【正解を創りだす】旗『解せぬ』【ウミガメ】

その漬物は幼馴染が作りましたか？

塩と間違えて砂糖を入れますか？

偏頭痛がひどいですか？

正解率は3％以下ですか？

交通事故で死にかけましたか？

最近急激に冷え込みますか？

be動詞は重要ですか？

いつも家に漬け物をストックしていますか？

普段使っている枕でないと眠れませんか？

着色料は使用していませんか？

重要人物は５人いますか？

バンジージャンプは関係しますか？

旗野はタクシードライバーでしたか？

おにぎりの具は鮭ですか？ [編集済]

旗野はフランス語を流暢に話しますか？

会社に遅刻しますか？

犬が超かわいいですか？

籏野はアニメオタクですか？

身代わりで誰かが死にますか？

ハッキングに成功しますか？

男装の麗人は重要ですか？

TRPGをプレイしますか？

最高級ワインを飲み干しますか？

気がついたら邪馬台国の時代にタイムスリップしていますか？

wifiの電波が入りませんか？

バレリーナの友達に会いますか？

一度に1000万を課金しますか？

お茶漬けをこぼしますか？

漫画家の友人がいますか？

ハーバード大学に留学しますか？

元女子アナですか？

ブーケを取り損ないますか？

やたらとフットワークの軽いジョンは関係しますか？

カニバりますか？

無駄にデカいシャンデリアが落下してきますか？

彼女はいましたか？

かつて世界最強と謳われた女傑ステファニーは関係しますか？

垂直に４ｍ飛び上がりますか？

お笑い芸人になりますか？

ロックンロールは関係ありますか？

かなり無理な体勢で縄跳びをしますか？

宝石強盗犯を捕まえることに成功しますか？

演歌歌手は関係ありますか？

豪華客船内の事件を解決しますか？

剣を使って戦いますか？

漬物は福神漬けですか？

ドラマチックな出来事に遭遇しますか？

シソは関係ありますか？

太陽が昇っていますか？

夕日に向かって走り出しますか？

彼女と一緒に映画を楽しみますか？

旗野はお腹の調子が悪いですか？

女優と不倫しますか？

歴史上の人物の亡霊に遭遇しますか？

旗野は函館に行きましたか？

祭りでどんちゃん騒ぎをやりすぎましたか？

天井に誰かがへばりつきますか？

メリーゴーランドが重要ですか？

旗を振り回しますか？

フランス革命の舞台を訪れますか？

タイトルは関係ありますか？

お花屋さんで花を買いますか？

「にぱ～」のせいで世界滅亡の危機に追い込まれますか？

旗野はだんじり祭りに参加した事がある事は重要ですか？

潔癖症てすか？

旗野が高卒なのは関係ありますか？

ヒーローですか？

FXで有り金溶かした顔の新郎は関係しますか？

メンヘラは世界を救いますか？

ガキ大将ですか？

華麗なドリフトで方向転換しますか？

モーションキャプチャーは重要ですか？

柴漬けよりたくあん派ですか？

元貴族の家系ですか？

生姜は重要ですか？

カーニバルに参加しますか？

クレジットカードで破産しますか？

好きな食べ物はハンバーグですか？

交通事故がおきますか？

ビフテキが美味しいですか？

グラドルと結婚しますか？

漬物系アイドルが登場しますか？

居残りますか？

旗野は納豆をかき混ぜていましたか？

無駄にかっこいいですか？

彼の握力は強いですか？

ブラジルの人に聞こえていますか？

幼馴染ですか？

裏で内通していますか？

三毛猫が漬物を食べましたか？

ノー天気なことが幸いしましたか？

さよならは悲しい言葉じゃないですか？

漬物石は重要ですか？

女装が途中でばれますか？

猫が鳴きますか？

内定を取って歓喜の表情をしますか？

さっきから隣の人がうるさいですか？

奴が終焉を迎えますか？

声がかわいいですか？

彼は会社員ですか？

水圧は関係ありますか？

【ある晴れた日の結婚式で】 [編集済]

