ラテラルが晩年暮らしていた住居に隠されていたそれらは、
なぜか現在見つかっているラテラルの傑作【女神】の数点と
寸分狂わず同じ構図をしていた。
その顔以外は。
見つかった作品はなぜか女神の顔をしておらず、
お世辞にも美しいとは言えない平凡な顔をしていた。
彼の妻マーレは数々の作品から大層な美人とされているので、
彼女とは考えにくい。
ラテラルはなぜこのような絵を描き、隠していたのかーー?
その真意をご説明ください。
【ウミガメ】
女神の微笑みに勝るものなし
絵は本物ですか?
YES
非現実要素はありますか?
NO
全てラテラルが書いたものに間違いないですか?
YES
見つかった作品は完成品ですか?
YES
妻の全身整形の様子の途中経過ですか?
NO
ラテラルの描いた女神=妻の絵ですか?
YES[妻をモデルにしています] [良い質問]
見つかった作品にモデルはいますか?
YES
彼の妻は本当に美人ですか?
NO [良い質問]
妻も偉大なメイクアーティストですか?
NO
実は「数々の作品」ではなく、今回見つかったものがマーレの顔ですか?
YES! [良い質問]
見つかった作品は、美人の妻とラテラルの間に生まれた平凡な顔の娘でしたか?
NO
ラテラルは特定の人物からその絵を隠しましたか?
YES[自分以外の全ての目から隠しました] [良い質問]
夫は妻の顔を忘れるるますか?
NO
怖い妻が美化していますか?
NO
妻の本物の顔を見たらファンが幻滅するからですか?
NO[ファンのことなんて考えてないです。妻の顔を…] [編集済]
一度妻の顔をありのままに書いたら妻が「もっと綺麗に書いて!」と言った為、綺麗な絵だけが多く見つかっていますか?
NO
犯罪要素がありますか?
NO
美化した妻の絵が広まってしまい、本当の顔が発表できなくなりましたか?
NO[初めから美化した絵で出しています]
綺麗なのはのっぺら坊なので自分の理想の顔が見えますか?
NO
妻は老いますか?
YES[普通の人間です]
ラテラルにとっては隠していた方の顔こそ女神ですか?
YES! [良い質問]
妻が美人に描いてくれと言うので美人の妻の絵が流布しているが、実際の妻の顔は隠していた絵の方の顔であり、ラテラルはその愛する妻の顔を描いた絵を、妻亡き後も大切に持って、眺めていましたか?
前半はNO、後半はだいたいYESです! [これはラテラルのわがままといいますか…] [良い質問]
21 自分の妻のために「君が僕にとっての女神だよ……」と言う意味で自分の作品のパロディー作品を妻に贈りましたか?
NO[意味はあってますが、贈ってません] [良い質問]
ラテラルは【女神】作成当時から有名な画家でしたか?
YES
時代的に美人だったのが前から見つかっていた女神ですか?
NO
ラテラルは、売れる絵を描く必要があったので美人の顔で女神の絵を描いたが、実はラテラルにとっては妻こそが理想の女性であり、本当の女神だと思っていたので、自分にとっての女神を他人に渡すのは絶対嫌だと思って隠していましたか?
YES! [正解]
ラテラルは妻の本当の顔こそ女神のような美人だと思っていたので、世間に広めたら妻目当ての男が押し寄せると考え隠していましたか?
YES [正解]
妻が美人でないのを気にしていましたか?
NO
ラテラルはマーレをモデルに絵を描く事が多かったが、
決してその顔を作品に描くことはなかった。
マーレは自分のものだ、
この女神は自分だけのものだ、
という思いによるものである。
絵の依頼人たちが美しい人物画を求めていたこともあり、
ラテラルはこれ幸いと顔だけ描き換えて渡していた。
首から下はマーレのものにしたのは反面自慢したい心もあったからだ。
マーレの自画像とされる絵もまた別の顔にすることで、
かの画家の女神はどんなものかと興味を示す輩からマーレを隠す意図があった。
マーレの全てを描いた絵は自分のもとに。
ラテラルは人々を魅了する女神の存在を隠し続けていたのである。
彼にとっての傑作はこの隠され続けた作品たちの方なのであった。
[要約解説]
ラテラルはマーレを愛しすぎて、マーレの真実の顔で描いた
【女神】の作品は自分のもとに置いておきたかったから。
【この事実を知るのは、ラテシンユーザーのみである】
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