「こちらの損害はどうだ?」
「軽傷者5名!死傷者0名!損害は軽微です!」
数時間に渡る激しい激戦の末彼らは帝国に土足で踏みいろうとする北方の野蛮人共を退けることに成功した。
しかし彼らが一面銀世界のこの戦線から生きて帰ることは無いだろう。
なにがおこるというんだろう?
【ウミガメ】
解説に余計なものを加えたくなるダメなくせどうしよう…
一面銀世界は重要ですか?
Yesno.とても重要というほどではないが、少しは重要です。 [良い質問]
敵が退いていったのは戦いに勝ち目を見出だせなかったからですか?
No!勝てないと思ったからではないです [編集済] [良い質問]
彼らは誰かに殺されるので生きて帰れないですか?
Yes.そうです [良い質問]
蛮族は再び攻めてきますか?
Yes.近いうちに攻めてくるでしょう [編集済]
パスポートを無くしたから出られなくなりましたか?
No.北方といっても国をまたぐほどではないです
彼らは蛮族に殺されますか?
No!違います! [良い質問]
銀世界とは雪が積もっていることを表しますか?
Yes.吹雪いてはいないものと考えてください
蛮族は、退かなければ死んでいた可能性がありますか?
No.退かなくとも… [良い質問]
別の民族が攻めてきますか?
No.帝国の人間です
彼らは帝国側の人間に殺されますか?
Yes!帝国の人間に殺されました [良い質問]
彼らは帝国の人間ですか?
Yes.彼らとは北方戦線で戦った人たちのことですか?
ならばそうです ※ミスリード注意
[編集済]
[良い質問]
非現実要素はありますか?
No.魔法や怪物という意味ならば出ません
口止めのためですか?
No.違います
間違えて殺されますか?
No!間違ってません [良い質問]
野蛮人が撤退した理由は重要ですか?
No.理由はそこまで重要ではないのですが… [良い質問]
帝国の人間の勘違いで殺されましたか?
No.勘違いではないです
敵がひいたのは彼らが死ぬのがわかったからですか
No.違います
蛮族が退いたことで、戦線で戦った彼らは帝国から称えられますか?
No.全くもって讃えられません [良い質問]
北方戦線で戦った人たちは犯罪をしていましたか?
戦時中に民家を盾にしたり民から略奪するのが犯罪ならというならyesです
戦った彼らも蛮族も死にますか
Yesno.少なくとも戦った彼らは殺されます
野蛮人を退けたことに喜んで叫んでいたら雪崩がどばーしますか?
No.雪崩は起きませんでした
戦線で戦っているなか帝国がのっとられましたか?
No.正真正銘正当な帝国です
食料の輸送は関係しますか?
No.関係しません
被害が少ないことが重要ですか?
Yes.重要です [良い質問]
戦わなかった方が帝国にとって良かった?
No.帝国が命じた戦いです
戦線での戦い方は重要ですか?
Yes.かなり重要です! [良い質問]
蛮族が土足で踏みいろうとした理由は重要?
No.領地拡大のためと帝国になりかわるためです
戦線で戦った彼らのせいで、帝国は何らかの被害を受けますか?
No.ですが…
24 蛮族側の被害も少ない?
Yes!そうです! [良い質問]
10 思うような成果を挙げられず殺されるのですか?
Yes.ですが思うような、というよりか… [良い質問]
戦線で武器の使用はありましたか?
Yes.こちら側は主にピストルとかですね [良い質問]
帝国側は蛮族を根絶やしにすることを望んでいましたか?
Yes.すくなくとも現状はコレジャナイ状態です
蛮族の捕虜は関係ありますか?
Noです
生きて帰ることはない=戦線で直接殺されたということ?
Yes
彼らは帝国側の人間に「こんなしょっぱい戦いしやがって!」と怒られ、殺されるのですか?
Yes.正解です。 [正解]
蛮族は最初から彼らを「戦死した」と見せかけて殺すための囮でしたか?