タートル通りに位置するラテシン教会で行われているカメオとカメコの結婚式は祝福ムードと緊迫したムードの二つが混在していた。 先日、強盗団【identity　stealer】通称①【is】から犯行予告が届いたのだ。 彼らの狙いは新婦カメコの下げる首飾りにつくサファイア【ウミガメの涙】。 会場の周囲は、通りで行われている【マストドン開催おめでとうカーニバル】そっちのけで警官で固められていた。 事が起きたのは具体的な描写は省くが阿鼻叫喚のブーケ争奪戦の時だった。 勝者のおばさ…いや、妙齢の女性が勝利スピーチの為に壇上に上がる。⑨潔癖症なのか、白い手袋をしていた。 突然！！ おばさんはカメコに駆け寄りその首飾りを一瞬で奪う！！ その年からは考えられない機敏さだった。 慌てて駆け寄る警官達。しかしその足取りはおぼつかない。 そう、⑫裏で内通しているウェイターが警官達に④最高級ワインを飲み干させていたのだ。 そんな千鳥足の無能達を綺麗にかわし、マスクをはずしつつ彼女はそのまま壁際にあらかじめおいてあったｼﾞｪｯﾄﾊﾟｯｸを担ぎ⑥垂直に四メートルは飛び上がる！ おばさんの姿はもはやそこになく、成人にも満たないであろう少女がそこにいた。 「それじゃ、【ウミガメの涙】は、頂いたわ！！」 予想以上に⑮可愛い声で勝利宣言する彼女。 酔っ払っていない警官達もいたがそこは強盗団、彼女に近づく前に的確に倒されていた。 恐らく内通していたウェイター達が無力化してたのであろう。 しかしここに来て登場。旗野その人。 どうやら彼もワインをがぶ飲みした口らしく顔色は真っ赤だ。 「そうは、させねぇ！！ここは俺に任せな！！」 若干呂律が怪しいような気もするがとにかくヒーローの登場だ。走りながら、怪しい足取りで彼女の方に向かっていく！！ まずその前に立ちはだかるのは偽ウェイター達！ 全員何かしらの心得があるのだろう、乱れなく一斉に襲いかかってくる！ しかし、流石は幾多の修羅場死に目を乗り越えてきた猛者旗野。 なんと彼は酔拳の使い手、あっ、という間に薙ぎ払ってしまった。 あんなに酔い顔が似合うヒーローも珍しいのだが… 焦りながらもまだ余裕の表情の彼女。 「なんですって…しかしこの四メートルは埋められないわよ！！」 「問題ねぇよ」 「ちょ、きゃぁ！？」 彼は走りながら⑧カーニバルに参加して、⑩旗を振り回している一般人から旗を拝借、そのまま棒高跳びの要領で旗を軸に空を飛んで飛びげりを繰り出す！！ hit！！もみくちゃになりながらそのまま落下。 この時⑤ブーケを取り損なってしまった。 やはり酔いが回っている。 がそれどころではない、不幸にも彼らの下には電線が！！ 傍観者の人々は思った （あ、死んだな）と。 ところが、ここで奇跡が起こる。 彼は生粋の漬物好きであり。 自家製の③着色料使用していない②漬物を 家にストックしているのだが。 その漬物を小型の壺をにいれてお祝いとして胸元に入れて持ってきていたのだ！！恐らく漬物の布教のためだとおもわれる。 さすがにスーツの下に漬物は⑬ノー天気過ぎやしないかとかシミが怖くねぇのかと思われるかもしれないがとにかく。幸いにして。 胸元から転げ落ちる陶器壺が絶縁体クッションとして間にはいることで彼らは感電を完全に回避！！ 香港映画のように外にかけるビラビラをクッションがわりに落下。 最後に綺麗に着地。取り損なっているブーケがちょうど 彼の上に掲げた右腕にin！！ 結婚式を⑦宝石強盗犯の捕獲、いや⑭奴の終焉で完全に盛り上げたのであった！！ 完！！ アクションで⑪ [編集済]

