「今は夏じゃから、夜が明けるのが早すぎて、月はきっとまだ沈みきっていないじゃろう。
沈んでしまう前に、その月を捕まえ、ここに持ってきておくれ」
小坊主は月など持ってこれるはずがありません。
しかし数刻後、和尚さんは大変喜びました。
なぜだろう?
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この問題は、以下の和歌に着想を得ています。
「夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ」(『古今集』夏・166)
【ウミガメ】
和尚さんが喜んだのは小坊主が何かをしたからですか?
yes
小坊主は月を捕まえました?
No [良い質問]
小坊主は、和尚さんに何か持ってきましたか?
No 持ってきたのではなく… [良い質問]
小坊主は器に水を入れ、そこに月を映して和尚さんに見せたので、和尚さんは月が見れて喜びましたか?
no
小坊主は和尚さんに月を見せましたか?
No 正確には「見せない」というより… [良い質問]
小坊主は和尚さんを宇宙船で月に連れて行ってあげたので和尚さんは喜びましたか?
no ww 小坊主、そんなお金持ちじゃないですw
双眼鏡を和尚さんに渡しましたか?
No 仮に渡したとしても… [良い質問]
数刻後は夜ですか?
yes
和尚さんが喜んだのは月を見ることが出来たからですか?
No ですが考え方によってはYesです [良い質問]
和尚さんの目は見えていますか?
Yes ですが視力は衰えています [良い質問]
タイトルは関係ありますか?
no オマケみたいなものです
和尚さんは盲目ですか?
Yes それに近いです [良い質問]
小坊主は和尚さんをどこかへ連れて行きましたか?
Yes [良い質問]
小坊主は和尚さんの視力が衰えていることを利用して和尚さんを勘違いさせましたか?
no
自分の頭を差し出してこれが月だと言いましたか?
No ですが発想は近いかもです! [良い質問]
小坊主は何かを月に見立てて和尚さんに見せましたか?
Yes 見立ててというよりは… [良い質問]
小坊主はお寺のそとまで和尚さんを連れていきましたか?
Yes ! [良い質問]
和尚さんはなぜそんなことを頼んだのでしょう?
小坊主は月を模写しましたか?
no
小坊主は池に和尚を連れていき水面に映る月を見せましたか?
no
池に月をうつしました?
no
小坊主は、月明かりの下に和尚さんを連れて行って、月明かりの明るさを体感させる事によって、空に月がある事を実感してもらおうとしましたか?
no ですがとても素敵な考えなのです…!
和尚さん もう死んじゃいそうなんですか?
yes だから我が儘を言ったのです
小坊主は和尚に日の出を見せましたか?
no
小坊主は丸く光るものを見せて和尚さんに月だと思わせましたか?
No [良い質問]
視力が衰えて月が全然見えないので小坊主に持ってきてもらって間近で見たいと思いましたか?
Yes ! あまり遠いと見えないのです [良い質問]
食べものは関係しますか?
no
和尚さんは月を見れたので喜びました?
no 9参照です
小坊主が和尚さんを連れて行ったところには黄色くて丸いものがありましたか?
No 丸くはないです [良い質問]
小坊主が和尚を連れて行ったのは木の下ですか?
no
月が水平線近くにあると大きく見える原理を利用しましたか?
no
沈みかけた月は重要ですか?
no
小坊主は和尚さんに嘘をつきましたか?
yes ですがどちらでも構いません
その夜は新月でしたか?
yes (ですが本筋には無関係です)
小坊主は花火を見せましたか?
no
和尚さんが持ってきてきてくれと行ったのは、moonの月ですか?
yes
小坊主は、金色の仏様を見せましたか? [編集済]
no
現代日本で成立しますか?
no 現代だと、写真で見れちゃいますからね
墓地は関係ありますか?
no
お供え物の菊の花を和尚さんに見せましたか?
no
お寺の裏に黄色ものがありました?
