だが、ある本だけは違った。彼女は表紙を見ただけで涙したのだ。
何故、彼女は泣いたのか?
【ウミガメ】
一言コメント欄
彼女はその本を、前に読んだことがありましたか? [編集済]
NO
その本の作者と知り合いでしたか?
NO
彼女は感動して泣きましたか?
NO! 泣いた理由は重要です
玉ねぎのせいで涙を流したのですか?
NOwww
表紙の装丁は重要ですか?
YES! [良い質問]
表紙の絵を見て涙を流しましたか?
NO 絵と言うよりも、模様とでも言いますか・・・
その「本」は、文章がメインの本でしたか?
YES/NO 本の内容は関係ないです。
どんな人でもその表紙を見れば泣きますか?
NO! 彼女には泣く理由がありました。 [良い質問]
目が疲れましたか?
モニターをずっと見てると目が疲れてきますね。皆さんも適度に休憩を取りながら・・・ってNOですw
錯視は関係しますか?
NO
初めてその表紙を見たときに涙したのですか?
YES
本の表紙には彼女に関係することが記載されていましたか?
NO 「記載」されてはいません
彼女は子どもでしたか?
NO
悲しくて泣きましたか?
YES!
彼女以外に登場人物はいますか?
YES! [良い質問]
彼女以外の登場人物は複数ですか?
NO 重要なのは一人です
彼女以外の重要な人物は生きていますか?
NO! 重要です [良い質問]
彼女の恋人が関係しますか?
YES! ここにきて急接近ですね [良い質問]
彼女の恋人はその表紙のデザインに関わっていますか?
デザインに関わるというのはデザイナーとして、ですか?そうならNOです。
彼女と恋人は同じ仕事をしていましたか?
YES/NO 無関係です
ある本というのは店に売っていますか?
NO! 売れないでしょうね・・・
自分の家でその本を読みましたか?
NO!
編集します [編集済]
了解です
質問が同じだったので別の質問にしました。恋人の死因は重要ですか? [編集済]
YES! ストーリー上重要です [良い質問]
「彼女」は、書店でその本を見つけましたか?
NO この本は、店には並べられないですね [編集済]
「彼女」はその本を探していましたか?
NO 彼女は、「本」を偶然目にしました
本は恋人の所有物でしたか? [編集済]
NO
恋人は彼女に殺害されましたか?
NO! ですが、暗い話です。
彼女が本を見つけた場所の特定は必要ですか?
YES? 恋人の死因のヒントになります。ただし、わからないままでも回答にたどり着けると思います。
恋人は自殺しましたか?
NO
恋人は別の女性に殺されましたか?
NO 殺したのが男か女か無関係です。と言いますかストーリー上、不明です。
彼が持っていた本と装丁が同じでしたか? [編集済]
NO ですが、彼を想起させるものだったのは確かです
本を見つけた場所は、彼女にとって特別な場所ですか?
NO 本のせいで、特別な場所になったと思いますが・・・ [編集済]
恋人の書いた本ですか?
NO
本とは世界に一冊しかないものと考えてよいですか?
YES! 世界に一つだけの本 でしょうね [良い質問]
7の質問について確認です。 本の内容は彼女や恋人には関係ないのですか?
YES 内容は関係ありません。
表紙には恋人の「あること」についてわかる文字が書かれていましたか?
NO! 文字ではありません。初めの方に、ヒントになる質問があったような?
模様とはサインですか?
NO
本の表紙が彼女の恋人の皮膚で出来ていた。 恋人の皮膚には特徴があり彼女は恋人が死んでいることが分かって泣いた。 というのはどうでしょうか?
YES!! いらっしゃって早々にクリティカルヒットですね [良い質問]
模様とは血ですか?
NO
恋人の肌の特徴とは刺青ですか?
YES!! 素晴らしいです [良い質問]
本を見つけた場所は恋人の家でしょうか?
NO
人皮装丁本などを取り扱っているオークション会場で見つけましたか?
何それこわい NOです。 場所は彼の死因・・・正確には死の状況に関係します。
彼の死因は焼死で、肌が偶然下にあった本に溶けてくっついた。彼女は警察でそれを確認した。ですか?
NOです。 ですが、そのストーリー良いですね
恋人の死因は圧死ですか?
NO
本の製造工場で機械に突っ込まれて殺された。ですか?
NOw 機械につっこまれた彼が本になる様子を想像したら、かなりシュールでしたw
(発見場所が分かりませんがまとめ) 彼女はある日変わった装丁の本を見つけた。 手にとって表紙を見てみると、そこには最近行方不明な恋人の刺青が・・。 彼女は恋人が既にこの世にいないことを悟り号泣した。でどうでしょう?
YES 終盤グダってしまい申し訳ありません。回答に移ります。 [正解]
読書好きな彼女には恋人がいた。その恋人の肩には、彼女たちの先祖から伝わる
「勇気と愛情」を意味する模様がタツゥーされていた。
ある年、彼女の住む国で人種隔離政策が執られる。
国の浄化を名目に選民思想が広められ、少数派の民族は強制的に投獄され、虐殺されていった。
彼女とその恋人の民族も、その標的になった。
彼女は隣国へ亡命出来たが、恋人は強制収容所に送られてしまった。
それから十年もしないうちに、人道に反する行為を止めるために
周辺各国から送られた軍隊により、その国家は消滅する。
後に残されたのは戦争の爪痕と、戦争犯罪者を罰するための国際法廷に提出された、生々しい虐殺の記録だった。
さらに時は流れ、提出された虐殺の証拠品の一部は博物館に収蔵され、
過去の大きな過ちの記録として展示された。
亡命先から帰国した彼女は、恋人の安否を知るため方々を回り、
一般人でも戦時中の記録の一部を見ることができる博物館を訪れた。
そして、そこで一冊の本を見つける。
虐殺に関わった者たちの中に、異常な趣向と吐き気のする美的感性を持った狂人がいたのだろう。
その本は、人間を材料に使って製本されていた。
皮膚で作った表紙に、意匠を凝らした人骨による飾り付け。
その本は、虐殺者たちの異常さ、残虐さを示すものとして展示されたレプリカであった。
もちろん、彼女には本の内容などもどうでもよかった。
表紙の、一番目立つ中央に
見慣れた「勇気と愛情」を示す図形があったからだ。
彼女は恋人の末路を悟り、涙した。
了
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