【5月7日放送『News is Next』原稿と所感】

（また長文チェックミスやってしまいました。毎度申し訳ございません） [編集済]

【0】
異常なまでに清潔に拘る潔癖症（⑨）、自分を無駄にかっこよく見せたがる（⑪）中二病、ぴたりと食事を受け付けなくなる拒食症……。
この世には様々な性癖を持つ人々がいる。
が、旗折症―別名死亡フラグクラッシャーという病気をご存じだろうか。
こんにちの日本でもこの病気は社会問題となっているがまだまだ認知度は低いのが現状だ。
当番組「News is（①） Next」ではこの病気に迫るべく専門家と実際に罹患している方を呼び、インタビュー形式でこの問題にアプローチする。

【Ⅰ】

まずは、死亡フラグ専門家の権威、ロゴ島バイ安さんに話を伺う。

記者）本日はご多忙のなか、取材を快諾いただきありがとうございます。

ロゴ島）こちらこそ、どうも。

記者）では、早速ですが、ロゴ島先生。死亡フラグクラッシャー、学名を旗折症というそうですが、具体的にどのような病気なのでしょうか？

ロゴ島）ええ。まずここで言う「旗」とは振り回したり（⑧）風で靡いたりする一般的に思い浮かべる旗とは少し違うのです。旗は我々、専門家の中では「フラグ」と呼ばれ、接尾語として使われています。例を挙げるなら……。「生存フラグ」や「恋愛フラグ」などです。そして、問題の「死亡フラグ」もその一種だと考えられています。

記者）なるほど。

ロゴ島）死亡フラグをその名の通り、（あ、これはオレ死ぬな……。）という状況のことを指し、その状況に陥ることを「死亡フラグが立つ」と言います。普通の人は死亡フラグが立つともはや死の運命からは逃れられません。すなわち、生命の終焉を迎える（⑭）のです。しかし、旗折症に罹った人は死亡フラグが立っても死ぬとは限りません。それどころか、生存する可能性の方が高い。そして、本来死ぬはずだった運命は行き場をなくし、結果、全く関係ない人のもとへ向かいます。これが、旗折症が社会問題となっている原因です。ひとたび、近くに旗折症罹患者がおればいつなんどき自分に死亡フラグが降りかかってくるのか分からないわけですから。言わば、巻添えです。

記者）日本でもいくつかの事例が確認されていますよね。

ロゴ島）はい。例えば最近あったものだと、実名は伏せますが仮にAとします。その旗折症罹患者は漁業を営んでいました。ある日、Aが家で鳴き声の可愛らしい（⑮）ペットと遊んでいたところ、急にペットが怯え始めました。Aが何事かと思っていると天気が急変し、空が陰り、雷鳴が轟く豪雨になったのです。Aさんは漁業用の船の繋ぎが気になり、ペットに「ちょっと、海の様子を見てくる」と言い残して部屋を出ていきました。

記者）「死亡フラグ」が立っていますね。

ロゴ島）（軽く頷いた後、）普通ならここで死亡するはずなのですが、Aは旗折症。そう簡単には行きません。本来の運命は船が豪雨で転覆し波が高くなりA は溺死するというものでした。 しかし、Aの能天気でものの管理が杜撰な性格（⑬）も手伝ってか、船が埠頭に乗り上げ防波堤のような役割をし、Aのいた場所の周辺だけ波から逃れました。その後、船は近くの民家に激突し、その上その家は津波にのまれてしまいました。津波は2メートル近くにまで及び、最高度で4メートルまで飛び上がった（⑥）結果、そこに住んでいたご高齢の方が亡くなっています。

