子供たちが家を出ていく時、彼女は笑っていた。
が、その後彼女は泣いた。
何があったのだろうか。
【ウミガメ】
子供たちは成人していますか?
yes,no! 成人している子もいれば、していない子もいました!
「泣いた」のは、悲しかったからでしょうか?
はい!
誰か死にますか? [編集済]
はい。ですが、解説の一番最後なので関係ありません
母親の子供は全員家を出たんでしょうか?
はい!! [良い質問]
登場人物は人間ですか?
はい。
家を出たのは、出ていくことを余儀なくされた理由があるんでしょうか?
いいえ。余儀なく、はちょっと違うと思います
戦争は関係ありますか?
はい。ですが、解説にちょこっと「戦争」という言葉が入ってる程度です
では子供達は自主的に出ていった?
はい。子供たちに選択権はありました
母親と子供たち全員の間に、血縁関係はありますか?
いいえ!!
笑ったのはうれしかったからですか?
はい!
子供たちが出て行ったのは母親のためですか?
yes,no! 母親の負担になることを理解していた子はそうでした
母親、子供たち以外に登場人物はいますか?
いいえ。
お金がからみますか?
いいえ。
外国の話ですか?
関係ありません。が、解説では外国です [編集済]
日本でもありそうな話ですか?
はい。解説の設定は島国では無理ですが、本筋は日本でもあり得ます
子供たちは他の国にいきましたか?
yes,no! 何処に行ったかは重要ではありません
子供たちが行った先はみんなバラバラでしたか?
はい!
母親は子供達が出て行くのを望んでいませんでしたか?
いいえ。子供たちの為には出て行った方がいいと思っていました
他の親になってくれるひとのところにいきましたか?
はい!! 未成年の子供はそうです [良い質問]
子供たちが母親の負担になる事を理解して出て行った事が、母親の笑った理由ですか?
いいえ。笑って見送らなければならない状況でした
子どもたちが自分の意志で旅立つのがうれしかったんですか?
yes,no.微妙なラインです
裕福な家庭ではありませんでしたか?
yes,no. 少しは裕福だったでしょうが、子供が多すぎました
その母親は19ばんできた子供をいままで育てていましたか?
はい!!
出て行った子供たちが不幸な目にあいましたか?
いいえ!
笑ったのには、子供達を心配させないなどの理由ではなく、明確に本心から「うれしい」と思える要素があったんでしょうか?
はい!
泣いたのはさみしさからですか?
はい!!
笑って見送ったけど、やっぱりさみしいわ~?
はい!! 解説行っても大丈夫ですね [正解]
何不自由ない生活だったが、彼女は少し寂しさを感じていた。
そんなある日、彼女の家に、一人の子供が訪れた。
話を聞くと、戦争で両親を亡くし、食べ物を恵んでくれる家を探し歩いていた隣国の子供らしい。
国境近くの家とはいっても、かなりの距離だ。可哀想に思った老女は、子供に食べ物と、寝る場所を与えた。
ちょっとだけ明るくなった家。老女は子供に「暫く暮さないか」と言った。子供は喜び、二つ返事で了承した。
それから、老女の家には孤児が増えていった。
ちょっとだけ明るい家は、いつの間にかとても賑やかな家になっていた。
大きい子供は老女の手伝いや、小さい子供の面倒を見、小さい子供も小さいながらに一所懸命手伝いをした。
しかし、子供たちを家に住まわせているのは「ずっと」ではなく「暫く」。
子供たちは、色々な人に引き取られていったり、結婚して離れて行ったりした。
老女は子供たちを見送る時、いつも笑顔だった。
そして、最後に引き取られていった子供を見送った後、老女は家の中に戻った。
床には、子供が遊んでいたミニカー。机の片隅に積み重なった紙には、クレヨンで描かれた絵。
「もう母親は終わったのだ」と老女は思い、ふっと寂しくなった。
偉大なる母親、マザー・グースの目から、涙が零れた。
しかしこれで終わりではなかった。
子供たちは老女の元に時々帰って来た。
彼らにとって、彼女は母親に変わりはなかったのだ。
最期の瞬間、Mrs.グースは愛しい子供たちとの別れに涙を流しながらも、幸福そうに笑っていた。
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