リュウヤは、ミカに対する非難の意味でミカを叩きましたか?
no! [良い質問]
書斎はリュウヤのものですか?
no!
ミカとリュウヤ以外に重要キャラはいますか?
no!
ミカは書斎に入っただけでなく、中で何か行動をしましたか?
yes! ただし、当問題の状況は、彼女が部屋に入っただけで成立し得ます。
リュウヤが、ミカの体の『どこ(頭とか胸とか)』を叩いたのかは、重要ですか?
yeeees! [良い質問]
リュウヤは成人していますか?
no! 中学生〜高校生くらいが自然です。
1より、リュウヤはツッコミの意味で叩き(はたき)ましたか?
no!
5より。リュウヤが叩いた場所は、ミカの胸で成立しますか?
no! [良い質問]
書斎は300年誰も入ったことがなく、埃っぽいですか?
300年かどうかはともかくとして、yeeeeees! [良い質問]
リュウヤがミカを叩いたのは、そうしないとミカがピンチだったからですか?
no!
ミカは人間ですか?
yes!
書斎は埃が積もっていたので、書斎から出て来た後、埃落としの意味で叩かれましたか?
no! ただし、惜しい部分あり。 [良い質問]
ミカに蜘蛛の巣がくっつきましたか?
yeeeeeeeees! そして? [良い質問]
叩かれるの読みは「はたかれる」ですか?
no! 「たたかれる」です。
リュウヤは意図的にミカを叩きましたか?
yes!
5より。リュウヤは暗殺者である親の指導に従い、顎、肝臓、みぞおちなどを連打しましたか?
どれもno! [良い質問]
ミカの足だけが、書斎に入りましたか?
no! 全身が入りました。
ミカは埃を吸い込んでせき込んだので、リュウヤはミカの背中をたたきましたか?
no!
蜘蛛の巣を払うために、頭をはたかれましたか?
no!
13より。蜘蛛の巣が体のどこにくっついたのか見た目では分からなかったので、叩いて、べたつくところを探していますか?
no! 頭についています。
蜘蛛が頭を這っていたので、リュウヤが叩いて殺しましたか?
no!
書斎は清掃されていましたか?
no! [良い質問]
ミカはリュウヤに叩かれた理由を知っていますか?
yesno 感情的な理由は悟れるでしょう。しかしそのきっかけとしての理由は多分わからないはずです。 [良い質問]
13より。蜘蛛の巣にひっかかった弾みでミカの服の中に蜘蛛が入り込んだので、叩いて潰しますか?
no!
書斎の掃除で疲れたミカはリュウヤに肩たたきしてもらいましたか?
noyes! 重要ワード!!! [良い質問]
書斎には、ミカの秘密が隠されていましたか?
no!
リュウヤは蜘蛛の巣ごときでうろたえる親の姿に心底幻滅しましたか?
no!
リュウヤがミカを叩いた事は、ミカの為になりますか?
yeeees! [良い質問]
ミカは頭に蜘蛛の巣が付いてしまったので、お風呂に入りましたか?
no! [良い質問]
リュウヤはミカが疲れていると思いましたか?
yeeeeees! 何故? [良い質問]
ミカが書斎に入ったのは、読書が目的ですか?
yesno 関係ありませんが、探し物のためでした。
25より。リュウヤはミカを叩いて、マッサージしましたか?
yes! [良い質問]
ミカの頭にくっついた蜘蛛の巣は、リュウヤに取ってもらいましたか?
no!
白髪は関係しますか?
yeeeeeees! まとめてください! [良い質問]
リュウヤはミカに白髪が生えたと思い、「無理するなよ」と肩をぽんぽんしましたか?
yeeeeeees! 正解です! [正解]
30より。もしもミカが元気だったならば、蜘蛛の巣を避けられたはずですか?
no!
ミカの頭に蜘蛛の巣がくっついていましたが、リュウヤはそれに気づかず、白髪を見つけてしまったと思い、母の苦労とか思って肩叩きましたか?
yeeeeeees! 正解です。 [正解]
30より 頭にくっついた蜘蛛の巣を払うミカの仕草が、頭痛に苦しんでいるように見えましたか?
no!
息子のリュウヤに、アルバムを探しておくよう頼まれた。
「頼むよ。卒業アルバムに生まれた頃の写真載せろって、先生が」
それが親にものを頼む態度かと腹が立ったが、そういう年頃なのだと思い飲み込んだ。
昔のアルバムは夫の書斎に保管してある。
リュウヤが部活に行っている日中、意を決して書斎のドアを開けた。
夫が死んだ時のまま掃除さえする気になれなかった部屋は、当たり前だが埃まみれだった。
天井には蜘蛛の巣さえ張っている。
ハンカチで口を覆って進み、奥のデスクの引出しを引いた。
アルバムは十冊。どれも表に「リュウヤ ○歳」と書いてある。
夫と顔を見合わせて笑いながら、リュウヤの色んな成長を喜んだな、と、昔のことを思い出す。
つまらない場面でも、たくさん写真に残した。
夫は夢中でシャッターを押していた。
呼吸が苦しくなってきたので、とりあえず「リュウヤ 0歳①」を掴んで部屋を出た。
ミカは気付かなかったが、この時、彼女の頭に蜘蛛の糸が一本だけ絡みついた。
▽
リュウヤが部活から帰ると、母親が居間でアルバムをめくっていた。
夢中になっているようで、息子が帰ってきたことにも気付かない。
「母ちゃん、飯」
反応はない。
リュウヤは舌打ちをして寝転がった。
彼はもうすぐ高校生。
父親のいない自分の境遇を疎み、女手一つで育ててくれた母に反抗的になることがあった。
それが、頑張りすぎる母親を心配する気持ちの裏返しであるということに、彼自身まだ気付いていない。
昔はもっと素直に感情を表せたのであるが。
しかしアルバムなんかそんなに面白いか、と、彼は母親の横顔に目をやった。
するとその時、彼女の頭で何かがきらりと光った。
──あ、白髪。
それが蜘蛛の糸の見間違いであることに、彼は本当に気付かなかっただろうか。
○
リュウヤは立ち上がった。
「母ちゃん」
返事はない。
近寄ると、彼は拳を握り、母親の肩を叩いた。
「え?」
ミカは振り向きかけて、やめた。
肩に当たる拳の優しさで、息子の気持ちは伝わったから。
母親の肩越しに、リュウヤは自分の写っている写真を見た。
「それをずっと見てたの?」
「……うん、いろいろ思い出しちゃって」
写真の中、両親に抱かれる幼いリュウヤは、二人の掌をしっかりと握りしめていた。
【要約解説】
数年ぶりに入った書斎で、蜘蛛の糸がミカの頭に絡みついた。
それを見たリュウヤは、白髪だと勘違いし、苦労をかけた母親の肩を叩いてあげた。
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