長さの革命

「フワスチャン、これはなにかしら？」

「お嬢様、これはガムという物らしいです(*'-'*)飲み込んではいけないものらしいので、ご注意ください」



私はガムに感動した。

しばらく噛んでいても、味がなくならないのだ。

一口で長い時間甘いものが楽しめる。



これってエコかも！



私はガムを買い置きしておくよう、フワスチャンに命じた。



「んー、ガムのお得用、お得用っと(*'-'*)ボトルに入ってるのもあるのか。……おっ！これいいんじゃないか？」



翌日大きめのダンボール箱に大量の荷物が送られてきた。

中身はもちろん……ガムテープだった。



お嬢様は当然お怒りのようだ。

いくらお嬢様でも、ガムテープとガムの違いは分かるようだ。



「フワスチャン、これはどういうことかしら？ガムを頼めと言ったはずよ」

「は、はい(*'-'*)ですからガムのお得用をと」

「どう見ても違うじゃない！私でも流石にこれが何なのか知ってるわよ！いい？これはね……



バウムクーヘンっていうの！！



ちょっと硬いけど」



「な……



なるほど！！流石お嬢様！(*'-'*)」



「えっへんξ(ﾟωﾟ)ξ さてお茶でも淹れていただきましょうか」

「はーい(*'-'*)」



その後二人は病院に運ばれていった。