記者）痛ましい事故ですね。これが、先程おっしゃった運命が行き場をなくし、関係ない人が死亡する、ということでしょうか。

ロゴ島）いかにもそうです。日本ではこの事例を含め37世紀に入って12件が確認されています。

記者）何か対策や罹患者を見分ける方法等はありますか？

ロゴ島）残念ながら現在のところは確認されていません。罹患者は食品添加物である着色料を体内に取り込むと着色料と同じ色に瞳の色が変わる、フランス産の最高級ワインを飲めば（④）死亡フラグの巻添えにはならない、などという根も葉もないデマが各地で出回っています。そもそも、37世紀にもなって着色料なんてもはや死語でましてや使用されておりません（③）し、ワインというのも科学的根拠は皆無です。信じ込まないように注意してください。

記者）それでは、最後に一言。

ロゴ島）はい、決して旗折症は恥ずかしい病気ではありません。現在も完治とはいかないものの、死亡フラグを意図的に立てないようにする治療法は確立しています。きちんと適切な治療を受けることが肝要です。

記者）ロゴ島先生、本日はありがとうございました。

【Ⅱ】

記者）旗野さん、本日は取材を受け入れていただき誠にありがとうございます。

旗野）はい、よろしくお願い致します。

記者）旗野さんは1年前から旗折症を患い今もなお闘病中とのことですが。

旗野）ええ、自分でもまさか発症しているとは思いもよりませんでした。今も治療を続けています。

記者）ご自身で発症に気づかれたのですか？

旗野）そうです。

記者）きっかけは？

旗野）1年前、私の住む町で強盗事件があったんです。その日、町はきゅうりカーニバルという町起こしの一環の行事があり、私もそれに参加（⑩）していました。何となく町全体が注意緩慢になっていました。私はカーニバルの途中、ショーウィンドウに見える綺麗な宝石に目がとまり、何気なく宝石店に立ち寄ったんです。店に入って少し時間が経った後、乱暴に扉が開く音がしました。

記者）それが、強盗だった、と。

旗野）はい。そして、案の定宝石やらレジの売り上げやらを要求してきました。店内では小さなこどもが泣きわめいていました。強盗はその子に対し、「うるせぇ！（拳銃で）ぶち抜くぞ！」という内容のことを怒鳴りながら言い、それを聞いたその子はさらに泣き声をあげました。このままでは、本当に殺りかねないと思った私ですが、何やら勝手に体が動いていく感覚がありました。不思議な出来事でした。そして、私はその子の前に立ちふさがりかばうような形になったのです。強盗は「あん？善人アピールか？反吐が出る」といい、拳銃を構えまさに撃とうとしてきました。死亡フラグは完全に立っていました。殺られる‼と目を瞑りましたが、いっこうに衝撃が来ません。恐る恐る目を開くとそこに近所のおばさんが血を流して倒れていました。すぐそのあと誰かが通報したのか強盗は取り押さえられました（⑦）が、私はその様子を呆然と見守ることしかできませんでした。

記者）近所のおばさん……ですか。何かあなたと接点が？

旗野）いつも懇意にして頂いている隣の気さくなおばさんです。町起こしをしなければならないほどの田舎に住んでいるのですが（まあ田舎は関係ないかもしれませんが）私は無類の漬物好きでいつも家にストックしている（②）ほどなんですよ。そして、隣のおばさんからもときどき漬物を譲り受けたりしていました。ですから、よく見知った方ではありました。

記者）なるほど。ですが、なぜにそのおばさんは宝石店なんかにいたのでしょう？

旗野）これは私の推測ですが、そのおばさんもきゅうりカーニバルに来ていたのでしょう。そこで、私が宝石店にいるのが見えて話しかけに来られたのではないかと。強盗は外から見えないよう死角に立っていましたから。そこで、私が撃たれるちょうどのタイミングで私の前に来た。そこで、撃たれたのでしょう。

記者）偶然にしてはあまりにも出来すぎていますね。

旗野）私もそう思いました。恐らく、私はここで死ぬ運命だったはずです。しかし、そうはならなかった。行き場をなくした死亡フラグは無作為に隣のおばさんという人を矛先としたのでしょう。（設問の回答）ここです、私が旗折症を確信したのは。

