男が寝ずの番をしていた。
その際、雨漏りのせいで濡れてしまい、
使い物にならなくなった着物を大切に持ち帰ったところ、
男の仲間は大変喜んだ。
なぜだろう?
************************************
この問題は、以下の和歌に着想を得ています。
「秋の田の 刈り穂の庵の苫を粗み 我が衣手は露に濡れつつ」(『後撰集』秋中・302)
【ウミガメ】

一首目。

喜んだ仲間は複数ですか?

yes ですが人数は問いません

使い物にならなくなったのは、男の着ていた着物ですか?

yes

着物は麻で成立しますか?

yes

着物は、雨に濡れて使えなくなったのですか?

yes

男の仲間もまた、別の日に刈り穂の庵で番をしている人ですか?

Yes

時代は重要ですか?

no 解説では現代としていますが、少し変えれば恐らく別の時代でも成立するでしょう

着物が濡れたせいで、着物に何か変化がありましたか?

no びちょびちょになってしまった以外は特に変わりありません

持ち帰ったのは着物だけですか?

yes

仲間は水が欲しかったですか?

no

男が着物を持ち帰ったことで何かがわかりますか?

Yes ですが分かるのは男ではありません [良い質問]

着物を何かに使いますか?

Yes 「材料」として使います [良い質問]

雨が降っていたことは重要ですか?

Yes [良い質問]

10と12には関連性がありますか?

yes 濡れた着物から、何かが分かりました

水の成分は重要ですか?

no

仲間は雨漏りを直すつもりですか?

No ですが「直す」重要です!

傘は重要ですか?

no

11 持ち帰った着物を材料として使いますか?

Yes 「材料」というよりは、「証拠」かもしれません [良い質問]

稲は関係ありますか?

no あまり関係ありません
???「そんな小屋ボロかったんか…」

普段の気候は重要ですか?

no ですがよく雨が降るわけではありませんでした

男が濡れるようなボロい小屋で寝ずの番をしていたことを知り、男の仕事熱心さを喜びましたか? [編集済]

no [編集済]

男がちゃんと見張っていたので喜びますか?

no

着物を解体して雨漏りしてるところに貼りますか?

no そっちの材料ではなく、こうしょ……げふげふ

仲間たちは、濡れた着物を「刈り穂の庵」の持ち主に見せて雨漏りのひどさを訴え、庵を修理してもらおうとしていますか?

Yes!! 解説は少々異なりますが、ほぼ合ってます!! [正解]
後日、それを雨漏りの証拠として、時の天皇に見せに行った。
「天皇陛下、恐れながら申し上げます。
先日、刈り穂の庵で寝ずの番をしていたところ、
このように、雨漏りにより袖が濡れてしまいました。
あの小屋はもうボロボロで、小屋の役割を果たしておりません」
「ふむ、それは気付かず申し訳ないことをした。
新しく建て替えるよう申しておこう」
「はっ、ありがとうございます」
「代わりと言ってはなんだが、このことを歌に詠ませてはくれないか?
最近ネタが思い付かず悩んでおったのだ」
「どうぞお使いくださいませ」
こうして、男が着物を、交渉の「材料」として持ち帰ったおかげで、
「刈り穂の庵」は立派な建物へと建て替えられた。
寝ずの番を交代で行っていた、男の仲間からは、とても喜ばれたそうな。
「おい! 男!
お前、刈り穂の庵の修理をやらせたんだって?
あの建物、前からボロかったのに何回言っても直してくれなかったからなぁ!」
「しかも冷暖房も完備されたんだって?
これでやっと快適な夜勤ライフが送れるぜ!」
「男! ありがとな!」
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