それは間違いだったのだが、彼は胸が暖かくなるのを感じた。
状況を補完してください!
少女の心遣いが、彼を温かくする
暖かくなる→刺された ですか?
NO じんわりと胸から暖かい血がにじみ出たわけではありません! 「なんじゃこりゃああああ」
マフラーと手袋ですか?
NO まぁ方向性としてはやや近いかも
彼は雪だるまですか?
NO 「ダメ!とけちゃう~><」 でも方向性はイイ? [編集済]
彼と少女はどちらも人間ですか?
NO! GJ! [良い質問]
少女は身体的に暖まるものを持ってきましたか? [編集済]
YES! ただし、彼が本来必要としていたものとは違ったのですが。 [良い質問]
彼は生物ですか?
NO! 一般的に無生物にあたる存在です!
彼は熱に弱いですか?
NO 高熱には弱いかもですが、人間よりは強い仕様です
季節は重要ですか?
YESNO 「それ」を連想するには季節感必要かも。
ああっ、見落としてた……! 彼は一般家庭にいますか? [編集済]
NO 「現代」ではもちろん、その世界でも一般家庭にはありません
少女は人間ですよね?
YES 少女は人間です。 そして少女です。
彼は石像ですか?
NO ピグマリオン的な?
彼は金属製ですか?
YES! おもに金属製です! [良い質問]
彼はブリキの木こりですか?違うかな。
YESNO まぁ近いのですが、「ファンタジー」ではなく…
彼には特殊な仕掛けがありましたか?
YES? 現代においては、特殊といっていいでしょう。逆にいえば、ある「特殊な仕掛け」がないために、感情が欠落しているのですが。 [編集済]
フライドチキンのオッサンですか?
NO! サンダース軍曹ではありません! …少女とカーネルの心温まるエピソードとかありましたっけ?
物語の舞台は未来ですか?
YES! つまり彼は? [良い質問]
ロボットですか?
YES! そして、何が足りない? [良い質問]
ロボットはゼンマイ仕掛けだったが、ゼンマイが外れていて大きな穴が開いた状態に。其処に少女がガソリン注いでアチチですか?
NOw それブリキの人形にもどってるw ガソリンほど熱いものでもなく…
心ですか?
YES そして、心や感情を持つためには…
拡張の為のソフトのインストールが必要だった?
NO ウィンドゥズの概念が出てからは、ソフトでなんとかなりそうな感じですが、その前はハードを追加する考え方のほうが主流でした
彼は顔のないロボットでしたか?
NO ですが面白い発想ですね
心を持つには脳に相当するユニットが必要だった,しかし少女は心臓ユニットを持ってきた,ですか?
No ですが近い! 「ユニット」を言い換えると! [良い質問]
回路→懐炉!
YES! 解説に行きます! [正解]
「ありがと、バト」
「えへへ、ねぇ、バト?」
「なんですか? お嬢様」
「あたし、バトだーい好き! バトは、あたしのこと好き?」
「…私は、主人に対して、特別な感情は持っていませんので」
「えー?なんか冷たーい!執事たるもの、主人を愛すべきじゃない?」
「…確かに、執事やメイド等、介護・世話をするタイプのアンドロイドは感情を持っていますが…
私には、その回路がないのです」
「…なーんだ!それならあるよ!もってきてあげる!」
そういって少女は、奥の部屋から小さな袋を持ってきた。
少女はそれを軽く握ると、バトの胸の辺りに軽く当てる。
「ほら!カイロ。これで暖かい感情を持てるようになるの?」
「…」
バトと呼ばれるそのアンドロイドは、返答に困っていた。
ジョーク等の苦手な彼が、少女が「回路」と「懐炉」を間違っていることに気づくのに、1分以上の時間を要した。
間違いを訂正するタイミングを逸した彼が逡巡している間、彼の温度センサーはヤンワリとした温かさを伝えてくる。
不思議な感じだった。
彼女の可愛らしい間違い、一生懸命さ、なにもかもが…
なんというか、好ましく感じられた。
「…ごめんね、バト。これ、半日くらいしか保たないの…」
「…いえ。ありがとう、お嬢様。おかげで、暖かくなりましたよ」
冷たかった鉄の体に、温もりが生まれたような気がした。
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