記者）貴重な体験談をありがとうございました。現在の法律では旗折症による死亡フラグの巻添えでは殺人罪は適用されないとのことですが、旗野さんは今後、このような巻添えの対策としてどのようにお考えですか？

旗野）やはり、社会全体がこの問題をきちんと受け止め、適切に向き合っていくことが重要ではないでしょうか。最近では裏で旗折症の人と内通し（⑫）、犯罪に悪用している暴力集団もいるようですから。

記者）旗野さん、本日は本当にありがとうございました。

【Ⅲ】
俺は主に「News is Next」という番組で記者をやっている。
今回俺に回ってきた仕事は最近社会を騒がせている「死亡フラグクラッシャー」についての取材だそうだ。正直、俺にとっちゃどうでもいいことだが、今はとにかく金が必要だ。指輪に式場、ブーケも入れ損なったら（⑤）だめだな。文句も言ってられない。
でも、もうすぐで目標の金額に到達しそうだ。おおかた、この取材の報酬でなんとかなるだろう。

「俺、この仕事が終わったら結婚するんだ」

（完） [編集済]

【escape　co2】

奴はいつも家に漬け物をストックしている。 本人曰く、着色料を使っていないのが最高なんだとか。 全体的にちぐはぐなくせに妙に様になり、無駄にかっこいいのは幾多の修羅場を乗り越えたオーラゆえか。 この前などカーニバルに参加しながら旗を振り回して 大型のジャックナイフと拳銃を構えた宝石強盗犯を見事捕まえた。裏で内通していた仲間も彼の推理によって捕まった。 決め手は手紙のareの書き方。 ノー天気に計画書を書いていたことも決め手になったらしい。 え、そんなに詳しい私は誰かって？ そうだな…強盗の残党Aとでも名乗らせてもらおうか。 今、窓から奴の様子を除いているわけだ。 奴の自宅の屋根に昇るために垂直に四メートルも昇るはめになってしまった。 呑気に奴は今もテレビを見ている 「奴が終焉を迎えるんだよ…テディ…ブーケを取り損なったからね…」 とかなんとか可愛い声がテレビから聞こえる。 最も、終焉を迎えるのは奴だがね。 それでは復讐を始めようか。 奴のワインには睡眠薬を入れてある。 ほら、眠りだした…呑気に最高級ワインを飲み干すからそうなる… 呑気にいびきをかいてるな…ふふふ… よし、部屋の間取りを考えるにあいつの部屋には空気が溜まりやすい。下調べは万全だ。 さて問題、そんな空気が溜まりやすい場所で寝ているところに下に溜まる二酸化炭素を流し込めばどうなるか？ 答えは簡単、原因不明の不審な死体の出来上がり、だ。 奴が潔癖症ではないことも重要だ。 あれだけ埃っぽい部屋にいるんだ、多少の違和感なんて気にもとめまい… さぁて…ゆっくり殺すかね。 栓を抜いて流し込もう。時間はたっぷりあるわけだしな。 （数分後） ん…？なんだ…この雷みたいな音は 天気予報じゃなにもなかったが… 音源は…ん…奴の…腹…？ まさか…あいつ…ワインのつまみに漬け物を食ったか…？ ちっ、血相変えて飛び起きやがった… 上のトイレに駆け込んだな… 食べあわせの悪さで危機を回避しやがって…ちっ、計画は失敗だ。あの分だと当分出てこねぇだろうしな…引き上げるぞ…それにしても運のいい奴… 　 終 [編集済]

これでいいんかなぁ？

手違いじゃ… [編集済]

PCの処理問題で三度もやってしまった…すまぬ [編集済]

旗野折部死す

旗野折部、彼は伝説の警察官と呼ばれていた。その理由は、何度も危ない目に遭いながらも生還していたからだ。
例えば、友人の結婚式の時に、結婚式場のスタッフの中にマフィアと裏で内通している者がおり、スタッフが結婚式に集う人間を殺そうと、ブーケに爆弾を仕込んでいた。（12）
旗野は友人が投げるブーケをつかもうと無駄にかっこよく跳躍したが、あいにくブーケは取り損なってしまった。(5)(11)しかし、ブーケが床に落ちたおかげで、旗野は時限爆弾のカウント音が聞こえていることに気づき、ブーケから離れた。
少しした後、ブーケは爆発した。しかし旗野のおかげで死者は1人も出ずに済んだ。