YesNo.囮ではないですが戦死と見せかけて殺そうとしたのはあっています [良い質問]
戦線で戦っていた彼らは、そもそもは蛮族出身の者達で、なるべく互いに死傷者が出ぬよう、威嚇射撃と説得で蛮族と戦っていた。当初の目的通り蛮族を退かせることはできたが、激戦の末蛮族を根絶やしにすることを望んでいた帝国側は、まともに戦わなかった彼らを戦地で処刑し、これで(元)蛮族が死んだ、と考えましたか?
問題文の彼らは傭兵ですがこれでも成り立ちますね。ほとんどあってるので正解です [正解]
このお話は「老化による白髪と抜け毛」の比喩ですか?
No.しかしその話も個人的に気になります [良い質問]
「無能な傭兵なんぞ我が帝国には必要ない、と言うことだ。」
「なんですと?我々は敵を退けたのですぞ?!」
「退けた?退けただと…?バカめ、あれは後方の予備隊と合流するため戻っただけだ。
山賊上がりの傭兵風情に元々期待なんぞしてなかったが、ここまで無能だとはな。」
「後方部隊と合流したからなんなのです!だからと言ってこんな仕打ちをするのですか?もう一度やってやればいい!」
「ハァ……敵も無能ではない。今まで戦ってた奴らが時間稼ぎの為のただの案山子ということに気づいたのだろうな。」
「か、案山子だとォ!?」
「そうとも、弾薬の使用量から考えて数時間は激しく撃ち合ってた筈なのに明らかに貴様らの損害が少なすぎる。だからと言って敵が一方的に大打撃を受けていたとは思えん、どこを見渡しても真っ白で、血しぶきひとつ見当たらないのだからな。
大方カラコール(※)でも使って激戦を演出していただけなんだろう?
そんな戦闘に不真面目な奴らを生かしておくわけにはいかん。軍全体の士気に関わるし、何より弾の無駄だ。」
「わ、わかった…もうそんなことしない!真面目に戦う、だから助けてくれ!!」
「ふーむ…残念だがそれはできんな、と言うのも先ほど述べたのは所詮建前にすぎんからだ。
帝国に寄生して深く根を張り、罪なき臣民の血を吸い上げ、自らの立身出世の糧としてきた傭兵は帝国に存在するには一人でも多すぎる。」
「そんな…それは、我々は帝国のために……!」
「『蜚鳥尽きて良弓蔵せられ、狡兎死して走狗煮らる』だ。貴様ら傭兵は帝国のためによく戦ってくれた。」
「貴様らの死により帝国はより秩序へと近づき、歴史は歩を進めるだろう。未来の世界の自由で豊かな暮らしのために死ねることを誇りに思うといい。」
※カラコールと言うのはテルシオ(銃兵と長槍歩兵を組み合わせた方陣)により騎兵の価値が著しく落とされた17世紀頃に開発されたピストルで射撃を行った後ギャロップを用いて半回転し一撃離脱する戦法である。
騎兵の機動力と最新のピストルを組み合わせたこの機動戦術により騎兵は評価を持ち直し、再び戦場を左右する重要な駒に返り咲く………はずだった。
実際には上記の解説のように傭兵共が一応仕事をしているように見せかけるだけに使われる残念戦術となってしまった。
と言うのもこの時代、銃兵の使用しているマスケット銃ですら命中率は劣悪で(25mプールの端と端から撃ち合っても一発で当てるのは困難な程)
ましてや有効射程が5m程しかないピストルで打撃を与えろというのは無理な話である。
余談
カラコールによる騎兵の返り咲きは失敗したが、その後スウェーデン王グスタフ2世の砲兵と銃兵で敵の方陣に穴を開けそこに騎兵を突撃させるという「砲兵、銃歩兵、騎兵」を用いた「三兵戦術」により多少被害を出しながらも戦場での価値をある程度取り戻すことに成功した。
さらに余談
なおポーランド陸軍は長槍歩兵よりも長い槍を騎兵に装備させて高速かつ極めて密集ながら突撃するという(常人には不可能な)方法によりほとんど被害を出すことなく歩兵を攻略している。バケモンか。
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