カメオは鬼気迫る表情でラテ之助に刀をめり込ませていく。
親が目の前で殺された場面を思い出し、その無念さを
怒りを、悲しみを、苦しみを、孤独を、無力感を、惨めさを
今までのすべての感情をラテ之助にぶつけながらさらに刀をめり込ませていく。
親が殺されたせいで天涯孤独になり世間の荒波にもまれたカメオが
ここまで来るのは長かった、実力をつけるためにこなしてきた仕事の数々
そしてその仕事をこなすために、それ以外のすべてのものを諦めてきた人生
なくなった可能性の全てを振り切りカメオはさらにさらに刀をめり込ませていく。
仕事の合間合間にチラつくラテ之助の影
あの事件にも、あの人の死にも、つかの間の幸せを掴みかけたと思ったあの瞬間さえ
ラテ之助が関わることで悲惨な結果になった。
さらにさらにさらにさらに刀を・・・・それ以外はもう考えない。
ラテ之助は息絶える間際・・・引き絞るように呪詛の言葉を残す
「おめえ・・・後悔することになるぜ・・・必ずな・・・・おめえの真の敵は・・・」
全てを言い終わることのなかったラテ之助の言葉はカメオの耳に届く道理もなく黙殺され
長い因縁の決着が付いた。
その仕事で大量の金を得たカメオは幸せを噛みしめることになるが
やがてラテ之助を殺してしまったことを後悔した、何故だろう?
【ウミガメ】
復讐なんて成功してもしなくとも不幸になるものと言われるけれど・・・復讐鬼の導き出した答えとは!?
カメオは医師ですか?
no、ちょっと迷ったけど良質にしときますw前回の問題とのつながりはありません、これを狙ったミスリードができなくなったw [良い質問]
カメオには表と裏の顔がありますか?
no [良い質問]
カメオの真の敵はラテ之助ではなかったですか?
yes!もちろんです [良い質問]
改行している点は関係ありますか?
no
ラテ之助はカメオの真の敵を知っていましたか?
no、知らないでしょうね [良い質問]
幸せを噛み締めた後、すぐに後悔をしましたか?
no、後悔について探るのは重要です [良い質問]
仕事=殺し、で、あっていますか?
no、すばらしい [良い質問]
もし、ラテ之助が呪詛の言葉を残していなかったら、カメオは後悔することはありませんでしたか?
no、後悔したでしょう [良い質問]
ラテ之助はカメオの大切な人を、親以外にも手にかけましたか?
no、そもそも [良い質問]
現代日本で成立しますか? [編集済]
yes、するんです [良い質問]
ラテ之助は依頼を受けて殺しをしていたのですか?
no、そもそも。。。 [良い質問]
カメオとラテ之助は人間ですか? [編集済]
no [良い質問]
カメオの仕事は合法ですか?
yes [良い質問]
真の敵は視聴率ですか?
no、発想の方向は良いです [良い質問]
ラテ之助を殺したことで,カメオは真の敵に二度と会えなくなりましたか?
no、ラテのスケは関係なかったのです [良い質問]
カメオは、2行目の刀をめり込ませる事でラテの助の息の根を止めましたか?
no
カメオは、実際にラテ之助の命を奪いましたか?
no、重要 [良い質問]
カメオは俳優で、親の仇役のラテ之助を殺す役を演じましたか?
no、発想の方向はすばらしい [良い質問]
問題文の一行目は、カメオのセリフですか?
no、良い着眼点です [良い質問]
ラテ之助が最後の言葉を言った時、カメオはその場に居ましたか?
yes、その場に居ないといえませんもんね [良い質問]
カメオは漫画家で、ラテ之助は漫画のキャラクターですか?
yes、ぴったり正解です、すばらしい [正解][良い質問]
主人公が倒す場面を描き上げていた。
実際に親を殺され、天涯孤独で暮らしてきたカメオは
鬼気迫る様子でラテ之助に刀をつく刺すシーンを描く。
あの忌まわしき場面を思い出しながらその恨みをラテ之助にぶつけんばかりに
筆を走らせ体に刀をめり込ませていく。
自身の全てをかけ描いたこの回の評価は高く
本も売れ大金を手にしたカメオだが
ラテ之助が出なくなってからのストーリーは精彩を欠き
人気もなくなり打ち切られることになった
なので後悔したというわけ・・・・ではなかった。
ラテ之助を殺した回からカメオは精神に異常をきたしかけていた。
幼いことから両親を殺された場面を見かけたトラウマを
ラテ之助という悪役を自分のお話に登場し殺すことで心の安定を保ってきた。
これは漫画家になる前からの習慣であり。
すべてを捨て漫画家を目指してきたのもこの行為を常時、日常的に行う
のに一番いい仕事であったからだ。
カメオは漫画の中でラテの助を殺すことにより、自分の人生の闇に区切りがつき
スッキリするだろうと考えていたが
殺し終わった後に逆にどんどん心の闇が広がっていく自身に気がつく
「そうだ、なんでラテ之助を殺したことなんかで満足したんだろう
僕が真に殺さなければいけないのはあの男なんだ・・・」
復讐者カメオの物語が今ここで始まったのであった。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。