またこの間は旗野折部の母がいつも家で作ってはストックしている着色料無添加の漬物を口臭が付くことも気にせず能天気にパーティの直前に食べていたおかげで、パーティで飲もうとしていた最高級ワインを少し口に含んだところで、ワインが致死量レベルのノロウィルスで汚染されていることに気づき、
別の最高級ワインを飲み干すことができたという。（2)（3）(4)(13)

が・・・・・旗野折部はある日とうとう死んでしまったのだ。いったいなぜだろうか？

ある日のこと、彼は地元のカーニバルにスタッフとして潜入することになった。(10)というのも、カーニバルに歌手として参加する少女の1人、海野カメコが首にぶら下げていた宝石「ラテラルの瞳」を盗むという予告場が届いたからだ。
カーニバルが始まってしばらくして、カラオケ大会が始まった。海野カメコが「ラテラルの瞳」を首にぶら下げてステージに立つと、潔癖症のためにマイクをふき始めた。（9）すると突然、ステージのライトが落ちた。

「キャー！」次の瞬間、海野カメコのかわいいながらも危機を感じる叫び声がカーニバル会場に響き渡った。（15）
そしてステージを見渡すと宝石はもとより、海野カメコそのものがいなくなっていたのだ。

叫び声に気づいた旗野折部は、早速犯人を捜し始めた。すると、この騒ぎに乗じて段ボール箱を運んでこっそりと逃げようとしているスタッフがいるではないか！
そう彼が「ラテラルの瞳」を盗み、そして海野カメコを拉致した犯人である。

旗野は早速宝石強盗犯を追いかけた。しばらくすると、犯人は森の中で箱を置き、箱を開けた。
箱の中には、ガムテープで口をふさがれ、足と手がロープで縛られている海野カメコの姿があった。

「おい、何しているんだ！」旗野は叫んだ。
「こいつがどうなってもいいのか！」犯人が叫ぶと少女の頭に拳銃を向けた。
旗野は早速銃を犯人に向け、犯人を威嚇射撃した。
すると犯人はそれにおびえてしまい、そのすきに海野カメコは町の方向へ逃げた。
むろん犯人もそれを見逃すバカではない。早速少女を追いかけ始めた。旗野も犯人を追いかける。

やがて犯人は少女に追いついた。そして少女の後ろに回った。

それに気づいた旗野折部は犯人の後ろで垂直に4m飛び上がると、近くの家の玄関にあった日本国の国旗をとり、そのまま宝石強盗犯の頭上にガツン！と一発かました。(6)(8)

宝石強盗犯はよろけながらも、なおも少女に銃を向けた。その時、少女の目の前に旗野折部が立った。そして言った。

「女の子に手をかけるのはやめるんだ。」
「うるせえ！」犯人は叫んだ。
「カメコ、俺がお前の命を助けてやる。」
「は？何言ってるんだ？こいつ？」直後に銃を撃った。

旗野折部は宝石強盗犯が放った銃弾に倒れた。直後、宝石強盗犯は街の人間が通報した警察に取り押さえられた。(7)

こうして、旗野折部の命は終焉を迎えた。(14)しかし、彼の偉業が忘れ去られることはなかった。

数年後、一人の女性がある本を書いた。その本の名前は「Oribe is light.」（1）旗野折部の生涯をつづった本だ。
そして著者名は・・・・海野カメコ。そう、旗野折部に命を救われた少女であった。
この本は日本でベストセラーになり、海外でも翻訳本が出版されることになった。
こうして旗野折部はのちに「少女の命を救った青年」として後の歴史にも語り継がれることになったのである。（終） [編集済]