そのマンガは、それまでも新キャラを増やし続け、伏線を沢山張り、衝撃的な展開を何度もし続けてきたことで有名だったし、ある意味では好評だったのだが、今回はいつもと様相が違った。
掲載された内容を見た人々からは、「ひどいご都合主義だ」「風呂敷を広げ過ぎた挙句これか」などと酷評の嵐だったのだが、前々から仄めかされていなかった訳でもないし、非現実的なことが起きた訳でもなかったという。
ではなぜ、酷評の嵐になってしまったのだろう。
このお題はチャットルーム「無茶振りの間(ルームキー:ブービートラップ)」にて出されたお題「「ご都合主義なんて言わせない!」がタイトルの問題/発案者:黒井由紀」より作られた問題です。
【ウミガメ】
ご都合主義、とは何ぞやという話
酷評の原因は作品自体にありますか?
NO 作品がどんなストーリー展開だったのかも少しは関係しますが、酷評の原因は、作品自体ではありません! [良い質問]
その作品は原作と作画二人で書いていましたか?
NO. それだと成立し辛いでしょう。 [編集済]
いきなり打ち切りになってしまいましたか?
YESNO! 打ち切りではありませんが、続きが読めなくなってしまいました! [良い質問]
最終回でしたか?
YESNO! 最終回になってしまうかもしれません……。 [良い質問]
マンガはいつもと同じような内容で描かれていましたか?
NO! そもそも…… [良い質問]
小説でも成り立ちますか?
YES. 小説でも成立します。
酷評は漫画家の私生活が原因ですか?
YESNO. 私生活が全く関係ない訳ではありませんが、私生活オンリーが理由という訳でもありません。
「掲載された内容」とはマンガ自体を指しますか?
NO! さあ、まとめてください! [良い質問]
作品ジャンルは重要ですか?
NO. 作品ジャンルは何でも構いません。
酷評された理由は掲載された雑誌や単行本ですか?
NO. 雑誌や単行本は重要ではありません。
人々は本当に非難のつもりでそれらの言葉をかけていますか?
YES. 非難の意思があります。
読者様共のレベルが深刻に低下しているだけの話ですか?
NO? 理解力のレベル・どんな話を面白いと思うかは関係ありません。
肝心の盛り上がりを省略しましたか?
YESNO! 省略はしていませんが、肝心の盛り上がりは読めません! [良い質問]
作者は犯罪者ですか?
NO. 犯罪要素はありません。
作者が死にますか?
NO. ですが、そういう風に成立させることも可能とは思います。
15がYESなら、作者自身が死期を知っていましたか?
NO. 死期を悟っていたかは関係ありません。
夢オチですか?
NO. 物語の流れは関係ありません。
作品が長すぎて出版社が先に倒産しましたか?
NO. そういう場合、雑誌を転々として連載することもあるようですね。
酷評の原因はされた理由はその話、最終章の始まりで「もう終わるのかよ。そういう話じゃないだろ。」的な感じですか?
NO. 物語の流れは関係ありません。
作者体調不良により休載となってしまいましたか?
YES! 正解です! [正解]
しんどいですが、頑張ります。 (32号 新キャラ登場回)
三徹すると節々が痛くなってくる。歳かもしれん。(45号 世界崩壊に一羽のアホウドリが関わっていることが判明したが、どう関わっているのかは不明)
腰が痛いから鍼灸院に行ってみたら、風邪だった。皆さんもこの時期は気を付けて。(2号 ヒロインが密室状態で殺される。魔法が使われていないことだけは分かったが、犯人、トリック、動機いずれも不明)
腰が痛いと、頭ってまともに動かないものですね。(12号 主人公の親友が冒険を始めた理由が、復讐だと判明。誰に、なぜ復讐したいのかはまだ言っていない)
あんまり腰が痛い腰が痛い言ってたら、読者の方からクッションをいただいた。クッション一つで、とナメていたが、結構痛みが緩和される。(13号 新たな敵が登場。強すぎて主人公達は圧倒される。)
今度は腱鞘炎。満身創痍。(27号 ヒロインを殺害した犯人が、主人公の仲間である可能性が発覚)
一週間の睡眠時間が4時間切りました。一日じゃなくて一週間。(29号 ☆次号、全ての謎が明らかに―― というアオリで終了)
29号のアオリを見た読者の期待は、嫌が応にも高められた。何せ、複雑に張られた伏線、キャラクターたちの絡みに絡み、縺れに縺れた人間関係、様々な謎……これらを次号で解決するというのだから。数々のネット掲示板での推理・予想合戦も白熱していたが、ネットの集合知をもってしても、物語の結末にこれといった結論は導き出されなかった。
そして、次の週――
作者急病のため、「×××××××」は、無期限休載とさせていただきます。(30号本編部分掲載の、休載のお知らせ)
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。