女将は、茸を水桶の中に入れて、苧殻(おがら)と一緒によくかき混ぜてから、
料理して差し出すと、にっこりと微笑んだ。
それを見た男は、すぐに店を出ると、二度とその村には行かなかった。なぜ?
(この問題は、柳田国男「遠野物語」を原案に、創作しました。)
【ウミガメ】
男はキノコとおがらのどちらかが嫌いでしたか?
NO
その差し出された料理は食べることが出来ますか?
YES
死人はでますか?
YES(ただし、ストーリーの補強部分なので、ミスリー注意です) [編集済] [良い質問]
男は女将を見て恐怖を感じましたか?
YES! [良い質問]
男は料理以外の理由でこの村に2度と来なくなったのですか? [編集済]
YES その「料理」自体は直接関係ありませんが… [良い質問]
男は幽霊ですか?
NO
3、死んだのは男ですか?
NO
非現実要素はありますか?
NO
料理している最中に何かが起こりましたか?
NO
3、死んだのは女将ですか?
NO 女将は死んではいませんが…
調理方法になにか問題はありましたか?
NO 調理法は、問題文以外に不審な点はないです
男は村から抜け出せましたか?
YESNO 関係ありません
カニバリますか?
NOです ((((;゚Д゚))))ガクガク
登場人物は、おかみ、カメオ、死人 の三人ですか?
YES 最低限必要な重要人物はカメオ(男)と女将だけ。「死人」は物語の補強なので、いなくても成立はします。 [編集済] [良い質問]
実はその料亭は下剋上制で女将が前女将を殺し下剋上して女将になりましたか?
NO 女将強すぎる!w
村に入ってから、女将以外の人に会わなかったので、じゃあどうやって女将は茸や苧殻を取ったんだろう・・・と思いましたか?
NO それはそれでジワリとくる怖さ…( ゚Д゚)
茸だけならカメオはそのまま食べていましたか?
YES 問題文にある調理工程が重要でした [良い質問]
男は以前にもこの料亭に来たことがありましたか?
NOです
女将が実は元カノで気まずくなって、この村にはもう行かない!と思いましたか?
NO 二人は恋愛関係ではないですΣ(・□・;)
17 水桶には問題文の二つ以外のものも入っていましたか?
NO
水桶が馬が使っていた水桶で、不衛生だったので、この村には行かないと決心しましたね?ね?
NO ゴリ押しても違います…(´・ω・`)
苧殻を水に入れたのが問題ですか?
その質問だとNOです [編集済]
カメオは料理工程を見ていましたか?
YES [良い質問]
23 女将の料理工程を見ていなければ4の恐怖を感じませんでしたか?
YES 「水桶の中に入れて、苧殻と~」の部分に恐怖を感じました [良い質問]
苧殻と茸を一緒にかき混ぜたのが問題ですか?
その質問だとNOです
女将は亀夫に村から出ていってほしいと思っていますか?
YES もう二度と会いたくないと思っているでしょう [良い質問]
苧殻は供え箸として使われていたものですか?
NO 関係ありません
水桶は料理以外の目的にも使われていましたか?
NO
水桶には水が入っていましたか?
YES
要知識ですか?
NOです!
男は身の危険を感じましたか?
YES 「恨まれている」と感じました [良い質問]
村人が客なら女将はそのような料理工程を取りませんか?
YES カメオだったので、あえてその工程をしました [良い質問]
苧殻と茸がどこにあったかは重要ですか?
NO
男がその村を訪れるのは初めてですか?
NO 昔、その村に住んでいました [良い質問]
その村の人たちは余所者を嫌っていましたか?
NO 関係ありません
その村の人たちは余所者を嫌っていましたか?
同上
言葉遊びはありますか?
NO
男はその料理に見覚えがありましたか?
NO しかし、その工程に見覚えはありました! [良い質問]
村の者なら誰でもその料理工程が「恨み」を込めたものだと分かりますか?
NO 女将とカメオの間でしか分かりません [良い質問]
恐怖を感じた原因は水桶にありましたか?
NO
女将と男は昔その料理工程を利用して誰かを殺しましたか?
NO しかし、かなり近いです! [良い質問]
過去にも男は女将の料亭を訪れたことはありますか?
NO
男と女将は昔、親しい関係にありましたか?
