そこで二人は協力してカカオ豆からチョコレートをつくったのだが、渡そうとすると男は大層驚き、双子は恋を諦めた。
どういうことだろう?
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※この問題は「チョコ」「豆」「双子」のお題をもとに作られた三題噺の問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、掲示板『ラテシンチャットルーム』の『無茶振り三題噺』をご覧ください。
なぜかアップルパイスープ
男は受け取ってくれましたか?
YESNO どちらでも成り立ちます! 解説ではNOです [良い質問]
双子は男の子とが好きでなくなりましたか?
NO 好きでなくなったわけではありません
諦めたとは、振られた。の意味ですか?
NO 振られる前に諦めました! [良い質問]
男が驚いたのは、姉妹がカカオ豆からチョコを作ったことに対してですか?
NO! 違います! GJ! [良い質問]
非現実要素はありますか?
NO 現実要素のみです
チョコレートの味は関係ありますか?
NO まずくてお美味しくてもOKです
非現実要素がありますか?
NO 現実要素のみです
片思いの男子と驚いた男は同一人物ですか?
YES 問題文中の男は全部同一人物です
二人の作ったチョコレートの量は重要ですか?
NO 関係しません
タイトルより、チョコレートは手の形をしていましたか?
NO それは怖いw
双子は二人で一緒にチョコを渡そうとしましたか?
YES! 重要ポイントです! [良い質問]
双子はシャム双子ですか?
NO 普通の双子です
実は、カカオの木から育てて作ったので、片思い男子は大人になって結婚していましたか?
NOw 恐ろしい年月が経過しますねw
男の前で喧嘩してしまいましたか?
NO 仲良く渡そうとしました!
双子と男以外に重要なキャラクターはいますか?
NO 解説には出てきますが、真相には関係しません
二人は二人で一つのハート型のチョコを作り一心同体の彼女らはシャム双生児でしたか?
NO 普通の双子です! 一人一つずつつくりました
双子と片思男子以外に、キャラは必要ですか?
NO 解説には出てきますが、真相には関係しません
その男子がその台詞をどこで言っていたかは重要ですか?
NO 関係ありません!
「な、何で、そんな事を知っているんだ・・・」とストーカー行為や盗聴がバレましたか?
NO それは確かに怖いw
カカオ豆を直接ブレンドしましたか?
YESNO 関係しません
男はクラスメイトですか?
YESNO 関係しません
片思男子は、姉妹が双子だと知っていましたか?
NO! まとめてください! [良い質問]
双子が二人で一緒に付き合ってもらおうとしたら、男子にドン引きされましたか?
NO そもそも…
男にとって双子はout of 眼中でしたか?
YES! もう全然興味ナシでした! [編集済] [良い質問]
男の子は「そっくりなドッペルゲンガー」を見たため自分はもうすぐ死んでしまうと騒ぎ出しましたか?
NO オカルト要素はありません!
22より。男は相手が双子だったことをそのとき初めて知ったので、双子は、自分たちのどちらか片方に対して男が好意を持ってくれたりはしていないと理解したので諦めましたか?
YES! その通りです! [正解]
「誰?君達」的なことを言われたので諦めましたか?
YESNO! 知らない人ではなかったのですが…!
22+24より、双子だったことに驚いた男の子に、「こいつ、私らに興味ないのねぇ・・・」と男の子の気持ちに気がついちゃいましたか?
YES!! その通りです! [正解]
双子の姉妹も、彼に恋する女子の一人……いや二人だ。
そんな彼が、バレンタインについてこう言った。
「手づくりチョコって言うくらいなら、カカオ豆からつくらないとダメだよなー」
調べて見ると、カカオ豆の入手自体難しいこと、豆からつくるのは相当に手間がかかることがわかった。しかし、憧れの彼の言うことだ。ただでさえライバルが多い現状を考えると、少しでも彼の希望を叶えた方が有利! 一応姉妹もお互いライバルだけれど、利害が一致したため、二人は協力することにした。
双子はなんとかカカオ豆を手に入れ、豆をローストするところから始め、一つ一つ殻をむき、きざみ、すりつぶし、他の材料と混ぜ……気の遠くなるような作業を続け、なんとか13日に間に合った!
土曜日は休みだから、13日に呼び出して渡さないと……双子の二人はそれぞれ可愛くラッピングして、準備万端。13日の放課後、サッカー部の練習へ向かうところを捕まえた。
「「あの、これ、受け取ってください!」」
リハーサルしていたわけでもないのに、双子ゆえかセリフが揃ってしまう二人。
しかし、彼の反応は、二人の予想外のものだった。
「……ええっ!? 双子だったの!?」
なんと、その男子。二人が双子であることを知らなかったのだ。
「まじで!? ずっと同一人物だと思ってたよ!」
心底驚く男子に対し、双子の姉妹はショックを受けた。双子は少ないから、二人のことは校内でも有名なはずだ。それだけ自分達に興味がないのだと、二人は思い知った。
「あの……ごめんなさい、ちょっといいかな?」
そこへ登場したのは、彼の幼馴染だ。手には綺麗にラッピングされた箱。言われなくても、用件はわかる。
「ど、どうしたんだよ。俺はこれから部活が……」
そして明らかに動揺したそぶりを見せる彼。
少女はぱっと箱を突き出し、双子のことなんか目に入らないかのように一気に喋る。
「これ、あの……チョコレートじゃないんだけど! ごめん、カカオ豆からつくるのは無理だったから……最初からつくれる、アップルパイにしたの。パイシートもちゃんと1からつくったから、これは本当に手づくりだって言えるよね! チョコじゃないけど、受け取ってくれますか!?」
自分に向けられた箱にそっと両手を添え、彼は顔を赤らめながら、答えた。
「……そんな、あんなの、冗談だよ。チョコレートじゃなくたっていいよ。お前がつくるなら、何でも手づくりだし、嬉しいよ」
もはや背景と化した双子達は、ここ数日の苦労の結晶を、ただ握り締めるしかできなかった。
END
男子は双子を同一人物だと思っていたため、二人同時に目の前に現れたことに驚いた。姉妹は、男子が双子であるということすら知らないくらい自分達に興味がなかったことがわかり、恋を諦めた。
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