だから、亀谷は亀山への告白を決意した。
どういうことだろう。
【ウミガメ】
告白とは愛の告白ですか?
yes! [良い質問]
亀山と亀谷以外に重要なキャラはいますか?
no!二人で成立します!
上とは物理的な上ですか?
yes!上下左右の上です!
2人の性別は重要ですか?
no!同性愛と考えるならば、同姓でも成立します笑
亀山と亀谷が異性であれば,どちらが男でどちらが女でも成立しますか?
yes!同性愛でもオッケーですが笑
「上を指し示していた」を、「上を指(ゆび)さしていた」としても成立しますか?
no!!重要です! [良い質問]
指を使って指し示しましたか?
no!それでは成立しません! [良い質問]
亀谷は亀山のことを本当に好きですか?
yes!ずっと好きでした!
告白を決意したのは、亀山が上を指し示すことで両思いだと確信したからですか?
yes! [良い質問]
上に何かありますか?
no! [良い質問]
言葉遊びですか?
yesno?ちょっとその要素もあるかな…
上を指し示していたとき、亀谷は亀山を直接(映像などではなく)見ましたか?
no!!重要です! [良い質問]
場所は重要ですか?
no? ちょっとした伏線を活かすならyesですが、却って回りくどくなるので。問題の状況は、どこででも成立します!
道具を使って上を指し示しましか?
yes! ※ミスリード注意! [良い質問]
亀山は視力検査をしていましたか?
no!
亀山は亀谷の事が好きですか?
yes! [良い質問]
亀山が、「いいね」しましたか?
no!
亀谷は物理的に亀山の上方にいますか?
no!
12.直接見ていないのに亀山が上を指し示したことを亀谷が知っている理由は重要ですか? [編集済]
yes! [良い質問]
亀山は自らの意思で上を指し示しましたか?
yes! ※ミスリード注意!
14より 片手を使う道具ですか?
yes! ※ミスリードものすごく注意!
亀谷が、上を指し示したのが亀山だったことをどうやって知ったか、特定が必要ですか?
no!それは、偶然ということで大丈夫です!
14より 道具は電気を用いますか?
no!
学生同士で成立しますか?
yes!学生である必然性はないですが、解説では学生同士です!
亀谷が上を指し示すことも可能ですか?
yes!誰でもできます!
14.道具は3次元空間上に実在する物体でしたか?
yes! ※ミスリード注意!
矢印は重要ですか?
yes!!とっても!! [良い質問]
亀山は亀谷のことを考えながら上を指しましたか?
yes! [良い質問]
上を指し示すその格好自体が愛の告白になりえますか?
yes ※ミスリード注意! [良い質問]
26.その道具とは一般的にみんな持っていますか? [編集済]
yesno!解説で出て来た道具は持っていない人の方が多いかな・・・
筆記用具は関係しますか?
yes!!重要です! [良い質問]
「上を指し示す」様子は、画面上で確認しましたか?
no!
亀山は上向きの矢印をクリックしましたか?
no!
意図的に上を指し示すようなことをしましたか?
yesno 行為自体は意図的なんですが…
31より 筆記用具を使って矢印を書きますか?
yes!! [良い質問]
相合傘をどこかに書き残してたのを亀谷に見られた?
yes!!正解です! [正解]
コンパスは関係しますか?
no!
方位は関係しますか?
no!
亀山が相合傘と亀谷の名前を書きましたか?
