問題文のみご所望の方は下の大文字をご覧ください。
《不思議な現象が起こる街「アルカーノ」》
その中にひっそりとたたずむお屋敷『ラテシン』
http://sui-hei.net/main/profile_latethin
その一室にまるでこの部屋の主のようにふんぞり返るメイドがいた。
ライナー「クララさん。サボってないで手伝ってください。」
クララさんは副流煙を吐き出しタバコをもみ消すと髪を搔き上げながらこう言った
「ありがとうライナーさん。あなたのおかげでお部屋が綺麗になりました。」
クララさんはまるで日本人形のような大和撫子だ。
おしとやかで奥ゆかしくて清楚な女性であるが生粋のサボり魔である。
つい先ほど息を切らして掃除をしている彼女を見かけて「お手伝いしましょうか?」っと声をかけてしまったのがそもそもの始まりだった。
はじめはその気持ちだけでうれしいですとか言われていたのだが
そのうち何やかんやと乗せられてしまって結局掃除を手伝ったのだ。
それはいい。しかしクララさんが途中で休憩してしまい結局全部掃除をする羽目になった。
しかもここぞとばかりに家具の配置まで変えようとしたのだ。
なかなか侮れない。
「ライナーさんが手伝ってくださって本当に助かりました。ありがとうございます」
まぁ・・・・悪い気はしないけどね
「あぁそうそう。実はライナーさんに一つお願いがあるのですけれど」
クララさんの頼みと言うのは単純なものだった。
『謎』を解いて欲しい。
確かに案内人でもないクララさんよりは適任である。
しかしここでも調子に乗ってすぐに解きますよっと安請け合いしてしまった。
シンディに頼りたかったがバレると後でうるさそうだ。
ライナー「それでその『謎』っていうのはどんなものなんですか?」
クララ「ええそれはですね。
『カメオはカメコに告白されると
カメコが手作りした♡型のチョコを真っ二つに割った。一体なぜ?』
※この問題はウミガメ形式なのです
tsunaさんから問題を頂きました
【ウミガメ】
カメオはカメコの事が好きですか?
yes 脈有りなのです
カメオはカメコの告白をオーケーしましたか?
yes 了承しました
半分はカメコに食べさせるつもりですか?
yesno 重要ません
二人は雪山で遭難していますか?
no 遭難してはいないのですよ
カメオは偶然割ってしまったのではなく、故意にチョコを割りましたか?
yes! 故意に割ったのです [良い質問]
告白とはカメオへの愛の告白ですか?
yes! 愛の告白なのです [良い質問]
手作りチョコでなくても成立しますか?
yes 手作りチョコでなくても成立します
カメオは、カメコに告白された直後にその場でチョコを割ったのですか?
yes! 割とすぐなのですよ [良い質問]
カニバリますか?
now カニバリませんw
カメオは男ですか?
yes 男性です
割らないと食べられませんか?
no 割らなくても食べれるのです
チョコレートの中に何かが入っていますか?
yes 食べられるものに限ります
カメオとカメコ以外に重要キャラはいますか?
no 他に重要キャラはいないのです
割ったのはカメオですか?
ある意味yes! [良い質問]
非現実ますか? [編集済]
no 非現実ません
チョコレートが生えている木の枝に繭玉のようにくっついているので、割らないと取れませんか?
now チョコレートがやわらかくても成立します
カメオのチョコを割った行為でカメコは自分の愛をカメオが受け入れてくれたと認識しますか?
yes! 愛がなくては出来ない [良い質問]
カメコが「割って~」と頼みましたか?
no・・・頼んでは無いのです
♡型のチョコとは、文字通り ♡のふちだけで中身がありませんでしたか?
noww フライングませんww ちゃんと中身はあります
カメコが手作りのチョコ『クッキー』を渡したとしても、カメオはそれを割りますか?
no! クッキーだと成立しません [良い質問]
♡型のチョコは東京ドーム28個分の大きさでしたか?
no! そんなに大きくはないのです [良い質問]
ウエディングケーキの入刀ですか?
VeryGood! [正解]
カメコ「ワタシの事が好きなら、ワタシのハートを撃ち抜いて!」と言われ、カメオはハート形のチョコを銃で撃ち抜き、結果割ってしまいましたか?
now 心を射止めませんw
カメコが「小僧!我が愛を欲するならこのチョコを力ずくで奪ってみよ!」と言ったので、カメオは俄然張り切りましたか?
now どこの部族なのですかw
クララ「なるほど~流石はライナーさんですわ。」
ライナー「いやいや。最後はクララさんも自力で気づけたじゃないか」
ガチャッ
シンディ「クララさん。そろそろ解けたかな?」
ライナー「シンディ?」
シンディ「おや?ライナー君。こんなところで何やってるのかな?」
ライナー「ちょっと掃除をだな・・・それよりそろそろ解けたってどういうことだ?」
シンディ「えっとね。クララさんが休暇を申請したのだけど有給はもう使い切ってるから」
シンディ「条件としてある『謎』を解いてもらうことにしたんだ。」
シンディ「その謎を解いた報酬を有給にすることにしたんだ。それほど複雑ではないよ。クララさんもそれでも案内人だからね」
・・・・クララさんは天性のサボり魔であった。
完璧に謎解きを押し付けられた。
それから一週間クララさんは異世界へ羽を伸ばし
お土産をたくさん買って帰って来た。
もちろん全て『謎』である。
正直クララさんはサボり魔なだけで至極優秀なのである
この物語はオールフィクションで実際に登場する人物、団体、建物、作品とは一切関係ないのです
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。