そんな彼はビッグチャンスをつかむことになる。なんと大人気テレビ番組「三好勝元のすべらない話」に出演が決まったのである。
彼には2つの話のストックがあった。抱腹絶倒すべらない話と、なんでもない話である。
二度とないチャンス。逃すわけにはいかなかった。
収録当日…
「僕ほんとに飽き性なんです。こないだもあるネットゲームをやってましてね。すぐに飽きちゃうからついついアカウントをたくさん作っちゃうんです。そいだらそのゲーム自体にも飽きちゃいましてね。少しの間ほったらかして久々にやってみたんです。そしたらほんとに不思議なんですけど、僕が作ったアカウント同士がチャットをしてるんです。全部僕が作ったのに!ほんとですよ!みなさんも試してみてください。」
お分かりの通り、彼が選んだのはなんでもない話である。抱腹絶倒のすべらない話があるのに、どうして彼はこんな話をしたのだろうか?
【ウミガメ】
この話をした結果、周りの出演者は抱腹絶倒しましたか?
No なんでもない話でした。
アカウント同士がチャットしている理由の特定は重要ですか?
yesno どのアカウントも轟氏が作ったものなので… [良い質問]
轟氏はこの出演のあと人気芸人になりましたか?
yesno この話をした理由には関係ありません。
えぜりんは、それ、結構面白い話だと思ったんですが、重要ですか?
yesno 面白くないものととっていただいた方がスムーズかと思います。ありがとうございますw
犯罪は関係ありますか?
no 犯罪にはならないと思います。
番組のスポンサーは重要ですか?
noです
轟氏の次にしゃべる人が轟氏よりも若手の芸人でも成り立ちますか?
yesno
とあるネットゲームの宣伝をすることで、轟氏は得をしますか?
yes!! [良い質問]
アカウントが乗っ取られましたか?
no
轟氏は本当はすべらない話をしゃべりたかったですか?
no 自分の意思でこの話をしています。
犯罪要素ありますね?
noです。
轟氏は本当にそれを試してほしいと思っていますか?
yes! [良い質問]
轟氏以外に得をする人はいますか? [編集済]
yesno
轟氏はそのゲームのCMに使われたいと思っていますか?
noですが発想としてはいい感じです(ミスリード注意!) [良い質問]
轟氏のせいで損害を受ける人はいますか?
広い意味ではyesです
すべらない話を話せと言われてこの話をしましたか?
yesです。
「二度とないチャンス」とは、芸人として人気が出るチャンスですか?
Noです! もう少し踏み込んでいただければ…! [良い質問]
アカウント同士がチャットをしているのは本当ですか?
Noです! もうかなり近いです! [良い質問]
ゲームのプレイヤーが増えれば、轟氏に金銭的な利得がありますか?
Yesです! まとめていただけると! [良い質問]
紹介してアカウント登録があるとお金が入るシステムのネトゲでしたか?
かなり近いですが、紹介はNoです [良い質問]
バグを見つけたことを自慢してデバッガーになろうと目論んでいますか?
noです
番組内でネトゲの宣伝をすることで、轟氏にお金が入る契約をしていましたか?
noです
複数のアカウントを持っていると追放される(BANされる)ことを利用して、轟氏は自分より強いアカウントを排除しようとしていますか?
noです
17より、チャンスとは、ネトゲを宣伝するチャンスですか?
yes!!!!! [良い質問]
轟氏は、自分で使うためにアカウントを作りましたか?
yesno
轟氏はネトゲの管理人ですか?
yes!! [良い質問]
轟氏はネトゲ運営会社の社員ですか?
yesno 社員かどうかはあまり関係ありません
26なるほど芸人ではなく、ゲー人でしたか?
yes そうですねw [良い質問]
轟氏はネトゲ運営に関わっているので、ネトゲの宣伝をしたかった。そこに番組出演依頼が来たので、このチャンスを逃すわけにはいかないとネトゲの宣伝をし、しかも複数アカウント取得を促すような発言をして、登録人数を増やそうとした…ですか? [編集済]
正解です!ありがとうございました! [正解]
19 26 ネトゲ管理人の轟氏は芸人としてウケるのと天秤にかけて、宣伝チャンスとしてネトゲ宣伝しました、ますか?
yes! 端的にまとめていただいています! [正解]
そんな彼が目を付けたのはネットゲームである。新しいゲームを制作し、アカウントを作成するには課金が必要であるという設定にしておけば、寝ていても金が儲かるという算段である。
しかし、世の中そんなに甘くない。アカウントを作成してプレイする課金ユーザーは全く増えなかった。
そんな折、彼にビッグチャンスが舞い込んだ。初めてのテレビ出演である。
彼はすべらない話により自分の話術を披露するのではなく、自分が制作したゲームをしたたかに売り込むことにしたのであった。
ホラー調の嘘の話をすることにより興味を引き、アカウントをたくさん作らせようとしたのである。
そんな彼は果たしてプロの芸人と言えるのだろうか。これは新たな謎である。
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