そう言ってカメオの右手にご飯を置いたので、カメオはウミコの家の温かさを感じた。
いったいなぜ?
【ウミガメ】
飢えているのでごはん問題
問題文の「ご飯」はお茶碗に入ったお米ですか?
YES
ご飯とはお米の事?
YES
本来ご飯は正対して左側に置くことがマナーなのは重要ですか?
YES [良い質問]
カメオは生きていますか?
YES[死人はいません]
おにぎりは関係ありますか?
NO[今回はお茶碗の白飯です]
ないしょは「内緒」と同じ意味ですか?
YES
温かさとは物理的な温かさですか?
NO[優しさなどの温かさです] [良い質問]
右手とは体の一部である右手の意味であってますか?
NO[右側という意味です]
カメオは左利きですか?
NO
ウミコが自分の家から持ち出したばかりのご飯が、熱いわけでもなく温かかったので、ウミコの家の室内が30℃くらいの高温になっていることに気づきましたか?
NO
カメオは今ウミコの家にいますか?
YES [良い質問]
これは現代の話として成立しますか?
YES
カメオに身体的なハンディキャップがあるので、うちではこう、と嘘を付いて食べやすい形にしてあげましたか?
NO
カメオのすぐ隣に誰かが座るということなので、家族同士の距離が近いんだなぁと温かさを感じますか?
NO
ウミコの家では、家族の誰かに配慮して、茶碗は右手に置くことになっていますか?
YES![もう少し詳しくお願いします!] [良い質問]
左利きは関係ありますか?
NO[今回左利きはいません]
ウミコの家の幼い末っ子が左利きなので、食べやすいように右側に茶碗を置いており、家族全員それに合わせていますか?
NO[今回は左利きの人はいません]
ウミコの家ではみんな左利きなので、本来のマナーを破ってでも食べやすいように右側に置く慣習があり、いつものクセでウミコはカメオに対してもその優しさを発揮してしまいましたか?
NO
日本のマナーとは異なる国の人が家族にいましたか?
NO
片付けは重要ですか?
NO
ないしょにする必要があるのはカメオの家族に対してですか?
NO[ウミコの家族のあるひとりに対してが大きいです] [良い質問]
家族の中に人間以外の動物は含まれていますか?
NO
ないしょにすることは重要ですか?
YESとします
ウミコの家では、必ず全員茶碗を右側に置いて食事をしますか?
YES [良い質問]
右手を怪我した人が家族の中にいるため、ご飯を右手に置くが、本人が気にしてしまわないように家族全員がそうしますか?
NOYES[すごく惜しいです、右手を怪我してるわけでなく…] [良い質問]
ウミコの家族に片腕欠損の方がいますか?
NO
ないしょにする必要のある家族のその人は、本来茶碗は左側だというマナーを知っていますか?
YES[知っているからこそ気にしないよう内緒にしています] [良い質問]
先天的に体の半分が不自由な子供がいますか?
NO
認知症のおばあちゃんが茶碗を右側に配膳するクセがあるので、家族はそれに合わせていますか?
NO[ですがおばあちゃん重要!] [良い質問]
おばあちゃんは右半身と左半身で人格が分かれており、ご飯の時は右半身の人格が現れるのでご飯を右側に置きますか?
NOw[飛躍しすぎですよw]
おばあちゃんは手が不自由ですか?
NO[不自由というほどじゃありませんがうまく上がらない程度と思っていただければ!] [良い質問]
右手が不自由になってしまったおばあちゃんが、自分だけ右に茶碗があるとマナー違反を気にするので、家族全員おばあちゃんに合わせて、マナー違反に気づきにくくしていますか?
YEEES![正解です!] [正解]
左目の視力が落ちているので右手に置いた方が見えやすいですか?
NO
おばあちゃんは右手(右側の意味で)に配膳した方がお椀を持たずに食べやすいのですか? [編集済]
NO
おばあちゃんは手が動かしにくい都合上右に茶碗がある方が食事がしやすいのだが、家族の茶碗が左にあると、自分だけ配置が違うことに気づいて茶碗をみんなと同じ左側に並び替えてしまうので、家族全員おばあちゃんが右茶碗でも気にならないように合わせていますか?
YESかな [良い質問]
「ないしょね、ウチではこうなの」
そう言ってカメオから見て右手にご飯を置いたので、カメオは不思議に思った。
どうして右なんだろう?
だいたい一般的な配膳は左にご飯、右に汁物となっている。
知識としては知っているし気にしない家庭だってある。逆だから縁起が悪いと叱るほどマナーに厳しくない。
そうなんだと返しながら、それでも小さな疑問を抱いたカメオは『ウチではこう』と決めた理由を考えていた。
席につき、ウミコの家族とともに食事を始めてしばらく。
ウミコの祖母がご飯を倒したことにより、カメオは理由がわかった。
「あはは、おばあちゃんまた倒しちゃった」
「あらまぁ、ご飯でよかったわぁ」
朗らかに笑い合う様子とその会話で密かに納得した。
ウミコの祖母は腕を高く上げることができないため、よく右手にある汁物を倒していたのだろう。
だから汁物を左に、ご飯を右に。
そして自分たちの配膳も同じように。
祖母に変に気を遣わせないよう全員の配膳を統一させて。
なるほどなぁ、とウミコの家の温かさを感じながらカメオはスープを口にした。
「カメオさん、ウミコはとっても優しい子でね。いい歳した大人がばしゃばしゃ溢すのは恥ずかしかったけど、やっぱりマナーはしっかり子どもに見せなきゃいけないでしょう? 『私はこっちがいい』って言ってご飯とお味噌汁を逆にしてくれて……。あの子、少し言葉が足りないところがあるけれど、どうぞよろしくね。あ、これはないしょよ」
帰り際、ウミコの祖母はこっそりそう話した。
それを聞いてカメオは思わず笑ってしまった。
「はい、ないしょにしときますね」
[要約]
ウミコの祖母の手や箸に当たらないよう汁物(右)とご飯(左)の配膳を逆にし、そのことに変に気を遣わせないよう全員の配膳を統一していることに気づいたから。
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