ラテはシンに思いを寄せていたが、告白する勇気は無かった。
頭にはもっふもふの耳当て、腕はニットの長い萌え袖セーター、足はふかふかブーツと、可愛くコーデを決めて楽しみにしていたラテだが、残念ながら空は厚い雲に覆われており、星は見えなかった。
しかし、そのおかげでラテはシンに告白し、付き合うことになったという。
一体何故?
Special Thanks:ディダムズさん SPありがとうございました!
SP:ディダムズさん
時期は重要ですか?
yes! [良い質問]
ちょっともふもふしすぎてませんか?
yesw
明後日ではなく明日でも成り立ちますか?
まあyes
明後日告白しましたか?
yes
星が見えてたら告白してませんか?
yes!※いろいろとミスリード注意 [良い質問]
結局星は見ませんでしたか?
yesno 見に行きましたが見えませんでした
1行目の「綺麗な星」とは、空の星のことですか?
yes
雨か雪は重要ですか?
yes!! [良い質問]
星が見えていれば、告白できませんでしたか?
yes! [良い質問]
ラテはシンに告白するつもりで告白しましたか?
yes!… [良い質問]
告白をした理由は重要ですか?
yes…理由というより↓
告白をしたきっかけは重要ですか?
yes!! [良い質問]
スナイプ狙い。綺麗な流れ星(流星群等)を見に行った二人。でも雲で見れないので、きっと雲の上では星が流れていると信じてプロポーズしましたか?
no そもそも…
ラテの衣装は、かわいいコーデではなく、着ぐるみ衣装ですか?
no ですが着ぐるみでも成立はするかも…
2人は遭難しましたか?
no
8 雪が降りましたか?
yes!! [良い質問]
ホワイトクリスマスになりますか?
重要ではありません それって素敵…
ラテはシンに告白されたと勘違いしましたか?
!? yes!!! [良い質問]
もふもふに着雪して重たくなっちゃいましたか?
no
「あっ雪だ」「えっ...わ、わたしも」ますか?
yes!! 早い… まとめてください! [編集済] [良い質問]
18 聞き間違いですか?
yesyes!! [良い質問]
耳当てしてたので聞き間違いましたか?
正解です! [正解]
耳あてつけてて聞こえにくかったので「雪だよ」を「好きだよ」と聞き間違えて「私も好き」 と? [編集済]
正解です! [正解]
「雪だ!」と言われたのを「好きだ!」と言われたのと勘違いして、「私も好き」と答えてしまいましたか? [編集済]
…耳当て が抜けているので良質で… [編集済] [良い質問]
そのもふもふ、雪だとずぶ濡れになりませんか?
サッ… シンがコートをかぶせたようだ!
天文部に所属する幼なじみのシンが、星を一緒に見ようとラテを誘ったのは、ついこの間のことだった。
「明後日は綺麗な流星群が見られるんだ。一緒に見に行かない?」
これって、もしかして………
いや、そう早く決めつけるのは良くないし、違った場合のダメージはとても大きい。
下手に告白して傷つくのは嫌だ。
ラテは思いを巡らせながら、誘いには二つ返事で承諾した。
++++++++++++++++++++
…当日。
「…ごめん!お待たせ!」
白い耳当てに桃色のニットのセーター、ふわりと広がるスカートにこれまたふわふわなブーツ。
急いで待ち合わせ場所にやって来たラテを見て僕は思わず、天使のようだ、なんてそう思ってしまった。
ラテには幼い頃からずっと好意を抱いていたけれど、ずっと内緒にしていた。本人は気づいてないみたいだ…
今日もまた、思いは伝えられないけれど、それでも一緒に星を見られるだけで僕は満足だ。
++++++++++++++++++++
…困った。
空は曇ってきて、どうにも星は見えそうにない。
せっかく来て貰ったのに、これでは……
そう思って、彼女に謝ろうと小声で声をかけたが、耳当てのせいか全く気づかない。
おそるおそる肩を叩いたとき。
雪が降り出した。
「雪……」
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いきなり肩を叩かれて、私は振り向く。
さっきまで暗かった彼は、どこか驚いているような、神妙なような、そんな表情をしていた。
彼が口を開く。
…へっ?
彼の口の動きが、私の時間を一瞬止める。
彼は、私に、好きと、そう言った…
そんな…彼も?なら、もう怖くない。
「わ、私も、好き!シンのことが好き!」
ぐるぐる回る頭の中でなんとかそれだけを返す。
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「わ、私も、好き!シンのことが好き!」
何故か急にラテに告白された。
体温が上がる。
「僕も好きです、付き合って下さい」
体温が上がっていつもの理性はどこかへいってしまったようだ。
僕は彼女の耳当てを外し、承諾してくれた彼女の返事を聞いてから、おもむろに頬にキスをした。
雪が二人の真っ赤に熟れた頬の上で解けていた。
要約解説
ラテとシンは星を一緒に見に行ったが、星は見えず、雪が降り出した。シンは思わず「雪…」と呟いたが、耳当てをしていてシンの声がよく聞こえなかったラテは、シンが自分に「好き」と言ったと勘違いしてしまう。
母音、口の動きが共通であるがために起きた偶然。
その勘違いをきっかけに、ラテも想いを伝えた。
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