【吉田と田中の奇行文】ポッキー殺人事件

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ングルマザーである吉田は、恋人の背中で安心して眠る娘の姿を見て、この人となら上手くやっていけると思い結婚を決意した。

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田中は恋人の吉田と、その娘チカ（３歳）と遊んでいた。



吉田はシングルマザーである。



今日11/11がポッキーの日ということもあり、様々なポッキーの特集をしていた。



「田中のパパちゃん、ママとあれやって！」



「え？」



テレビではポッキーゲームをやっていた。



「え、あれやるの？」



「田中のパパちゃんはママと仲良しだからやらなかだめー！」



ちょうどポッキーを食べていたのだが、ポッキーでべたべたの顔で、田中の背中におぶさりながらうれしそうに言うチカ。



どうやら幼いながら、キスが仲良し同士でやることだとは理解しているようだ。



「…そこまで言われたら、ちょっとやってみる？」



吉田のほうから言った。



「んー、ちょっとだけね？子供の前なんだから」



笑いながら照れくさそうに答えた田中。



もちろんまんざらではない。



ポリポリポリ…



グサッ



「いてえ！？」



「zzzz」



「あらら、チカったら寝ちゃってるねｗ」



「ああ、なるほどw寝落ちして持ってたポッキーが刺さったのねw痛かったw」



「ありゃ、田中ちゃんのシャツチョコだらけ。洗ってあげるね。」



「チカちゃんベッドに移したらね。あと顔とか手も拭いてやらなきゃ。」



「…ねえ、今後もずっと私がお洋服洗ってあげよっか？チカもなついてて、パパっていってるわけだし。」



「…それもいいかもなぁ。」