こんな夢のようなペンを手に入れた男。
彼はこのペンの力で恋人を生き返らせようとした。
結果、男は死んだ。
何故だろう?
【ウミガメ】

そのペンは実際に書き込んだ紙の内容がそのまま現実となる効果がありましたか?

yes!

男が紙に書いた内容に問題がありましたか?

no(*'-'*)

男はペンの力のために死にましたか?

yes!

紙にはもともと何か文字が書かれていましたか?

yesで

ペンのインクに大量の血液が必要でしたか?

no(*'-'*)

そのペンには「等価交換」のルールが当てはまりますか?(何かを得る為には同じ価値のものを捧げないといけない、と言った感じに)

これはnoで(*'-'*)

恋人は生き返りましたか?

yesで(*'-'*)

恋人は生き返りますか? [編集済]

yes [編集済]

書き込んだ紙の種類は重要ですか?

yes! [良い質問]

紙は本の形になっていた場合本全体の内容が適用されますか?

これはnoで(*'-'*)あくまでその”1枚”です [良い質問]

その紙にはもともと男が「死にたい」と書いていましたか?

no(´;ω;`)

男は自分が死ぬようなことを意図せず書いてしまいましたか?

no!

新聞の端に書き込んだ男。しかし新聞の裏面、訃報欄に、男と同姓同名の人物が掲載されていましたか?

お、ここは特定しなくても良かったんですが訃報は関係ありです!(*'-'*)同姓同名noです

日記に書きましたか?

no

男は何か重要な失敗をしましたか?

yes!

男が書いた、紙もしくは内容に男の名前はありましたか?

yes!

婚姻届に記入しましたか?

no(*'-'*)

男は誰かから妬まれていましたか?

関係なしで(*'-'*)どちらでもokです

男の死因の特定は重要ですか?

んー、yesですが、難しいかも

写真も紙の内容の範囲ですか?

yes!!その写真はどうなっていた? [良い質問]

絵をかきましたか?

no

写真の中に男がいなかったので、男は死にましたか?

no

男の名前と誰かのお葬式の写真とが一緒に入った紙でしたか?

no

その写真は男が写っていて、破れていましたか?

yes!!しかしそれ以前に!

写真に文字を書きましたか?

no

写真は破れていましたか?

yes!!しかしそれ以前に新聞に載っている写真なので! [良い質問]

ペンで願い事を書いた紙に男の顔が写っていてその顔写真の部分は、一部欠損または破損してますか?

yes!しかし破損以前にその写真は! [良い質問]

体の一部しか写真に写っていませんでしたか?

これでFAにしましょう!(*'-'*)解説行きます!47分まで補足です! [正解]

白黒になる・・・つまり男の体から色が抜け、血液中のヘモグロビンも黒になったので死にましたか?

ああ、その手があったか!(´・ω・`)

写真に写った範囲以外の部分(足など)は、ちぎれ落ちてしまいましたか?

yes(´;ω;`) [良い質問]

写真がモノクロである事は重要ですか?

noで(*'-'*)

写真が折り目にきていて、折れ曲がっていたため、その写真にうつっていた男が死にましたか?

おお(´・ω・`)ちょっと鳥肌立った。それもいいかもですね

そんな大事なことを新聞紙に書くなんて チラシの裏にでも書いとけ!?

訃報にバツ印だけでできちゃう万能道具だったんです(*'-'*)

そのページには他にも人の写真が載っていましたか?(・ω・;)

あー、かもですねー(´・ω・`)

写真が胸像だったので、今日、象にふまれて死にましたか?

むしろバストアップを望めるかもですね(*'-'*)
何をやっても上手くいかないと嘆いていた会社帰りの深夜。
道端で商品を広げていたおばあさんに呼び止められ、不思議なペンを買わされた。
値段は7万円。
ペン一つに出せる金額ではない。
しかしその効果とやらが魅力的だ。
「そのペンで書き込んだ紙の内容がそのまま現実となる」
代金は効果を実感してからでいい、役に立たないと判断したら返品にも応じる。
おばあさんは半ば強引にペンを渡してきたのだ。
僕は帰宅後、興味本位でノートにこう書いた。
「彼女がほしい。可愛い彼女が。切実に」
翌日、彼女ができた。
飲み屋で意気投合し、そのままの流れで何故か付き合うことになった。
とても可愛い、しかし性格はそこそこ・・・、悪い。
ペンは本物だったようだ。
お金がほしいと書けば、スクラッチクジ2万円分が当たった。
雨止んでくれと書けば、5分くらい雨が止んだ。
そしてこのペンの特性も理解した。
どうやら直接ペンで書き込まなくても、新聞の内容にライン引きをやるだけでも効果があるのだ。
記事にバッテンをつければ、その事実は世の中から消え去った。
昨日訃報が出ていた爺ちゃんが先ほどまで生きていたのもそのせいだ。
もっとも延命できたのは1日だけだったのだが。
実験は終わった。
僕はおばあさんに2倍のお金を渡した。
社長になりたい、大きい家がほしい、ハンサムになりたい。
こう書き込むことで、僕は努力もなしに出世し、有名になり、金を稼ぐことができた。
期待のニューフェイスとして取材も受けたばかりだ。
夢のような生活を満喫していた僕は、多少調子にのっていたらしい。
彼女を捨ててしまった。
罵詈雑言を散々言われ、最後には泣きだして部屋を出ていった。
さすがに悪いことをしたかな、そう思った。
翌日、彼女の名前が訃報にのっていた。
自殺だったらしい。
どうするか悩んだ後、とりあえずはさみで記事を切り取り、部屋を後にした。
彼女のことを考えてみた。
確かに性格は良くなかった。
だが彼女はそれでも僕のことを見ていてくれた。
今でこそ慕ってくれる人間はいる。
だけど本当に何も無かったころの僕を好きといってくれたのは、彼女だけだった。
やはり彼女しかいない。
僕は彼女の訃報にばつ印を入れた。
帰宅後、そういえばこの前の取材の記事が新聞に載っているはずだということを思い出す。
探してみたのだが、なぜか見つからない。
ふと切り取られた部分を見た。
・・・恐る恐る、僕は先程ばつ印を入れた記事を手にとった。
そこには変わらず彼女の名前があった。
それをそっと、裏に返してみる。
自らの顔写真があった。
バストアップの写真で、頭もはさみで半分程度。
その瞬間、家が突然倒壊した。
手抜き工事だったらしい。
重いコンクリートに押しつぶされた僕は死んだ。
肩から下、頭上半分にちょうど降りそそぎ、遺体は分離してしまっていたらしい。
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