YES [良い質問]
死人が出たというのはその料理工程が原因ですか?
YES ただし、その料理工程自体、危険なところは全くありません [良い質問]
亀夫は犯罪者ですか?
YESといえます [良い質問]
女将の取った料理工程は、昔男から教えてもらったものでしたか?
YES [良い質問]
男は昔、女将に対してなにか酷いことをしましたか?
YES [良い質問]
その料理工程はカメオが女将に殺害方法として教えたものですか?
NO
料理はある種の呪術でしたか?
NO
男が村を出たのは死人を出してしまったからですか?
YES しかし、直接関係はない部分かと
毒殺は関係ありますか?
YES [良い質問]
死人は、男と女将の間に出来た子供のことで、男は女将に堕ろすことを強制しましたか? [編集済]
NO
女将とカメオが親しかったころ、毒を以前料理工程のように混ぜて殺していたことがありますか?
NO 今も昔も、その料理工程自体には、危険はないです [良い質問]
男は殺人の罪を女将に被せましたか?
NO
その料理工程を行う料理を注文した人を毒でこれから殺すという暗黙の通信方法がありましたか?
NO スパイみたいでかっこいい(´▽`)
毒を作る工程に、その料理工程が似ていましたか?
NO
男と女将は共犯ですか?
NO 男が犯罪者、女将が被害者です [良い質問]
女将は昔と今とで外見上に違いがありますか?
物語上はYES ただし無くてもよい部分です
女将のたいせつな人が毒殺されましたか?
YES(または、女将自身が毒殺されかけた、でもOKです) [編集済] [良い質問]
カメオは女将の大切な人を殺した後、死体を料理工程のようにぐるぐる回しましたか?
NO 怖すぎる…((((;゚Д゚))))
女将が出した料理を食べるとカメオは死にますか?
NO
料亭は昔は女将の旦那が営んでいましたか?
NO
料理工程を教える段階で男は毒を盛り、女将はそのことを知らずにその料理を大切な人に食べさせましたか?
NO 「毒を盛る」という発想ではありません
たまたまその料理工程で作った料理が毒になったということですか? [編集済]
NO
毒による死人は、故意ではなく事故によるものですか?
NO カメオは殺意がありました [良い質問]
女将は暗に貴様が犯人だろうとカメオに告げていますか?
YES [良い質問]
男が直接相手に毒を飲ませたのですか?
YES
毒殺の方法は重要ですか?
YES 特定する必要があります [良い質問]
料理工程は毒殺の方法を連想させますか?
YES カメオにその事件を思い出させるという意味で
女将はカメオが毒殺に用いたのと同じ方法で料理を作り、毒殺したのは貴様だと告発しましたか?
YES その通りです。あとは、毒殺の方法を補完していただければ。その工程自体に危険はないので。 [良い質問]
相手に食べさせた毒は毒キノコでしたか?
YES! [良い質問]
69 毒でぐるぐるとのたうち回ったことを思い出させましたか?
NO かき混ぜることは関係ないので((((;゚Д゚))))
男が女将に教えた料理工程で男は毒キノコを使い、それを相手に食べさせて毒殺しましたか?
YES! それでは、カメオが教えた料理工程の意味とは…? [良い質問]
以前、女将の大切な人に毒キノコと普通のキノコを区別できないように混ぜて殺したということを女将は覚えていた。カメオが来店したときに、同じ方法で料理をすることを見せることでお前が犯人なのはわかっている、と伝えましたか? [編集済]
正解とさせていただきます!(´▽`)ノ [正解]
苧殻は自分が毒キノコを誤って食べないために入れますか?
NO!
カメオは毒を抜く過程と称して全く意味のない行動(茸を水桶の中に入れておがらと一緒によくかき混ぜる)をして男を毒殺しましたか?
