これを発売初日に手に入れたラテ夫は、大喜び。発売日が日曜日だったこともあり「朝からプレイしまくってやるんだ」とウキウキだ。
事前の広告で「このゲームにはステージセレクト機能があるが、それはゲームを一度クリアしないと解禁されない」ことを知っていたラテ夫は、素直にステージ1から遊びはじめた。
するとラテ夫は、プレイしていくうちに「LTモンスター」自体にだんだん恐怖心を覚えるようになり、次の日からは、ゲームを起動することすらしなくなってしまった。
ラテ夫がここまで追い込まれたのは、なぜだろう。
【ウミガメ】
「私なりの答え」1号です。クルーやチャーム、足りてますでしょうか? ベールが薄いだけ? 批評歓迎です
恐怖は幽霊などのオカルト的な意味で感じましたか?
いいえ。 [良い質問]
非現実要素はありますか?
はい? ただし、SFやオカルトのたぐいではありません。 [良い質問]
ゲームの背後に何か意図を感じましたか?
はいいいえ。 [編集済]
ゲームを起動することすらしなくなったのは、ずっとゲームを起動しっぱなしだからですか?
いいえ。
LTモンスターは携帯ゲームですか?
解説では「いいえ」です。 あまり関係ありません。
現実とリンクしますか?
はい? 2回答参照でおねがいします。
ゲームジャンルは重要ですか?
いいえ。
LTモンスターをプレイした人なら、誰でもラテ夫と同じような状態になりますか?
はいいいえ。 「だれでも」なるわけではありません。
中毒性は重要ですか?
いいえ。
ステージセレクトができるようになったことを考えることで恐怖をおぼえましたか?
いいえ。
問題文中の「」は重要ですか?
いいえ。 「日本語としての用法」以上の意味合いはありません。
ラテ夫は、ステージ1をクリアしましたか?
はい。 [良い質問]
ゲームが終わっちゃうのが怖くて、クリアしたので起動しなくなりましたか?
いいえ。
ラテ夫にとって、ステージ1は楽しかったですか?
はいいいえ。 [良い質問]
ステージセレクト機能の存在は重要ですか?
はいいいえ。 「ステージセレクト解禁の条件」は重要です。
あまりのクソゲー(非現実要素レベル)に、これをつくったスタッフに恐怖を覚え、ゲーム自体は普通に面白くなかったのでやめましたか?
いいえ。
「LTモンスター」に恐怖を感じたとはゲームの内容に恐怖したということですか?
はい。
14より。ラテ夫が恐怖心を感じるようになったタイミングは、ステージ1をプレイしている最中ですか?
はい! [良い質問]
ステージ1の時点で目茶目茶長くて難しかったので「こんなのがあと49個もあるの!?」と嫌になりましたか?
だいたいそういうことです! 正解をさしあげます。 解説にまいりましょう。 [正解]
面白いがステージ1のクリアに1年かかりましたか?(全クリに50年…)
そこまではかかっておりません。
「LTモンスター」の説明書には、こう書いてありました。
「基本的な操作以外は、ゲーム内で直接説明いたします」
「環境保護のために紙を節約すべし」が叫ばれる昨今では、これは、ある意味でいたしかたのないこと。
買ったばかりで、まだステージセレクトもできない状態ですし、ラテ夫は、早速普通にゲームを始めます。
ステージ1開始直後、老人とおぼしきキャラクターが出てきて、こう言いました。
「ステージ1は、いわばチュートリアルじゃ。気楽にやると良い」
しかし、そのステージ1が、なかなか終わりません。ゲームに関する「冗長な説明」は一切ないというのに。
1時間たっても、3時間たっても、5時間たっても、全く終わる気配はなく・・・
終わった頃には、すでに日付が変わる寸前でした。
ラテ夫(チュートリアルだけでこんなにかかるゲームだったなんて・・・このゲーム、ステージ50まであるんだろ・・・これじゃ、覚えることがとんでもなく多すぎて、クリアなんて絶対無理だよ!)
ラテ夫の心の叫びが、部屋の中で小さく響きました。
これが軽いトラウマになってしまったラテ夫が、その日以来、「LTモンスター」で遊ぶことは、とうとうなかったのです。
「LTモンスター」発売から一週間後。このゲームの紹介サイトで、ラテ夫が知らないうちに、とあるブームが起きました。
それは「ステージ1 クリアタイムアタック」。
現在の1位の記録は、9時間38分44秒だそうで。
・・・紹介サイトの常連ですら、ゲームの攻略を捨て、クリアではない、別の遊び方に何かを見出してしまったようです。
【要約解説】
ラテ夫はゲームのチュートリアルを終えた時点で、ゲーム内要素のあまりの多さに「ついていけない」と絶望した。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。