【ウミガメ1on1】天邪鬼と腕時計

起きているときには常に身につけることが習慣になっているくらい身近で大切な腕時計。旅行に行く際にも当然のようにつけていったのだが、大浴場に行く際にカメオは困ってしまった。



「はて……貴重品の管理はどうしよう？」



その日カメオが泊まったのは、部屋に金庫がないホテルだった。大浴場に持っていっても良いが、時計が防水仕様だったかどうか覚えがないし、何より、浴場にちゃんと鍵付きのロッカーが完備されているかどうかも分からない（カゴの可能性もある）。



そう考え結局貴重品は部屋に置いた状態で大浴場に行くことにしたのだが、万が一自分が留守の間に泥棒が部屋に入った場合のことを考えて、見つかりにくそうな場所に高価な持ち物を隠したのであった。







【要約】

腕時計を盗まれないように、隠すため。