yes!正解です! [正解]
なんと言っても、今日のカメオは2年A組の日直なのだ。
日直など面倒くさいだけ。昨年までのカメオならそう思っていた。だけど、今年は違う。むしろ、この日が来ることを待ち望んでいたと言っても過言ではない。
なんと言っても、今日の日直は……。
カメオには、好きな女の子がいた。となりの席のカメコちゃん。カメコの名字は亀山。出席番号一番違いの彼女とカメオは、本日の日直だった。
そう。今日は、朝から好きな女の子と二人で過ごせるスペシャルデー。どんな面倒な雑用だってとびきりのものに思えてくる。
ほわほわとした幸せな気分に包まれながら、カメオは学校への道のりを急いだ。
「うっし、到着!……ちょっと早く着きすぎたかな」
幸せな気分は、いつもよりも彼を速足にさせてしまったらしい。予定よりも30分も早く到着してしまったカメオは、ひとり照れ笑いを浮かべた。
カメオの学校では、朝練組は直接部室に向かうことになっている。そのため、部室棟から離れた校舎は、人気もなく閑散としていた。はやる鼓動を抑えながら、階段をゆっくり昇る。目指すは3階の2Aの教室。
教室の前に来て、カメオは立ち止まった。ぴたりと閉じられた教室のドア。しかし、その向こうでがさがさと動く音がするのだ。教室内に人がいる。
(まさか、亀山?いや、早すぎだろ)
時間はまだ朝礼の一時間前。いくらなんでも早すぎる。だけど、真面目な彼女のこと。早くから来て日直の仕事を先に始めていたのかもしれない。
(だったら、俺も、早く行かないとまずいよな)
そんなことを思いながら教室のドアに手をかける。立てつけの悪い年代物のドアが、ガタリと音を立てた。
「え、わっ」
中から慌てたような声が聞こえた。続いて、がたっ、と何かを取り落とす音。その音が聞こえたのと、カメオがドアを開けきったのは同時だった。
中に居たのは、予想通り、同じ日直の亀山カメコだった。ドア
の方を振り向いた形で、なぜか顔を真っ赤にして固まっている。
「よお。早いな、亀山」
「亀谷君こそ」
うろうろと、落ち着きなく視線をさまよわせるカメコ。すると、何を思ったのか、彼女は突然、教壇横のサイドテーブルに載った花瓶をひしと抱え込んだ。
「わ、私、花瓶の水替えてくるね!」
「え?おい!」
そして、そのまま、先ほどカメオが開けたドアをすり抜ける。そっちは水道と逆方向……と、声を掛ける間すらなく、カメコは逃げるように去っていった。
カメコの突然の奇行により、一人教室に残されたカメオは、訳が分からず呆然としていた。教室内に目を転じれば、黒板消しが床に転がっている。さっきの音は、どうやらカメコが黒板消しを取り落とした音だったらしい。
とりあえず、屈んで黒板消しを拾う。黒板消しを元に戻しながら、カメオは何気なく、先程までカメコが立っていた場所に目をやった。黒板の右側あたり。
まだ朝ということもあり、黒板は大部分が綺麗だった。きっと、前日の日直がきちんと掃除したのだろう。しかし、なぜか、その右下隅には、不自然に横長の上向きの矢印が印されてており、さらにその下は白く汚れていた。
先ほどのカメコの様子からして、汚れは、彼女が黒板の文字を消したことによりできたものだろう、とカメオは推測する。そして、慌てて消したために、矢印を消し損ねてしまったのだろうと。消された矢印の文字は、完全に解読不可能となっていた。しかし、推測はつく。矢印と消し跡の場所は、「今日の日直」と書かれた文字のすぐ下。
これって、相合い傘だよな…。
今日の日直は、亀山と俺。今はまだ朝だから、他の生徒による悪戯の可能性は極めて低い。ということは……。
思い至ったひとつの結論。自然と顔が熱くなる。
頬に残った熱が引かないうちに、カメオははカメコを探すことにした。
【要約】
・黒板の日直欄に上向き矢印(相合い傘)の跡。
・好きな女の子が一人でいた教室。本日の日直は自分と好きな女の子。日直が登校する時間だから、誰かの悪戯である可能性は低い。→彼女が自分を相手に相合い傘を書いたのかも。
・あれ?両思い?
↓
【結論】
自分と好きな子の相合傘を、好きな人が描いていたことがわかったから。
(「上を指し示す」=矢印=相合い傘、というところまで判明すればFA)
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。