らっしゃいませ。
ダイニングバー ラテシンへようこそ。
今回のメニューは「ピッツァ・マルゲリータ」でございます。
トマトソース、チーズ、バジルを生地に乗せて、さらにオリーブオイルをサッとかけて焼き上げる、非常にシンプルなピザですね。
ナポリピッツァの代表であり、かつてのイタリア王妃がその色合いからイタリア国旗のようだといたく気に入り自らの名「マルゲリータ」と名付けたとされています。
生地、トマトソース、オリーブオイル、バジル、チーズのすべてに対して敬意をこめて作り上げ、選び抜き、焼き上げる。
香ばしい生地の香りと、甘酸っぱいトマトの香り、バジルの鮮烈な香りが交じり合い、ほら、想像するだけでもおなかがなりそうでしょう?
そんな、ピザが好きな女の子のお話をいたします。
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ピザが大好きなサキは、中でも愛してやまないマルゲリータを買うとすぐにかぶりつきました。
大変美味しく食べていたのですが、その表情から突然笑みが消え去りました。
が、少ししてまた笑顔が戻りました。
一体どうしたのでしょう?
*天童魔子さんから頂いたネタを、理解分解再構築しております。
主に解説については原型をとどめておりません。
ちょっと熱くてびっくりしましたか?
ノーです
サキ以外に登場人物はいますか?
イエス [良い質問]
タバスコかけすぎましたか?
ノーです。
チーズをこぼしそうになって慌てましたか?
ノーです。
笑みが消え去った時、サキは考え事をしていましたか?
ある意味イエス! [良い質問]
食べてる途中で入れ歯が外れて真顔でモゴモゴ→はまった!→笑顔で食べ ましたか?
ノーです。
カニバリますか?
ノーです。
お店で買ったのですか?
イエス、お店で買いました。 [良い質問]
8より、お店で買ってそのまま店内で食べましたか?
イエス?いわゆるフードコートなのです。 [良い質問]
サキは一人で食べていましたか?
イエス
サキの表情から笑みが消えたのはマルゲリータが原因ですか?
イエスですが、ミスリードにご注意を [良い質問]
【少しして】とは一瞬のことですか?
ノーです。数分はたっています。
サキはマルゲリータを食べている時に2の登場人物を見たので笑みが消えさりましたか? [編集済]
イエス!ふと我に返り… [良い質問]
2の登場人物とはマルゲリータを売っている人ですか?
ノーですが、店員重要です! [良い質問]
笑みが消えたということは無表情になったということですか?
ノーです。ふと我に返り…
サキと2の登場人物は知り合いですか?
重要ではありません
重要人物はサキ、店員、2の登場人物のみですか?
ノーです。大勢のモブがおります [良い質問]
サキはマルゲリータを受け取り、思わずその場でかぶりついてしまい、店員の視線に気づき、てへっと笑いましたか?
ノー
サキはマルゲリータを落としたりしましたか?
ノーです
2の登場人物はサキの知り合いですか?
重要ではありません
2の人物登場人物とはモブの中の1人ですか?
ノーです。
この問題を解くのにサキについて詳しく知る必要はありませんか?
イエス、職業等を特定する必要はありません。ただ、当然ながら「サキの表情が変わる理由」が正解条件です。
大勢のモブや2の登場人物はサキに注目していましたか?
イエス! [良い質問]
笑みがまた元に戻ったのは何かきっかけがありますか?
もちろんイエス! [良い質問]
マルゲリータ以外のピザでは成立しない可能性がありますか?
ノー、他のピザでも成立します。
2の登場人物は女性ですか?
イエス、重要ではありません。
サキは何かやらかしましたか?
ノー、ですが遠巻きにイエス!
サキは笑みが戻った時には自分が食べていたマルゲリータをまた食べ始めましたか?
解説ではノーです。そのときに食べていたかどうかは重要ではありません
サキは太っていますか?
重要ではありません。
サキはマルゲリータを切らずにそのまま食べていましたか?
ノー、ホールピザをカットした状態で提供されます。
サキは自分の食べ方に疑問を持ちましたか?
変な食べ方はしていないのですがある意味イエス!なぜ注目されるのでしょう? [良い質問]
サキは周りからドン引きされる量のピザを一人で食べていたのでモブや店員から注目を浴びたことで我にかえりましたが、「どうでもいい」のスルースキルを使い、その後も食べ続けましたか?
量は重要ではないです。が、注目を浴びて我に返るGJ! [良い質問]
そのマルゲリータは限定販売のものですか?
ノーです。レギュラーメニューです
サキがとてもおいしそうにマルゲリータを食べるのでみんなマルゲリータが食べたくなりマルゲリータを売っているお店が繁盛しましたか?
おお!お見事! [正解]
だが、それでいい、それでいいのだ!とほめられたので喜んだ。
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ショッピングモールのフードコートで、ピッツァ・マルゲリータを頼んだサキ。
焼き立てで出てくるこのピザとコーラと一緒に頂くのが、最近の自分への「ご褒美」なんだそうです。
サキは休みごと週に1~2回訪れ、それはそれは見でいる側が幸せになるほどおいしそうに召し上がるんだそうです。
いつも夢中になってあっという間に食べてしまうサキですが、ふと通り過ぎる人の声が耳に入ってきました。
「おお、ガブッと。…く~、旨そう!」
「ねえねえ、ウチらもあれ食べようよ」
「ママー、あのおねーちゃんと同じの食べたい!」
「あら、あのピザのおねぇちゃんまた来てるのね。本当においしそうに食べるわよねぇ」
「ピザは私たちおばちゃんにはちょっと重たいけど、シンプルなあのマルゲリータなら、一枚くらい分けたら食べられるかしらね」
サキがあまりにおいしそうに食べるので、いつの間にかチラ見した人たちがピザ屋の前に行列をなしていました。
「…え、私、そんなに目立っちゃってるの?」
恥ずかしくなってしまったサキは残り一切れのピザを一気にほおばりコーラで流し込みます。
そのままトレーをカウンターに返して帰ろうとしたのですが、ふいに声がかかりました。
「あ、お客様、いつもありがとうございます!」
「へっ?」
「いつもおいしそうに食べていただいてるので、お客様がいらした後はいつもこんな感じなんですよ。おかげさまで大忙しですw」
「い、いやあ、お恥ずかしい…///」
「またいらしてくださいね!お待ちしてます!」
「は、はい!」
フードコートから離れて館内をぶらぶらしながら、先ほどのことを思い出したサキ。
「恥ずかしかったけど、感謝されちゃった。…あの人ちょっとかっこよかったな~。あ、名前くらい聞いとけばよかった。…またいけばいいか」
一人ぼそぼそつぶやいていましたが、その顔は緩んでいました。
*なお、元ねたでは「冷凍ピザを買って我慢しきれなくなってかぶりついたら、歯が折れて笑えねぇ」でしたw
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