こだわり

規則正しい生活を送るカメオは、毎朝必ずトーストを食べコーヒーを飲むことにしている。

彼は電気ケトルを持っているが、トースターと電気ケトルを同時に使うとメインブレーカーが落ちてしまう。

そのため朝のコーヒーはやかんで沸かしたお湯で淹れると決めている。

夜は他の電気調理器を使わないので、夕食後に飲む緑茶は沸くのが速い電気ケトルのお湯で淹れる。



さて、多人数が食べる量のお好み焼きを焼くには、一枚ずつしか焼けないフライパンよりもホットプレートを使うのが効率的である。

カメオは現在お好み焼きパーティーを開くのにホットプレートを使っているが、一台で焼ける枚数には限りがある。

これ以上招く人数を増やすとお好み焼きの供給量が足りなくなってしまうだろう。

しかしトースターと電気ケトルだけでメインブレーカーが落ちてしまうカメオの自宅では、ホットプレートを２台同時に動かすことはできない。



したがって、カメオがお好み焼きパーティーに招く人数を増やすために足りないのは、契約アンペア値（契約電力量）である。