ある牧師さんたちがいた。
彼らは自分たちの尊い教えを広め、平和な世の中を作りたかった。
そこで彼らはある贈り物を送った。
すると送られた地域のほぼ全ての住人がその教えを信じるようになった。
牧師さんたちは何を送ったのだろうか?
【ウミガメ】
送ったものは食物ですか?
no
キリスト教でいいですか?
yes,イイですよ
えっちい雑誌ですか?
no,確かにエロスは世界を平和にするよね。……賢者になるまでは。
文字が書いてあるものですか?
no
贈り物はサッカーボールより大きいものですか?
yes
贈り物は、(ちらしとか、新聞等の)紙ベースの物?
no
聖書かな?
no
武器とか?
no
核シェルターとか?
no
贈り物は、生物ですかね?
no
警察組織を構成し送ったとか?
no
裁判所を構成し建物としても送ったとか?
no
薬品関係かな?
no
寝具ですか?
yes!それもあります、具体的に?
毛布ですか?
yes!!
むー。どんな とは材質に関することですか?
no,材質は何でもいいんです
その毛布を与えられた人たちは、それまで牧師の教えを信じていませんでしたか?
yes,というか文明があまり進歩していないところでした。
その毛布には、なにか特別なことがありましたか?
yes!材質とか外見的にわかるものでは無いです。
何か仕掛けがほどこしてあったということでおk?
仕掛けといえるでしょう。
その毛布衣類を使う→(不思議な?)何かが起こる→文明が進歩していないから信じてしまった?
yes!
身体からきのこ生えました?(゚∀゚)
no,でも発想はいいかもw
なんだとww 身体に発疹ができましたか?
yes!!体に異常が出ました
それを、「神の教えに従わないからだ」的な感じに悪用しましたか?
yes!!さすがですΣ(゚д゚lll)最後にどういう毛布か当ててみてください!
[編集済]
ノミとかダニが大量に仕込まれてました?(´・ω・)
no!ヒントはリサイクル
元は病人が使っていた毛布?
yes!!解説行きます!
この島の名前を一度は耳にしたことがあるだろうか。
この島は悲劇の島。
人の残酷さを再確認させてくれる島。
かつてエロマンガ島には数千人から1万人をこえる人々が住んでいたらしい。
この地の交易船がくるようになったのは1820年代。
そこで現れた宣教師達。
彼らは病人が使った衣料や毛布を島民に与える。
島民は喜んでそれを使う。
そして伝染病が広がる。
宣教師達はこう叫ぶ。
これは神の怒りであると。
キリスト教に改宗しないから、こんな悲劇が起こるのだと。
わずか40年。40年だ。
人口は4000人にまで落ち込んだ。
そして始まる奴隷狩り。
働き手の喪失。度重なる伝染病。
1930年までで人口わずか400人。
現在は1200人にまで回復したエロマンガ島。
だがもうかつてのような活気を取り戻すことはない。
牛がこの島に入ったからだ。
そして島の資源の多くが牧畜に使われるようになった。
環境が全て変わってしまったのだ。
島民は侵略者達を恨んでいるのか。
恨んでいない。
自らの罪のせいで絶滅の道を歩んだと思わされている。
彼らはすでにキリスト教徒なのだ。
彼らを可哀想だと思うだろうか。
それはどういう感情で思っているのだろうか。
私たち先進国に住んでいる人間の過去は全て殺人者だ。
平和の大切さを叫ぶ私たちは、平和を知らない。
実は島民には食人の歴史があり、あなたはそれを怖いと思うかもしれない。
だが私たちも尊い命を糧にしてきたこと、ゆめゆめ忘れてはならない。
ここは悲劇の島。エロマンガ島。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。