同棲

「私」は彼と一緒に暮らしています、しかし同意の上ではありません。ハッキリいうと「私」はストーカーです。

時々家から食糧等を拝借して文字通り四六時中彼を見張っていました。そして彼も時々家から物がなくなるので当然不審に思いました。

ある日、彼がいつも通りベッドに入り、寝顔を堪能しようとしたその時、「私」が潜んでいた天井裏が抜け、派手な音を立てながら「私」は落ちてしまいました。当然起きた彼は倒れた「私」と抜けた天井、今までの出来事からすべてを察し、彼女を問答無用で家から追い出しました。これで一件落着と彼は警察に連絡することも忘れ寝てしまいました。



後日、また家から物がなくなる様になるのはまた別の話。