No.1[tosh]02月03日 23:0802月03日 23:09
くしゃみを躱しましたか?
YES! 1分以内のスナイプ! [正解]
No.2[準鉄]02月03日 23:1002月03日 23:11
愛の告白とはプロポーズですか?
関係ありません。 [良い質問]
No.3[てんぐも]02月03日 23:1002月03日 23:11
マキはハヤトが愛の告白を試みたのだと気付きましたか?
関係ありません。 [良い質問]
それはほんの些細な弾みだった。
「ねえハヤト、あんただったら呼び出されるのと、待ち伏せされるのとどっちがいい?」
「は? 何の話だよ」
家が隣同士のハヤトとマキは、帰る時間が偶然一緒になることが週に3回はある。
小学校入学からの8年間、ほとんど毎日、肩を並べて歩いてきた。
「だからバレンタインの話だって」
「またその話かよ。呼び出すとか大げさだから、適当に流れでいいんじゃね? 待ち伏せとかキモいし」
「キモいとか言うな」
「また伏見先輩?」
「そーだよ悪いか。であんたは14日すぐ帰んの?」
「なんでだよ」
「義理チョコくらい渡してやってもいい」
「は? 義理チョコとかくだんねー」
「どうせ誰にももらえないんでしょ」
「お前に心配される筋合いねえし。っていうかチョコあげたとかもらったとかマジ幼稚」
「呆れた……。あんたもさ、好きな人の一人や二人作ってみればいいんじゃない? どうせ今まで恋なんてしたことないんでしょ」
「な……」
と、車道側を歩くハヤトのすぐ横を、トラックが通り抜けた。
それを避けようとしたハヤトはマキの側によろめいて、塀に右手をついた。
塀と自分の身体の間にはマキがいた。
「ちょっとハヤト……」
近い。
マキの顔が近かった。
化粧っ気が無いのに肌はつやがあって、髪の毛はバニラのような香りがした。
ハヤトの鼓動が速くなる。
言うしかないんじゃないか?
ハヤトは思った。
「あのさ、お、俺……」
と、先ほどのトラックの巻き上げた粉塵がハヤトの鼻先をくすぐった。
「は……」
「は?」
マキがハヤトを見ると、口を中途半端に開けたまま鼻をひくひくさせている。
「は……」
マキは自分の置かれている状況を把握し、慌ててしゃがみ込んだ。
壁とハヤトの身体に阻まれて、下方以外に逃げ場がなかったのだ。
「はっくしょんちっくしょぉ!!!」
唾液と鼻水が、マキの頭上を掠め、音を立てて塀に付着した。
(うわ、この人、くしゃみの後にちくしょぉとか言う人なんだ……)
マキは上目遣いにハヤトを見つめ、思った。
(ステキ……)
【要約解説】
ハヤトが目の前でくしゃみをしそうになっていることに気付いたマキ。
壁ドンで逃げ場を塞がれているため、飛散する菌から逃れるためには、しゃがみ込むしか無かった。
「ねえハヤト、あんただったら呼び出されるのと、待ち伏せされるのとどっちがいい?」
「は? 何の話だよ」
家が隣同士のハヤトとマキは、帰る時間が偶然一緒になることが週に3回はある。
小学校入学からの8年間、ほとんど毎日、肩を並べて歩いてきた。
「だからバレンタインの話だって」
「またその話かよ。呼び出すとか大げさだから、適当に流れでいいんじゃね? 待ち伏せとかキモいし」
「キモいとか言うな」
「また伏見先輩?」
「そーだよ悪いか。であんたは14日すぐ帰んの?」
「なんでだよ」
「義理チョコくらい渡してやってもいい」
「は? 義理チョコとかくだんねー」
「どうせ誰にももらえないんでしょ」
「お前に心配される筋合いねえし。っていうかチョコあげたとかもらったとかマジ幼稚」
「呆れた……。あんたもさ、好きな人の一人や二人作ってみればいいんじゃない? どうせ今まで恋なんてしたことないんでしょ」
「な……」
と、車道側を歩くハヤトのすぐ横を、トラックが通り抜けた。
それを避けようとしたハヤトはマキの側によろめいて、塀に右手をついた。
塀と自分の身体の間にはマキがいた。
「ちょっとハヤト……」
近い。
マキの顔が近かった。
化粧っ気が無いのに肌はつやがあって、髪の毛はバニラのような香りがした。
ハヤトの鼓動が速くなる。
言うしかないんじゃないか?
ハヤトは思った。
「あのさ、お、俺……」
と、先ほどのトラックの巻き上げた粉塵がハヤトの鼻先をくすぐった。
「は……」
「は?」
マキがハヤトを見ると、口を中途半端に開けたまま鼻をひくひくさせている。
「は……」
マキは自分の置かれている状況を把握し、慌ててしゃがみ込んだ。
壁とハヤトの身体に阻まれて、下方以外に逃げ場がなかったのだ。
「はっくしょんちっくしょぉ!!!」
唾液と鼻水が、マキの頭上を掠め、音を立てて塀に付着した。
(うわ、この人、くしゃみの後にちくしょぉとか言う人なんだ……)
マキは上目遣いにハヤトを見つめ、思った。
(ステキ……)
【要約解説】
ハヤトが目の前でくしゃみをしそうになっていることに気付いたマキ。
壁ドンで逃げ場を塞がれているため、飛散する菌から逃れるためには、しゃがみ込むしか無かった。
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てんぐも>>驚きの速度でした、そして恋が実っているだと…ハヤト良かったね!toshさん正解お見事でした、牛削りさん出題ありがとうございました![03日23時12分]
tosh>>牛削りさん出題ありがとうございましたー。このときめきポイントよ。[03日23時11分]
準鉄>>出題ありがとうございます。toshさんスナイプおめでとうございます。[03日23時11分]
牛削り[★曹長➕]>>ふむう。スナイプされるかされないかは賭けでした。ギリギリのところついた気もしたんだが、騙せませんでしたね。toshさんナイススナイプでした。皆様ご参加いただきありがとうございました。[03日23時11分]
QQS>>終わってたー。牛削りさん、出題ありがとうございました。toshさん、正解おめでとうございます。[03日23時10分]
QQS>>参加します。宜しく御願いします。[03日23時09分]
てんぐも>>参加します、よろしくお願い致します。[03日23時09分]
準鉄>>参加します[03日23時09分]
tosh>>参加します。[03日23時08分]
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「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。
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