段は二重まぶたの男が、疲れて片目だけ一重になる頃、とうとう絡まった糸は解けてしまった。
女は少しだけ悔しがるが、糸が解けて初めて見える文字が男を見て男は泣いた。
一方女は笑みをこぼしていた。
一体どういうことだろう?
*お題ったー系二つの併用です。
①お題ひねり出してみた
ひじりへのお題は『絡んだ糸は解けてしまった』です。 http://shindanmaker.com/392860
②色々小説お題ったー(単語)
「文字」「一重」「はじめて」がテーマのひじりの話を作ってください。 http://shindanmaker.com/263068
糸は、絆は縁などの暗喩ではなく、三次元に存在する本物の糸ですか?
イエス!裁縫の糸です。 [良い質問]
一行目。男が何故疲れたのかは特定必要ですか?
イエス!それこそが… [良い質問]
文字は、女から男に向けたメッセージですか?
イエスノー、メッセージというか [良い質問]
二人は恋人同士ですか?
ノーです。重要ではありません
二重瞼が一重になるのは疲れた以外で重要ですか?
ノーです。
解けた糸が男を見ているので泣いていますか?
ノー、糸は糸であって、それ以上の存在ではありません
職業は重要ですか?
ノーです。
マフラーを編んでいた毛糸がほつれてしましましたか?
ノーです。毛糸でも成立しますが、違います [編集済]
男が徹夜で編み物をしましたか?
ノーです。毛糸でも成立しますが、違います [編集済]
男が疲れた原因に、糸は関係しますか?
イエスノーです。糸だけのせいではありません。 [編集済]
男は布を織って文字を織り込んでいますか?
ノーです
文字は、糸に書いてありましたか?
のーです
男の涙は、嬉しさや感激など、ポジティブな涙ですか?
ノーです
女はどんな文字が現れるか知っていましか?
イエス! [良い質問]
男と女は親密な関係ですか?
重要ではありません
絡んだ糸は、男の手によってほどかれましたか?
イエス!
赤ん坊は登場しますか?
ノーです。
男は糸を解こうとしていますか?
イエス、そして問題文の中でちょうど解けたところです。 [良い質問]
絡んだ糸は、布など、他のものを巻き込んで絡んでいるのではなく、糸だけで絡まっている状態ですか?
ノー、文字が書かれた紙が入っています。 [良い質問]
この問題に登場する男女は人間ですか?
イエス!
女が笑みをこぼしたのは、男が泣いたからですか?
結果的にイエスです。 [良い質問]
男は、嫌がらせをされていますか?
イエスノー、嫌がらせというか… [良い質問]
文字が書かれた紙は、もともと男の物ですか?
ノー、女が用意したものです [良い質問]
紙に文字を書いたのは女ですか?
イエスですが、問題文中の男以外の、別の人が書いたものを女が用意したという事であれば成立します。
紙に書かれた文字は、男が傷つくような内容でしたか?
ノーですね。
女は手紙を毛糸にくるんで男にわたしましたか?
イエスノー、直接渡してはいません。 [良い質問]
女が悔しそうにしたのは男に毛糸を解かれたからですか?
イエスですね! [良い質問]
男はリアル脱出ゲーム等の謎解きをしていますか?
イエス!GJ!!まとまりますか? [良い質問]
書かれていた文字は一文字ですか?
ノーです。文章です。
「これを何と読む~~~~~!?」ますか?『ハズレ』
ん~、紙に書いてある言葉は重要ではないのですが、「これはなんと読む?」でも成立します
彼女から脱出ゲーム的なのを出されそれを徹夜で解きましたか?
ノーです。
男は女が仕掛けた謎を解いていますか?
イエス
男の涙は、やっと糸がほどけたと思ったらまだ謎があるのかよチクショーーっ!の意味の涙ですか?
そのとおり!改めてまとまりますか? [良い質問]
女が仕掛けた謎を解き進める男。男が紐を解いたのを見て女は、紐の謎は解かれてしまったのかと少し悔しく思ったけれど、紐の中から新たな謎が出てきたことを嘆いて泣く男を見て、にやりと微笑む女……ですか?
正解!詳しくは解説へ! [正解]
最後の謎だと思って縺れた糸を一生懸命ほどいた男、しかし、現れた文字によって、「まだ続くんじゃよ」「がーん!orz」「いっひっひ」ますか?
そんな感じですw [良い質問]
不尽に生死をかけさせる脱出ゲーム…いわゆるデスゲーム。
リアル脱出ゲームの攻略者をピックアップし、高額の報酬をかけて脱出してもらうのだ。
当然、「解ける謎」を用意している。
脱出できなければ、その部屋に仕掛けられた水道パイプから水が噴出。
その時点で窓や通気口が塞がり、水があふれ、数分後にはDEAD END…というわけだ。
---------
男は2時間という制限の中、何とか謎を解きつつある男。
手元にはごちゃごちゃに絡まった糸の塊と、一枚のメモ。
「部屋から出るための鍵は、雁字搦めの糸を解くことで現れる」
しかし、ここには糸を切るものなんてない。
噛み千切るにはあまりにも大きな塊だ。
ソフトボールくらいある。
それでも、男は死にたくないという一心で丁寧にかつすばやく糸の塊を解き始めた。
---------
「へぇ。大体ここまでに時間が足りなくなって、死んじゃう人が多いんだけどねぇ。なかなか優秀じゃないの。」
男が絡んだ糸の塊を必死に解く姿を、モニター越しに見つめる女が一人。
首謀者だ。
設置されたカメラ越しに見ているのだ。
「あら、見た目より器用ね…」
するすると糸が解けていく。
…制限時間2分を残して糸の塊の芯になっていた紙、メモが出てきた。
「チッ。やるじゃない。でも、わからないわよ、こんな残り時間じゃ。」
----------
「よし!やっとなんか出てきた!…メモ?」
糸の固結びの数は?
「何じゃこりゃあああああ!!!」
90秒前。
「…何個あるんだよ?100以上あるぞ?しかも間隔がまばらだから、長さを区切ってのカウントも出来ない・・・!」
60秒前。
「くっ!まだ3分の一も終わっていない・・・」
30秒前。
「…やっと半分!?」
これまで冷静だった男はついにキレた。
ここまでで202個の固結び。
出口横のテンキーに、固結びの数の倍の
400前後で連打しようとした瞬間、気付く。
誤入力の際は、30秒間入力できません
…400を入力。
アラーム音。
残り5秒、詰んだ。
男はひざをつき、叫んだ。
放水の轟音がそれをかき消した。
---------
女はほっと胸をなでおろした。
「前回はまんまと脱出されて、持っていかれたばかりだったから、ほっとしたわ。」
水に浮かんでいく男を見ながら女はにやりとした。
「さて、次は誰にやらせようかしら。ウフフフ…」
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。