なぜだろう。
※この問題は、物語設定に元ネタがあります。
【ウミガメ】
誕生日はカメオの誕生日ですか?
no! [良い質問]
カメコの誕生日ですか?
no! [良い質問]
カメオはカメコへのプレゼントを買いましたか?
yesno! ※ミスリード注意 [良い質問]
カメオはレストランでの食事をカメコと一緒にとりましたか?
no! [良い質問]
名人の誕生日ですか?
no! 大丈夫です!ミスして同じ問題を連投してません笑
カメオ,カメコ以外に重要人物はいますか?
yes! [良い質問]
二次元は関係ありますか?
no!
カメオがプレゼントを送る相手は重要ですか?
yes? カメコです(3参照)
二人は夫婦ですか?
yes! [良い質問]
カメオは、買ったプレゼントをカメコに渡しましたか?
yes ※ミスリード注意
カメコは生きた人間ですか?
no! ※ミスリード注意 [編集済] [良い質問]
6.誕生日はその重要人物の誕生日ですか?
yes! [良い質問]
二人に子供はいますか?
yes! [良い質問]
「誕生日だから」二人は一緒にいられないのですか
「二人」とは、カメオとカメコのことでしょうか? それなら、noです!
1人でレストランに行ったカメオは2人分のウミガメのスープ頼んだ設定ですか?
no!
「会いに行った」とはカメコのお墓参りのことですか?
yes!! [良い質問]
かぶったので編集します。 誕生日とは、カメオとカメコの子供の誕生日であり、カメコの命日でもあった。そんな日に、カメオはカメコと子供へのプレゼントを買い、子供と共にカメコの墓に参ったあと、子供とレストランで食事をした。ということですか? [編集済]
yes!! [正解][良い質問]
12 13 では子供の誕生日ですか?
yes!! [良い質問]
子供の誕生日=カメコの命日。なのは合ってますか?
すみません、17の編集に今気づきました。17、完全に合っています。では、なぜカメオは、一人でお墓参りに行くのでしょうか [良い質問]
子供を出産してすぐカメコが亡くなったからですか?
yes!完全に同日でした(年も被っていました)。 [良い質問]
カメオとカメコの間に子供ができたが、カメコは産後すぐ亡くなってしまった。その子供の初めての誕生日を家族3人で祝うために、カメオはプレゼントを買い、カメコの墓に子供と参った。ということですか?
no! [良い質問]
本当の母親のことを子供に知られないためですか?
no! 息子は本当の母親がカメコであることは知っています・・・が。 [編集済]
一人でお墓参りする理由は,子供が物心つく前にカメコが死んでおり,子供にはまだカメコの死のことを伝えていないからですか?
no!息子は、カメコが「死んだこと」は知っています・・・が。 [良い質問]
子供も亡くなっていますか?
no!生きています!
カメオは再婚し新しい奥さんがいますか?
no!今でもカメコ一筋です。
23.カメオは子供に「お母さんは天国にいるんだよ」と伝えてあり,お墓の中にいることを伝えたくないですか?
no!息子は、母親の死を理解しています。
息子の誕生日=カメコの命日であることを隠しているからですか?
yes!!正解です!! [正解]
子供を連れて墓参りに行けない理由がありましたか?
yesno
カメオは、スーツを着て、革靴を履いた。いつも通り、会社に行くときの格好。ドアを開けながら、いつも通りにウミオに声をかける。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい」
ウミオに送り出されたカメオは、そのまま会社とは逆方面行きの電車に乗りこんだ。
何度か電車を乗り換えた後、バスに乗る。平日の昼間ということもあり、バス内はほどよく閑散としていた。
一時間ほどバスに揺られて降り立ったのは、懐かしい地。のどかな田舎道は、一年前に来たときと少しも変わっていなかった。
バス停近くの花屋で花を買い、その隣の和菓子屋でカメコが好きだった菓子を買う。
花と菓子を持ち、また少し歩く。しばらくして、カメオが足を止めた場所。そこには、
「久しぶりだなカメコ」
十年前に亡くなったカメオの最愛の妻、カメコの墓があった。
もともと、カメコは身体が弱かった。病気がちで、長くは生きられないと言われていた。カメオもそれを承知で結婚した。
それでも、結婚してしばらくは、穏やかで幸せな結婚生活が続いていた。事実、カメオと結婚してからのカメコは見違えるほど元気になり、病気など完治したかに思われていた。
やがて、カメコは新しい命を授かった。諦めていた二人の子。カメオとカメコは、涙を流して幸せを噛み締めた。
そんな時だった。もう、完治したかに思われたカメコの病気が再発した。
医師からは、今のカメコの身体では、出産は難しいと言われた。母子ともに無事に出産をすることは不可能だと。それでも、カメコは諦めなかった。そして、カメオも、そんなカメコの気持ちを尊重した。
出産直前。一筋の涙を流しながら、カメコは微笑んで言った
「カメオさん。私、とても幸せよ」
それが、カメコと交わした最後の言葉となった。
カメコは、自分の命と引き換えにウミオを産んだ。最愛の息子の誕生日。皮肉なことに、その日が最愛の妻の命日となった。
あれから十年。
カメオは、カメコの分までウミオに愛情を注いだ。男一人に子一人。男手ひとつでの育児は決して楽なものじゃなかったけど、なんとか十歳までウミオを育て上げた。父子関係だって極めて良好だ。隠し事だってほとんどない。ただ、ひとつを除いては。
カメオは、ウミオにカメコの命日を伝えていなかった。せっかくの誕生日。ウミオには、心から自分の誕生日を楽しんで欲しい。そんな思いから、カメオは嘘をついた。カメコの命日を一週間ずらして伝えたのだ。だから、毎年、カメオは一週間後の今日に、ウミオとカメコの墓参りをしていた。
だけど、いつかなら。いつか、ウミオが全てを受け入れることができるくらい大きくなったなら。
全てを打ち明けて、本当の命日に、ウミオとふたりでカメコの墓参りに来よう。
「それまで待っててくれよ。カメコ」
そして、カメオは、ウミオの誕生日を祝うために、予約していたレストランに向かって歩き出した。
【要約】
・カメオの妻は、息子を産むと同時に亡くなった。そのため、息子の誕生日=妻の命日。
・カメオは、息子がショックを受けたり罪悪感を抱いたりしないように、妻の命日を内緒にしている。せっかくの誕生日を心から幸せな日だと思ってもらいたい。
・だから、一人でこっそりと墓参りをしたあと、レストランで息子の誕生日を祝う。
※息子の誕生日と母親の命日が一緒という設定の元ネタは、『こどものおもちゃ』という少女漫画です。
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