【三題噺　第24回】這いよる王

【要約】



魔法陣を描き、魔王ψ(^･ω･^)ξを呼び出した（´ω｀）さんでしたが、「夜に家に寄る」と言われました。

しかし、その魔法陣の一部がマンホールの上に描かれていた。

そのマンホールが外されてしまい、魔法陣が正しい形で無くなったため、魔王ψ(^･ω･^)ξは魔法陣を通れず、約束が果たされなかったのでした。





～おまけーなんかごめんなさい。いや！　いじめないで！！！　～







（´ω｀）ツォンさんは、魔王ψ(^･ω･^)ξアザゼルを呼びだそうと研究を続けていました。



ある日、その研究が実を結び、（´ω｀）さんの描いた魔法陣が光を放ちました。



（´ω｀）「おお！ついに魔王アザゼルを呼び出せるのか！」



その魔法陣から声が聞こえてきました。



ψ(^･ω･^)ξ「ごめん、朝にタケノコ掘りに行って眠いから、夜に家に寄るわ」



そして光が消えた。



（´ω｀）「……」





～夜～





ψ(^･ω･^)ξ「あーよく寝た。さて、ツォンさんの家に行くか。」



呼び出されたのであれば行かねばならぬと思い、昼間にできた魔法陣を通ろうとしましたが、何故か通れませんでした。



よく見ると、魔法陣の一部が消えていました。



ψ(^･ω･^)ξ「なんじゃこりゃ」







～数時間前～





（ＴｒＴ）「今日は家で正座ゼミ行う予定だったのに、なんで仕事かな～」



そう言いながら古くなったマンホールの蓋を交換していました。



（ＴｒＴ）「おーい、誰だ―。こんなところにいたずら書きしてるのはー。まったく、マンホールにまで描いて……

　　　　　　まあ、交換するからいいか。おいっっっしょっと」



そのいたずら書きは、（´ω｀）さんが描いた魔法陣でありました……





（´ω｀）「こねーじゃん！　あの悪魔！！」