目の前には生徒達。
数人が手を挙げている。
黒板には、あなたが書いた
1+1=?
という問題。
にも関わらず、1人の生徒は
『はい、3だと思います。』
と答えようと思っている。
真実を当ててください。
3は耳ですね。
1+1=を分解して組み替えるとは先生も驚きですよ
(…えっ?…)
生徒が3だと思っているのは先生の教えだからですか?
(どういう意味でしょう…? それより早く…)
?に入るものが3だと思っていますか?
(…誰がです??? …早くしていただかないと、みんな疲れちゃいますよ…)
生徒は、数字ではなく、何か具体的な物(コップの水、飴など)の足し算をイメージしていますか?
(え? いや普通に、あなたが書いた問題を解こうとしているのでは…?)
次に1+2=?と聞かれると予測していますか?
(あの…ほったらかしですか? 先生っ…)
のりっこさんが( )を付けてしゃべっているのは重要ですか?
(だって、私達保護者は後ろで見守るしかないじゃありませんか… こういった場では、モラルとして基本的に私語は厳禁でしょう?) [良い質問]
というか先生は、生徒が「3」と思っていることが分かるということは、心を読めるエスパーですか?
(エスパー? 3? …一体何をおっしゃって… 先生はあなたですよ?)
真実さん、答えてください^^
(良かった…やっと娘を当ててもらえた…) [正解]
道徳の授業中ですか?
(算数でしょっ!)
みんなも何故か分からずお手上げですか?
(今から真実が答えますから、静かにしてやってください!)
Σ(゚д゚) (あれ?生徒の考えていることが手に取るように分かるのですよ?)
(真実、頑張れっ!)
手を挙げているのは質問に答えるためですか?
(今日は授業参観という晴れ舞台ですから^^ 頑張れ真実!)
はい!それじゃあオリオン先生が、指名しちゃいます!のりっこ。さん、この式を答えてください!
(親が答えてどうするんですかっ!)
『はい、3だと思います。』
娘の答えは算数的には不正解だったが、
そんな事より、まずはこうやって自分から進んで手を挙げて
問題に挑戦しようとする姿勢が大切だと思います。
先生、今回は娘を当てていただいて
本当にありがとうございました!!!m(__)m