賭けに勝ったら、一つだけ望みを叶える条件で。
百年前の王は、国を掛けて賭けをした。
それから、毎年この島に
悪魔の声が響き渡る。
贄をよこせ、と悪魔が吼える。
王様今年も、生け贄を国の為だと悪魔に捧ぐ。
百年の時が過ぎ去って、一人の勇者が現れた。
旅の勇者は、只一人、贄の代わりに悪魔に挑む。
そして、それから、もう二度と悪魔の声は聞こえない。
昔、滅んだ島国の 昔、昔の物語。
さて、島国は何故滅んでしまったのだろうか?
【ウミガメ】
悪魔からの罰ゲーム終了
とりあえず、島が滅んだことと、悪魔に勇者が挑んだことは関係ありますか?
はい。関係します。
百年前の王様は賭けに勝ちましたか?
はい。百年前の王は賭に勝ちました。
[編集済]
[良い質問]
勇者は天使ですか?
いいえ、至って普通の職業冒険者です。
悪魔は国の地盤の一部となり国を災害から守ってきた その悪魔を勇者が倒したため国は滅んでしまった?
いいえ、さすがに地盤にはなってない。だか、ほとんど・・・ [良い質問]
王の望みは悪魔に国を守らせることでしたか?
はい。王の望みは、まさに国を守らせる事でした。 [良い質問]
悪魔が神となってしまった?
いいえ、悪魔は神になってません。まぁ、確かに近いモノになっていた、とは言えますが
国に害を与えるものを生け贄として捧げる約束をしたから? [編集済]
いいえ、むしろ無害な人をえらびました。ただし、直接関係しません。
[編集済]
悪魔は、勇者によって殺されましたか?
はい、勇者によって悪魔は倒されています。
生贄をささげることは国にとって利益でしたか?
はい? 結果的には、利益になります。
島国は自然災害で滅びましたか?
はい。島国は、自然災害で滅びました。 [良い質問]
自然災害を特定することは重要ですか?
はい、いいえ? 一応、滅んで理由としては、重要ですが。他の自然災害でも、話はまとまります。
勇者は、王様に依頼されて、悪魔を倒したのですか?
いいえ、勇者が来た時、既に王家はありませんでした。
生贄は、自然災害を防止するために捧げられていましたか?
はい。それだけでは、ありませんが概ねソウナリマス。 [編集済] [良い質問]
生贄は屈強な男たち。川をせき止める石を抑える役目だ。しかしある年から生贄をささげなくなり大雨が降ると氾濫して国を水浸しにしました?
いいえ、一人で岩を支えるのは、無理すぎる。
勇者が国を守っている悪魔を倒したので国は自然災害で滅びましたか?
はい。国を守っていた、悪魔を倒してしまったのです。 [良い質問]
王家は災害によって無くなったのですか?
いいえ、王家は自然消滅。裏設定的には、民衆の反乱で滅んでます。
国の守り神の悪魔を倒してしまったので国が滅びた は、あってますか?
はい。と 言うより、ほぼ 4の答えで、重要事項のほとんどが終わってます。
[編集済]
[良い質問]
悪魔が倒された後すぐ、滅びたんですか?
いいえ、しばらくしてから滅びました。 [良い質問]
自然災害は、生贄=人間を使わなければ、食い止めることは不可能ですか?
いいえ、はい? 災害そのものを防ぐのに人は要らないのですが・・・。
王様の望みは生け贄と引き換えに国を守るというものですか?
いいえ、結果として生け贄が必要になっただけで、王の望みは国を守る事だけでした。
懸けをして王に負けた結果、悪魔は王国を守る事になったのに、それを継続するためには王側が毎年生贄をささげるということは、王が世代交代する度に賭けをしているということですか? [編集済]
いいえ、賭は一回しか行われていません。悪魔は、一度の約束を守り続けてます。そのために・・・。
[編集済]
懸けに負けた悪魔は王国を守る事になったのに
未来永劫、この島国に捕らわれています。
生贄は、悪魔の存在を、維持する為のものですか?
はい。生け贄は、悪魔の魔力供給元でした。 [良い質問]
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悪魔が、自然災害を防止していた。 ただし、ずっと防止を継続する為には、魔力の供給が必要。 その為に生贄が必要だった。 しかし、勇者によって悪魔が倒されたので、自然災害は防止されなくなった?
はい。ありがとう御座います。では、解説に行こうとおもいます。 [正解]
毎年、暴風雨に見まわれ、地震も多発するそんな島でした。
そんな状況を変える為に、百年前の王は悪魔と賭けをしました。
悪魔との賭けに勝った王は、この島国を守らせる事を約束させました。
しかし、未来永劫 島を守るとなると悪魔といえ、魔力や生命力が尽きる可能性がありました。
そのため、悪魔への魔力供給元として、毎年人を一人、生け贄として送っていた訳です。
毎年一人の犠牲者が出たとしても、自然災害に比べれば
まだ良いと、百年前の王は考えていた訳です。
しかし、国を守っていた悪魔は勇者に倒されてしまいました。
そのため、自然災害が百年ぶりに猛威をふるいました。
百年ぶりの暴風雨は家を吹き飛ばし、
百年ぶりの地震は全てを崩し、
その後の津波は、国を滅ぼしてしまいました。
恐れていた、悪魔にこそ実は守られていた事に
気付く事のなかった人々の悲劇と言えましょう。
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