うしけずりのはつこいのはなし②せなか：二次制作

文通を初めて数ヶ月



関西を案内してもらうことになった。



待ち合わせ時間少し前に待ち合わせの駅前に来た牛削り君は既に来ていた芽訪れさんを発見した。



久し振りに見る彼女はお洒落のせいか少々大人びて見えた。



正直に言うととても美しくて直視出来なかった。



芽訪れさんと視線が合いそうになるたびに身体が熱くなり反射的に後ろを向いてしまう



このままでは声をかけられない・・・どうしたら～





すると当然目の前が真っ暗になった。



『だ～れだ♪』





すぐ背後から懐かしい女性の声が聞こえた。





『久しぶりだね。牛削り君。』



そこには昔と変わらない芽訪れさんの笑顔があった。