Yes [良い質問]
竹林に行きましたか?
no
見せたのは人工物ですか?
no
植物は関係ありますか?
Yes [良い質問]
蛍を見せてあげましたか?
no
連れていったということは持ち運び出来ないようなものでしたか?
Yes [良い質問]
和尚さんは、小坊主が和尚さんのためを思ってしてくれた気持ちが嬉しかったという事ではなく、小坊主が月を見せてくれたと思ったから喜んだのですか? [編集済]
No 和尚さんは、それが月ではないことを知っています [良い質問]
月の代わりにひまわりを見せましたか?
No ですが惜しい! [良い質問]
ひまわりを見せましたか?
No ですが惜しい! [良い質問]
黄色い花を見せました?
Yes ! [良い質問]
夏以外の季節では成立しませんか?
Yesno 五月~九月頃なら成立します [良い質問]
たんぽぽですか?
no
ひまわりは太陽の方を向くから、ひまわりが向いていないところに月がありますと月のありかを、小坊主が和尚さんに教えたので和尚さんは喜びましたか? [編集済]
no
月下美人あの花のところに連れて行き、この花が咲いているという事は月があるという事ですと和尚さんに教えましたか?
No ですが少し惜しいです [良い質問]
ひまわり自体は関係ありますか?
no
月下美人のところに和尚さんを連れて行き、和尚さんに花の匂いを嗅がせる事で、(月下美人は夜しか咲かないので)月の存在を感じさせますか?
No ですが「夜しか咲かない」「月」重要です [良い質問]
花と月は関係がありますか?
yes ですが直接関係はないです
待宵草ですか?
Yes ! できれば「月見草」とお答えいただきたかったです… [正解]
49 黄色い花を、これが月だと言って見せましたか?
yes ですが本筋には無関係です
黄色の曼珠沙華を見せましたか?
no
夜顔ですか?
no
月見草ですか?
Yes ! [正解]
月見草ですか?
Yes ! [正解]
月見草ですか?
Yes ! [正解]
まだ眼が遠くまでよく見えていた頃、和尚さんは月を見るのが好きだったそうです。
もう先が長くないことを悟った和尚さんは、少し我が儘を言ってみることにしました。
「おぬしが知る通り、わしはもう遠くのものがよぉ見えん。
しかしな、今一度だけ、あの月を見てみたいんじゃ…」
和尚さんとて、本気で言ったわけではありません。
しかし、常に厳格な和尚さんが冗談を言うなど聞いたこともない小坊主は、寂しそうに笑う和尚さんを見て、願いを叶えてあげようと思い立ちます。
当然、本物の月を取ってくることはできません。
小坊主は一生懸命考え、お寺の裏に月見草がたくさん生えていることを思い出しました。
あまり外を出歩かなくなった和尚さんは、その存在を知りません。
数刻後、夜も深まった頃、小坊主は和尚さんに報告しました。
「おっしょさま、おっしょさま。
少しだけ、散歩をいたしましょう!」
小坊主があまりに何度も言うので、和尚さんは渋々ついていくことにしました。
連れられて行ってみると、そこには大量の月見草が風に揺られてたたずんでいました。
遠くはよく見えませんが、どうやらかなり向こうの方まで続いているようです。
「これは…なんと素晴らしい……」
「おっしょさま、申し訳ないです。
おっしょさまに言われた通り、月を取りに行ったのですが、手にした途端に花に変わってしまったのです。
ですが、あんまりに綺麗なので、おっしょさまにお見せしたかったのです」
満足げに笑う小坊主の粋なはからいを受けて、和尚さんもとても嬉しそうに、山吹色の月見草を愛でていたそうな。
「はてさて、今日は新月だったはずだが…
どうやって捕まえてきたのやら…」
[要約]
和尚さんは目が悪く、月を見られるだけの視力はない。
それを分かっていた小坊主は、代わりに手近で見られる「月」見草を見せてあげた。
めでたし、めでたし。
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