モハメドはとても優しい青年だったのだが不幸なことに外見がかなり怖く、更に日本語もほぼしゃべれない状態だったため、日本に来て以来ほぼ毎日不良に絡まれることに苦労していた。
(何せ筋骨隆々で高校生とは思えぬほど彫りが深く渋い顔つき、ドレッドヘアーに褐色の肌、電車に乗るときに二人分の座席を占領するほどの大男なのだっ!オマケにお国柄なのかピアスもネックレスもジャラジャラと付けているっ!そりゃあ不良も絡んでくるってもんだっ!)
しかしカメオと友達になり一緒におしゃべりを楽しむようになって以来、モハメドは【不良と喧嘩になることが極端に減った】ことに気がついたのだという。
一体なぜ?
モハメド・アリですか?
NOw、ボクシングませんw
カメオは不良ですか?
NO、普通の子です
モハメドは変わりにカメオと良く喧嘩するようになりましたか?
NO、もとものモハメドは性格自体は温厚ですし、カメオと喧嘩するようなことはないです。それに、代わりの喧嘩相手が見つかったから喧嘩をやめたわけでもないです。
不良との仲は良くなっていますか?
NO、不良と仲良しになったわけではありません
()の中身は読んでないのですが重要ですか?
NO!!モハメドが怖い見た目だということを伝えたかっただけなので、あまり気にしなくていいです! [良い質問]
亀男と 何語・何媒体でおしゃべりしているか 大事ですか?
いい質問であると同時に一部答えにくいところがある質問です!とりあえず、日本語で、直接顔を合わせてお話ししているので成立します!メールなどもしてるかもしれません!(※ミスリード注意かも!) [編集済] [良い質問]
モハメドは男ですか?
Yes、モハメドは男です
ラテシンにハマったモハメド、チャットルームでの会話にハマり引きこもったため そもそも誰とも会わないので喧嘩になりませんか?
NOw、引きこもりませんしラテシンませんw
カメオと友達になったことでモハメドの日本語はうまくなりましたか?
Yes!!!!!!なりました!重要です! [良い質問]
カメオは重要人物ですか?
Yes!重要です!でもカメオと同じような条件を満たす人なら、違うキャラでも代用できるでしょう
カメオの高校。つまりカメオはその高校の支配階級の権力者でしたか?
Σその発想はなかったです!NO!番長ません!
5 ()の上の2行と下の2行もまだ読んでませんが、それでも解けますか?
Σ(O□O)雑談欄でRatterさんがおっしゃってるように、エスパーなら解けるかもしれませんwですが、()以外の部分はそこそこ読んでおいたほうがいいかとw
6より、現代日本での話ですか?
Yes、現代日本で成立します
カメオはモハメドの祖国の言語でモハメドとおしゃべりしていますか?
NO!!!!カメオはいつも日本語でモハメドとおしゃべりしています! [良い質問]
覚えた言葉がオネエ言葉だったので・・不良が不気味がって寄ってこなくなりましたか?
なんでこれで当てちゃうのですかw流石です!Yes!!!!!!解説に行きましょう!! [正解]
9より、日本語がうまくなったモハメド君はいろんな人としゃべることができるようになり、モハメド君に対する誤解が解けましたか?
それもYesでしょうが、正確には15の通りなのです^_^; [良い質問]
読みました。不良は絶滅しましたね?
NO!不良は相変わらず、学校にも街にもいっぱいいます!
カメオは学生ですか?
Yes、学生です
カメオは普通の人間ですか?
Yes、普通の【女の子】でした(^ ^)
話はきかせてもらった。人類は滅亡しますか?
Σなんでだーーーーーーっ!?!?
モハメド(仮に彼とする)は日本語を勉強していましたが、まだ日本語が不自由だったため、謝り方や、争いたくないということをうまくいえず喧嘩になっていた。しかしカメオ(仮にアリとする)と話すうちに日本語がうまくなり、喧嘩をさけられるようになりましたか?
大まかにはYes!しかし不良相手では、こちらの話をまともに聞いてもらえない可能性も高いです。ポイントは、モハメドが覚えた日本語が女性言葉だったというところなのでした〜♪ [良い質問]
あれって、最初から似た者同士がくっついて結婚するというパターンももちろんあるだろうけれど
最初は似ていなかった者同士が、長い時間を過ごすうちに相手に影響されてどんどん似ていくってパターンもかな〜〜り多いんだろうなぁって私は思うのよねぇ。
モハメド「亀緒ちゃんお待たせぇっ♪クレープ買ってきたよぉ〜o(^▽^)o」
たくましい声でそう言って、両手をペンギンみたいにパタパタとさせながら可愛らしく走ってきたモハメドを見つめながら、私はシミジミとそう実感した。
『甘いもの好き』という共通点のおかげで彼と仲良くなって、かれこれ半年以上。
モハメドはいい子だし、一緒にいると楽しいし、あんなに不自由していた日本語がこんなに堪能になったのはとてもいいことなのだが……
亀緒「……モモちゃん、その喋り方直す気はないの?(~_~;)」
私と話しているうちに日本語を覚えたせいか、彼が覚えた日本語はなんとも外見に不釣り合いな女口調になってしまった。それどころか、最近では走り方やちょっとした仕草まで私に感化されて女らしくなってきてしまっているのだ。
……クレープを握った小指を、立てるなっ!
ちなみにモモちゃんというのはモハメドの相性である。
モモ「えぇ〜?別に直す必要ないんじゃないかしら?最近気がついたんだけどね、この喋り方だと、不良に絡まれないのよんo(^▽^)o」
そりゃあそうだろう。
不良からすれば、いかにも怖そうな外人の大男が目に入ったので気合を入れて喧嘩をふっかけようと絡んだのに、その大男が
『いやーん!怖いわぁ!乱暴はやめてぇぇえんo(>_<)o』
なぁんて突然オロオロ言い出すわけである。
そりゃあ毒気も抜かれるよ!
喧嘩する気も失せるよ!
むしろ見た目とのあまりのギャップに、怖がったり気持ち悪がって逃げていった人も多いと思うよ!
モモ「いーのいーのっ♪不良さんたちに嫌われても、モモちゃん全然困らないもぉんっo(^▽^)o」
亀緒「その自分のことモモちゃんって言う癖もどうかと思うわよ(~_~;)」
こんなに変なモモちゃんのことを不覚にも可愛いと感じてしまう自分の感性に呆れつつ、私は思いっっっっきり大きく口を開けて、モモちゃんが買ってきてくれたクレープにガブッとかじりついた。
モモちゃんはというと、ちまちまと可愛らしくクレープを啄ばんでいる。
モモちゃんの女子力が私を追い抜かす日は…………きっと、かなり近い(~_~;)
【要約】
女性の友達であるカメオの言葉を頼りに日本語を覚えたせいですっかり女口調になってしまったモハメド。
しかしその喋り方だと、不良が、毒気を抜かれたり、気持ち悪がって逃げていくせいで喧嘩に巻き込まれないのだった!
※この問題は日本人の知らない日本語、というエッセイのエピソードが元ネタです。
※モハメドの名前の使用許可を下さった牛削りさん、ありがとうございました!
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