問題文のみご所望の方は下の大文字をご覧ください。
私の名はライナー・テンニース。
街の人たちからはライナーと呼ばれている。
この街に来てから1ヶ月が経った。その間色んな事があったものだ。
私はかつての恩師、先生の頼みでこの街で探偵事務所を構えていた。
「この街はよく奇妙な出来事に巻き込まれる」
この街は世界の最果てで混沌の坩堝だと言う。
色々な世界や様々な時代、はたまた空想や架空の世界の不可思議が集まってしまい
あり得ない状況や変わった行動が発生してしまう。
その『原因』や『心理』や『根本』を解き明かせばその状況は収まるのではあるが
何故そんな事態が起こり得るのか分かっていない。
『分からないことは自分で考えなさい。』
先生の口癖だった。
ともかく私は『原因解明』のためこの街に探偵事務所を構えたのではあるが・・・・
シンディー「ヒ~マ~~」
・・・そうなのである。
悲しきかな実は未だ依頼0で我が探偵事務所は閑古鳥が鳴く状態なのである。
シンディー「暇だよ~ライナー。ヒマーヒマー。」
・・・・・私の後ろで騒いでるのはシンディー。
この街に来て最初に会った住人で道の案内人。とある縁でこの探偵事務所の助手兼所長を務める。
先生との知り合いで頭脳明晰でミステリアスなキャラなのであるが…
シンディー「ヒマー!ねぇ聞いてる?ライナー暇だよ。無視しないでよ~」ポカポカ
・・・・・・・・・時にこのように子供っぽいところがある。
非常に気まぐれな奴である。
ガチャッ。
探偵所のドアが開かれた。
シンディーが静まり私もドアの方に目を移す。
こんにちわ~(゚д゚)ノシ
・・・・・この人は天童魔子さん。
いつも我が物顔でこの探偵事務所を訪れては無駄話しをしてお茶を飲んで帰っていく変わった人だ。
天童魔子「ちょっと作り過ぎたのでおすそ分けに来たのです。」
シンディー「いつもありがとう天童魔子さん。」
私はようやくシンディーから解放された。
食事が終わりホット一息ついたころ合いを狙たかのように天童魔子さんがこう尋ねた。
『ねぇ知っていますか?』
・・・・いつもの奇妙な話しを持ってきたのだ。
チラリとシンディーを見ると案の定に興奮して目を輝かせていた。
天童魔子『実はこの間、こんなことがあったのです。
いくら安くしても壺がほとんど売れずに困っていた壺屋があったのです。
ところが壺の値段を高めると通行人たちに飛ぶように売れたのです。一体なぜ??
質問には真相を知っている天童魔子さんがウミガメ形式に答え太文字以外は事件に関係ない前振りであると誓うのです
【ウミガメ】
壺には、特定の用途がありますか?
no 特定の用途は無い普通の壺なのです
非現実要素はありますか?
no 非現実要素はないのですよ
値段が高いだけで高級品と勘違いされましたか?
no 通行人たちはその壺が値上げしたものだと知っています [良い質問]
値段を高くした代わりにオマケをつけることにしましたか?
no 壺屋は値段を付ける以外何もしてないのですよ
宣伝文句は重要ですか?
no 重要ではないのです
カピ○ラ教の壺ですか?
yesnow 重要ではないのですw
壺の中に何かを入れて売っていますか?
yesno 空っぽでも成立します
カニバリますか?
now カニバリませんw
壺の中になにか入れましたか?
yesno 中身が無くても成立します
値段以外、壺に変化はありましたか?
no 値段以外の変化はないのです
安価だと偽物のように思われましたが、価格を上げたら骨董価値があるように思われましたか?
no 骨董的価値が無くても壺を購入しましたのです
霊感商法は重要ですか?
no 霊感商法ません
壺に付加価値がつきましたか?
ある意味yes! ただしミスリードアリ [良い質問]
壺は一種類ですか? [編集済]
yes 値上げをしました
急に値段が上がったので、もっと値段が上がって転売したら儲けが出るんじゃないかと思った投資家が買いましたか?
ある意味yes!!! [良い質問]
売り上げを寄付するチャリティー企画をしたら、売れるようになりましたか?
ある意味 そのチャリティー企画を企てた人物がいます [良い質問]
いくらを安くしても壷が売れないのは当然ですか?
yesno 重要ません
通行人は町にすんでいる人ですか?
yes その街に住んでいます
急に値段が上がったので、壺の作者が陶芸コンクールかなんかで優勝したのではないかと思った人が買いましたか?
no 壺自体に興味はありませんでした
元値と値上げした値の単位は同じですか?
yesno 重要ません
お金の種類は重要ですか?
no 種類は重要ません
複数の壺をセットにして値上げしたので、壺の単価は安くなってお得になりましたか?
no!! 通行人たちは高く買いたいのです [良い質問]
お天気は重要ですか?
no 重要ません
高いほうが小銭づくりにちょうどいい値段になりますか?
no! 元々は小銭作りのために購入していました※ミスリードアリ [良い質問]
突然、壺の希少価値が上がる出来事が起きましたか?
no 希少価値は上がらないのです
値上げする前の値段がついた壷も横に同時に表示してますか?
no 比較ません
壺の作者は重要ですか?
yes!! その壺屋なのです [良い質問]
壺のおおきさは関係ありますか?
no 関係ないのです
値段が上がった→自由競争の観点から壺の需要が増えたから値段が上がったと解釈した人がいた→つまり壺はこれから流行る→流行りには乗らずにいられない人が押し寄せる→どんどん売れる→あんなに売れてる!やっぱり人気なんだ!→また売れる……ですか?
