『世紀末救世主伝説・弥生たんのバックドロップ』は
幅広い読者層を獲得した。
なぜだろうか?
~問題文の末尾につけよう~
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※この問題は「せいきまつ」「やよい」「バックドロップ」の
お題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』
http://bbs.mottoki.com/index?bbs=lateralthinking_chatroom_index&thread=11
または、『ラテシンwiki』の『無茶振り三題噺』をご覧ください。
http://sui-hei.net/pukiwiki/index.php?無茶振り三題噺
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タイトル30文字制限のため、BD=バックドロップです。61杯目。
お客さんは、本の内容がビジネス書だと理解して買って行きますか?
YESNO! [良い質問]
ビジネス書ですが、子供など、働いていない人でも購入していきますか?
YES! [良い質問]
ビジネス書ですが、弥生たんの冒険活劇風にストーリー仕立てで書いてあるので、誰でも読んで楽しめる内容に仕上がっていますか?
YESNO ストーリー仕立て、講義形式などの形式はあまり重要ではありません。
表紙が特徴的でしたか?
YES! ただし表紙だけにこだわらないよう注意 [良い質問]
4より。表紙は弥生たんのイラストですか?
YES! ただしイラストでも写真でもOKです。 [良い質問]
その本の内容はビジネス書だけですか?
内容そのものはYESですが……
表紙が可愛い絵、内容は絵本のように非常に優しいビジネス書でしたか? [編集済]
YESNO 内容は難しくても成立します。
ビジネス書ではなく、料理本でも成り立ちますか?
YES! [良い質問]
その本は映画化されましたか?
YESNO 映画化されていてもいなくてもOKです。
ビジネス書らしからぬタイトルと表紙で、気になった人が立ち読みするので読者の年代が幅広いですか?
YES!! ほぼ正解です! [正解]
その読者たちは本を買っていますか?
YES まあ、人によってはNOでも構わないのですが。
2より。購入した人は、その本を自分で読むために購入しましたか?
YES
タイトルが「不況の時代の処世術」であっても同じ理由でヒットする可能性はありましたか?
NO! そのタイトルだと幅広い読者層を獲得できた理由が異なってしまいます! [良い質問]
その本は、ビジネス書として読む……以外の使い道がありますか?
一応NO でも好きに使ってくれていいんですよ?
読者たちは自発的にその本を読んでいますか?
YES
ツイッターやフェイスブックで「わけわからんタイトルのビジネス本www」と話題が広がりましたか?
YESだと思います。
「『世紀末救世主伝説・弥生たんのバックドロップ』なう」と呟いて、当該書籍とツーショットを撮影し投稿するのが流行りましたか?
YESかもしれません。
獲得できた読者は幅広いオタク層ですか?
YES! オタク層も獲得しました! 10、19とも合わせてまとめられますか? [良い質問]
親に「これビジネス本だから、萌えとかそういうのじゃないから!」と言い訳するような人が買って行きましたか?
YES! そういう人たちも買っていきました! 10、18とも合わせてまとめられますか? [良い質問]
弥生たん(ヒントで言うならサユリとマユリ)は、大人気キャラですか?
YESと考えてください! [良い質問]
萌える単語帳(萌えたん)的に、キャラ物だけど勉強もできる本という理由で、キャラが好きな人たちが買って行きましたか? [編集済]
YES! キャラもの好きな人も買っていきました!10、18、19とも合わせてまとめられますか? [良い質問]
オタク趣味なサラリーマンや若いオタクが買って行きますか?
YES!! オタク趣味サラリーマン、若者オタクなどなどが買っていきました!正解を差し上げます! [正解]
つまり表紙詐欺ですか?
詐欺ではない!と言い張ります。
仕入れた書店員たちは困っていた。
書店Aの店員
「これは、あの漫画のオマージュ? 漫画コーナーに置けばいいか」
書店Bの店員
「女子プロレスラーの自伝本かな? 自伝コーナーに置こう」
書店Cの店員
「ん、『弥生たん』? ライトノベル? じゃ、ラノベコーナーに」
書店Dの店員
「帯に推薦文が書いてあるね。売れ筋コーナー行き。『●つの習慣』の隣に」
書店Eの店員
「紛らわしいタイトルだな。ビジネス書籍コーナーの隅に放り込んどけ」
このように、『世紀末救世主伝説・弥生たんのバックドロップ』は
各店舗の様々なコーナーに並ぶこととなった。
そして。
書店Aの客(趣味:漫画本収集)
「なんだこれ? 昔の漫画のオマージュかな? 買ってみるか」
書店Bの客(趣味:プロレス観戦)
「女子プロレスラーの自伝か? このレスラー美人だし買おうかな」
書店Cの客(趣味:アニメ・ラノベ全般)
「表紙の女の子萌え~! これは即買い!」
書店Dの客(趣味:自分磨き)
「国会議員のトニオ猪本推薦? これ、人生指南書? 買いダァーッ!」
書店Eの客(変わりモノが好きなビジネスパーソン)
「こういうビジネス書にこそ真理が書いてあるもの。買う」
かくして、『世紀末救世主伝説・弥生たんのバックドロップ』は
幅広い読者層を獲得した。
売り上げ部数と内容の評判はさておいて。
解答要約:
タイトル(と表紙)から、何のジャンルの書籍かさっぱり分からないので、
書店員たちが勘違いして様々なコーナーに陳列してしまった。
そのため、ビジネス書には関心のない客の目にも留まるようになった。
発想の元ネタ:
レッドブルが売れているワケ
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1109/06/news048.html
キーワード:
みにくいアヒルの子戦略
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