常連の男が注文したものですか?
NO 注文したいつものとは違うものでした
双子関係ますか?
NO 双子ません
「その店」が何の店かを特定する必要はありますか? [編集済]
YES! 特定してください [良い質問]
何の店か特定したほうがいいですか?
YES! 特定したほうがいいですね [良い質問]
食べ物を扱う店ですか?
YES 飲食店なんですが…
「いただいて」は「板抱いて」ですか?
NO 言葉遊びませんw
店は動きますか?
NO しっかりと建てられている店です
男はいつも日替わりメニューを注文しますか?
NO 日替わりではありませんが、発想は面白いので良質を! [良い質問]
男は人間ですか?
YES 人間です [編集済]
おねぇちゃんがメインの店ですか?
NO 純粋な食事がメインの店です
いただいて=食べて、という意味で良いですか?
YESNO そういう意味合いなんですが、この場合、「食べて」ではなく… [良い質問]
何料理かを特定したほうがいいですか?
YES! 何の料理かが重要です! [編集済] [良い質問]
いつもの=日本料理ですか?
NO 日本料理ではないですね
14より、飲み物ですか?
YES! ある飲み物です! [良い質問]
男は何かをお持ち帰りしましたか?
NO 店内で食事しました
男はバーの常連で、『いつもの』は『その日の自分に合わせたオリジナルカクテル』で、毎回マスターが色んなカクテルを提供してくれますか?
NO 注文品の内容はいつも同じです…が、その日を除いて。バー、カクテルではありません
男の注文するものはいつも一つですか? [編集済]
YES それ一つです
いつもの=ウミガメのスープですか?
NO 初め、いつものスープというタイトルにしようか迷いましたが、大きくミスリードになると思いましたのでやめましたw ぜひ良質を! [良い質問]
19の返答より、その日は男にとって何か特別な日でしたか?
NO! 男のほうに特別なことは何もありませんでした [良い質問]
店側が男になにかサービスをしたのですか?
NO! むしろ逆で… [良い質問]
22より、その日はその店にとって何か特別な日でしたか?
NO! 特別な日というわけではないですが、いつもと違う事情がありました! [良い質問]
「いつもの」とその日出されたものは見た目で区別がつきますか?
NO! 見た目では判断できませんでした! [良い質問]
飲み物はコーヒーの類ですか?
YES! コーヒーです! [良い質問]
店側に何か失態や不手際(男に対して謝罪を要する様な事)がありましたか?
YES! ありました! [良い質問]
カフェラテで顔文字を書いてくれますか?
NO そうしたサービスはありません
コーヒーの在庫が切れていましたか?
YESNO 在庫がありませんでした。それはコーヒーというよりも… [良い質問]
男が注文したいつものコーヒーを男の服にこぼしてしまい、謝罪後に他のコーヒーを提供しましたか?
NO そういうミスではありません
店員がコーヒーを男の衣服にかけてしまい、そのしみを落とすために店員が炭酸水を持ってきましたか?
NO へえ、それで落ちるとは知りませんでしたw
コーヒーでなくコーラでしたか?(男は気づかずに会計した)
NO さすがにそれは気づきますw 出されたのもコーヒーでした! [良い質問]
男のお気に入りのマグカップを割られてしまったのですか?
NO どのお客さんにも同じカップで出しています
「いつもの」はカフェオレで、ミルクを切らしていたのですか?
NO 「いつもの」はコーヒーです。しかし、ただのコーヒーではないという視点はあっています! [良い質問]
豆が切れたので仕方なくインスタントにしましたか?
YES! インスタントでもないのですが…そういうことですので正解! [正解]
マスターが個人経営をしている小ぢんまりした店構えの喫茶店だ。
来る客もたいてい同じで、「いつものください」と頼む客は店オリジナルのブレンドコーヒーの注文と決まっている。
しかし、その日はマスターのミスでコーヒー豆が不足していたのだ。これではブレンドコーヒーは用意できない。
そんなことお構いなしにやって来る常連客。注文は「いつもの」
普通のコーヒーなら用意できるのだ。見た目こそほとんど変わらないが、しかしそれではブレンドよりも風味の質が格段に落ちてしまう。
しかし、それでも一応「いつもの」としてお出ししよう。
もしも普通のコーヒーだと気づき、指摘されるようなことがあれば、正直に説明し、代金もいただかないようにしよう。
そんな覚悟を胸に、マスターは「ブレンドコーヒーです」と客の前に出した。
さて、それを飲んだ客は、どうやらブレンドではないことに気づいてないようだった。
それどころか、「いつもと変わらない味で安心するよ」などと言って、満足して帰って行った。
それを見て、少しホッとするマスターであった。
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