男は喫茶店でコーヒーを注文したが、出されたコーヒーを少しも飲まずに帰った。
一体なぜ?
この問題は、kirakuさんの「喫茶店の男(問題番号11406)」のオマージュです。kirakuさん、1周年おめでとうございます!
【ウミガメ】
男はコーヒーを自分で飲むつもりで注文しましたか?
YESNO! その質問の仕方だと、そう答えるほかありません。 [良い質問]
コーヒーを飲む必要が無くなりましたか?
YESNO! 非常に答え辛いです…… [良い質問]
店内に友人がいましたか [編集済]
NO. 男は1人で来店し、1人で席につき、1人で帰りました。
お財布を忘れましたか?
NO! 男はちゃんと、コーヒーを受け取り、代金を支払っています。 [良い質問]
張り込んでいたら星に逃げられましたか?
NO. 男の職業は重要ではありませんし、警察や探偵でもありません。
男は客ですか?
YES. 男は客です。
コーヒーでなく、紅茶でも成り立ちますか?
YES. コーヒーでも紅茶でも成立します。
「出された」←注文したコーヒーが注文通り提供されたという意味ですか?
YES! コーヒーは適切に注文され、提供されました。 [良い質問]
注文したコーヒーの代金は支払いましたか?
YES. ですが、そんなに重要ではありません。
液体の状態でしたか
NO! 正解です! 15分ごろに解説を出しますので、コーヒーがどのような状態だったかお当ていただいた方にも正解を進呈します。 [正解]
コーヒーを零しましたか? [編集済]
NO. コーヒーはダメになっていません。
男は喫茶店で誰かと待ち合わせをしていましたか?
NO. 3より、男は1人で来店し、1人で席につき、1人で帰りました。この言葉にレトリックはありません。
コーヒーと一緒に出される砂糖かミルクが目的でしたか?
YESNO! もう一声です! [良い質問]
二人以上で来店しても成り立ちますか?
YES. 来店人数は重要ではありません。
男が注文したのは、コーヒー1つだけですか?
YES. ですが、重要ではありません。
全ては男の予定通りでしたか?
YES! 男は、最初から自分の考えていた通りの行動を取りました。
コーヒーの中に異物が混入しましたか?
NO. この場合、“異物”とは表現しないでしょう。 [良い質問]
12より 突然の待ち合わせ場所変更で、慌てて店を出たため、コーヒーを飲むことができませんでしたか?
NO. 男は待ち合わせをしていません。
真冬のカフェテラスだったのであっという間に冷凍されましたか?
NO. そっちではありません、ごめんなさい。
コーヒーをテイクアウトしましたか?
10より、それは答えではありません。
10より この季節に嬉しいフローズンなコーヒーですか?
NO. そっちではありません、ごめんなさい。
10 ゲルコーヒーでしたか?
NO. “届いたのは”、普通のコーヒーでした。
本格的なコーヒー豆ですか? [編集済]
NO. ごめんなさい、今回はそんな真っ当な解答ではないのです……
男が注文したのは、コーヒー豆なので、そもそも飲めませんか?
NO. 普通に飲み物のコーヒーでした。
男はコーヒーを飲んだのではなく、食べたのですか?
YES! そう表現するべき形でした。ただし、一般人にはちょっと想像しがたい食べ方かもしれません。 [良い質問]
コーヒーに砂糖とミルクを入れたため、「提供された状態」のコーヒーは少しも飲みませんでしたか?
YESNO. 確かに、砂糖を入れてはいるのです…… [良い質問]
それは店内で提供されましたか?
YES. テイクアウトなどではありません。
コーヒーを頼んだ気がした男はもしかしたらもう飲んだ気がしたので自分のコーヒーだとは思わず気化してしまいましたか?
NO! 気体でも液体でもなく、固体です! [良い質問]
ビスケットをコーヒーに浸すようなオシャレな食べ方をしてコーヒーはなくなりますか?
NO. でも、非常に近いです。 [良い質問]
コーヒーにゼラチンを混ぜてコーヒーゼリーにして食べましたか?
NO. 今回の問題は「コーヒーはコーヒーでもコーヒーゼリーなら、“飲む”とは表現しないよね」というところでしたが、解答はそっちではありません、ごめんなさい。
26 砂糖を大量に入れて「コーヒー味の砂糖」にして召し上がりますか?
YES! そういうことです。変な食べ方でゴメンナサイ! [正解]
噂をすれば彼がやってきた。いつものように、コーヒーを注文する。この時、一杯のコーヒーをカップ2つに分けて出させるのが彼流だ。
そして、私がコーヒーを運ぶと、彼はどこからともなく砂糖壺を取りだした。そして、砂糖壺の中身を使い果たすのではないか、という勢いで、2つのカップに砂糖を入れ続ける。右手で砂糖を入れながら左手で混ぜているのだが、しばらくするうちにザリザリという嫌な音が聞こえるようになる。でも、彼はまだ止めない。砂糖をどんどん入れ続ける。そして、コーヒー色の砂糖の山を完成させた辺りで、彼はその砂糖をザリザリいわせながらスプーンで口に運ぶ。
彼が食べている物は、もはや液体とは呼べないし、一応コーヒーを口に入れてはいるけれど、飲んでいると表現するのは不適切だろう。そんな訳で、彼はコーヒーを注文するものの、一滴たりとも“飲まない”のだ。
まあ、これでもお得意様だし、砂糖も自前だからあまり強いことも言えず、彼はここに来るたびあのコーヒーとも呼べぬ代物を美味しそうに食べている。
「お客様、こちらをどうぞ」
「? 頼んでませんが」
「いえ、こちらはサービスのお菓子でございます。何でも、“kirakuさん登録1周年”とのことでして」
「なるほど。そういうことならありがたくいただきます」
kirakuさん、登録1周年、おめでとうございます!
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