その通りです!(*'ω'*) [正解]
家には、主人とその妻、祖父母、娘、
そして、下人として雇われたカメオの6人が住んでいた。
その家族たちは金持ちゆえに、世間知らずなところも
多々あったが、皆優しく、カメオもよくしてもらっていた。
家族とカメオは、毎日ともに食事を楽しんだり、
7歳の娘も、カメオとよく楽しく遊んだりしていた。
しかし、その親戚たちの方は意地が悪く、
その財産を狙おうとする輩も存在した。
ある時、カメオはその親戚たちに唆される。
「お前が仕える家族たちを始末し、財産横取りに協力してくれれば、
相応の分け前をやろう」
金に目が眩んだカメオは、親戚たちの言われる通りに協力を引き受けてしまう。
ある日、主人と家族たちは、山で採ってきた茸を
食べられるかどうか選別していた。
そこにカメオが現れて、言うには、
「私は昔、診療所の手伝いもしていたことがあり、
その道にも多少精通しております。よろしければ、
茸の毒消しの方法をお教えしましょう。」
「ほお、それはありがたいな、カメオよ。ぜひ頼むよ」
「はい、いかなる茸であっても、私の方法で毒消しができます。
まず、水桶の中に入れて、苧殻と一緒によくかき混ぜます。それから次に…」
カメオは、家族の者たちに、毒消しの手順を丁寧に説明した。
主人たちは、そのような知識には疎いので、
カメオに感謝して、言う通りに従った。
その毒消しの方法は、何の根拠のないデタラメであった――。
その夜、家族の者たちは、全員体調に異常をきたして倒れ、翌朝病院へと運ばれた。
毒茸による集団食中毒であった。
食中毒はかなり悪質なもので、主人とその妻、祖父母たちは重症になり、
ほとんど寝たきり状態となってしまった。
茸が嫌いで少ししか食べなかった娘だけは、まだ軽症で済んだが、
それでも後遺症が残る結果となったらしい。
不意の一家の不幸により、親類たちは一同でおし寄せた。
衰弱し、もうろうとしている主人に詰め寄って、
生前に貸しがある、約束があるなどと言って、家財を根こそぎ持ち去ってしまった。
カメオも、その一部を配分され、満足な大金を手に入れる結果となった。
その金を持って、カメオは村を出て、贅沢な暮らしを始めることにした。
こうして、村で有数の長者であったその家庭は、
一瞬にして崩落してしまったのであった。
―――――――――――――――
それから、20年後。
年老いたカメオは、20年ぶりに、その村を訪れる。
あれ以来、幾らかの罪悪感は抱えていたのだ。
その家のあったところに行ってみるが、すでに跡形もなくなってしまっていた。
カメオは近くにあった料亭に入ってみる。
カウンターに座ると、女将に注文をしながら、訊いてみる。
「昔、あそこに家があったと思うのですが、
そこに住んでいた家族がどうなったかご存知ですか?」
「あそこの家の人たちは、とうの昔にほとんど亡くなりましたよ。
あの家の人たちのお知り合いですか?」
「・・・そうですか。私は、昔、あの家に出入りしていまして・・・。
もう20年も前ですが。それで、私、あの家の人たちに、
とても『ひどいこと』をしてしまいまして。
詳しくは言えませんが、あの頃の私は浅はかで・・・。
本当に今更で、どうしようもないことですが。
しかし、亡くなってしまったようですし、
もう、私も、そろそろ忘れるべきなのでしょうね」
「無理に忘れなくても、いいのではないでしょうか?」
「えっ…?」
女将は、足をやや引きずりながら、カウンターの中に戻っていく。
(足が不自由なのかな・・・?)
そして、カメオの目の前で料理を始める。
茸を取り出すと、まず、水桶の中に入れて、苧殻と一緒によくかき混ぜて、
それから次に・・・。
20年前のあの日、カメオが教えた、デタラメの毒消しの方法と全く同じであった。
カメオは、ぶるぶると震えだす。まさか・・・。
料理ができると、女将はカメオの前に料理を差し出す。
「誰にでも『一生、忘れられないこと』というものは、ありますから。
あなたも、死ぬまで覚えてくださってね?」
女将はにっこりと微笑む。後遺症により、片方しか動かない口角を上げて。
その笑顔は、20年前、当時7歳だった、あの娘の面影を宿していた。
カメオは、真っ青になって店を出ると、もう二度とその村に帰ることはなかった。
・昔、カメオはこの村に住んでいて、カメオと女将は、知り合いだった。
・カメオは、女将の料理工程を見て、恐怖した。
・カメオは犯罪者(毒殺)であり、女将はその被害者。
・料理工程自体には危険なところはない。
・昔、女将は、カメオからその調理工程を教わった
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。