no 流行ません [良い質問]
値上げされた壺を買った人は、また誰かに壺を売りますか?
yes!!! 売りつけようとしましたんです!!!(後で正解差し上げます) [正解]
ランダムで本当に価値の高い壷が混ざってますか?
no 全て壺屋のお手製なのです
売り上げが誰の手に渡るかは重要ですか?
yes!!! 売り上げは全て壺屋に渡っていました [良い質問]
買った壺の用途は関係ありますか?
no 買った壺に用途は無いのです
寄付……すなわち善行を積んで、天国に行きたい人が買いますか?
no!!! むしろ欲深い人ばかりが買いました [良い質問]
税金対策したい人が買いますか? [編集済]
no 対策ません
骨壷が足りなくなっていましたか?
no 不足ではないのです
通行人は元々壺を買う予定でしたか?
no!! 壺の値段が上がったのを見てしめった!っと思いました [良い質問]
37より、しまったと思ってあせったのですか?
no 焦ったと言うよりはたくさん購入したくなりました
病気の友達を助けるためにチャリティー・マーケットで壺を売る子供達の壺を、美談にして買い取り、更に値を上げて転売しようとするあくどい大人がいますか?
全体的にno
転売人「げっへっへ、あの壺はなかなかいいやつだが、店主はその事をわかっていないのか、どんどん値段を下げていきやがる。こりゃあもうちっと安くなってから買って、高く売った方が得だな……」と思っていたら値段が上がったので、これ以上あげられないうちにと急いでかいますか?
no! 元々安物の壺だったのですよ [良い質問]
以前に安い壷を買っていた人が、値段が高くなった壷を他の人に売りますか?
ある意味yes 安い壺を売っていた人たちが値段を高くなった壺を買い求めました [良い質問]
すみません、二重投稿してしまいました(´・・`) [編集済]
編集してくだされば再度回答しますよ
これから壷の値段はどんどん高くなりますか?
yesno 重要ではないのです
壺屋の母親が登場します
壷屋はもうかりましたか?
yes たくさん売れて儲かりました
壷を別の国へ持って行きますか?
yesno 別の国まではいかないのです
どこで壺を売っていたかは重要ですか?
no 重要ません
高い壺の値段は下がりますか?
yesno 重要ません
壺を売っていたのは子供ですか?
yes!!! ある意味子供なのです ※ミスリードアリ [良い質問]
高くなった壺は、ぼったくりではなく、その時の正当な価格でしたか?
yesno 重要無いのです
壺が品切れになれば、自分の壺がもっと高く売れると思ったやつらが、壺屋の壺を品切れにしようとして買いましたか?
no 壺を売っているのは壺屋だけなのです
親がサクラとなって、壺を買いますか?
yes!!! 親がこっそり購入していました!まとめてください [正解]
壺屋の母が病気で手術が必要という美談で、壺を高く買ってもらい、買った人はさらにその美談を広めて高く買ってもらいますか?
no! 美談が広がるのは解説まで待って [良い質問]
町人から壷を買っていたのは壷屋の母親ですか? [編集済]
yes!! 通行人たちに頼み込みました [良い質問]
すみません 2重しちゃいました(´・ω・`) [編集済]
構わないのですよ
よくぶかな人達の売りつけ先は壺屋ですか?
no! 壺屋から買いましたのです [良い質問]
売り子は重要ですか?
no 重要ません
有名な壺なのに、壺屋の子どもが勝手に値段を下げてしまい、母親が慌てて値段を上げ、凄い壺だということに気づいた通行人達は買いますか? [編集済]
no 安物の壺で子供と言っても成人は超えています
壺屋は、母の病院代を稼ぐために値上げし、その壺を買った人は、母親の病気でお金が必要と言って、さらに高値で壺を売りましたか?
no 壺を買った欲深な人たちは壺を高く売るためだけに購入したのです
子供が作った壺を母親が頼み込んで買ってもらいましたか?
yes!! つまり母が壺を買い取っていたのです [良い質問]
たまに通行人たちにあの店で壺を買ってくれたら10倍で買い戻しますっと言っていたそうなのですよ。
つまり通行人たちを雇い「子供へお金を送っていた」のです
まぁ元々値段が安く10倍にしても大した額にならず買う人もほとんどいなかったのですが
壺の値段が高まると10倍した値段も高まるので儲けが多くなるっと思っていた通行人たちが我先にと買い占めたのです。
まぁしかし壺屋の母親は子供が裕福な生活が出来るようになったので金を送る必要が無くなり10倍で買う理由もなくなったわけですが』
ライナー「なるほど~欲をかいた通行人たちと子供を思う母だったのか・・・その気持ちは売れ良いが有難迷惑なお得意様なこった。」
天童魔子「でもおかげで話題が出て前より壺が売れるようになったようなのですよ。母のおかげなのです」
ライナー「母の愛は偉大だな。」
シンディー「親は大切にしなよ」
ライナー「あぁそうだな。」
後日談。
なんと探偵事務所に顧客が来ない意外な理由が明らかになった。
探偵事務所を『不思議な謎を提供するところ』っと認識していた天童魔子さんは
暇な私たちに謎を提供しようと
自分で街の不可思議を探し
さらにそれを解決して探偵事務所に持って来ていたのである。
通りで誰も探偵事務所に依頼しない訳である。
だって依頼すべき謎が根こそぎ解明されていたのである。
これには流石のシンディーも唖然としていた。
全く有難迷惑なお得意様である。 FIN
この物語はオールフォクションで実際に登場する人物、団体、建物、作品とは一切関係ないのです
シンディー 性別年齢一切不明。好きなことは謎
天童魔子 好きなものは人間
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。