【なんやかんやでフランス人見習いシェフのおかげ】

レストラン【ラテシン】のベテランシェフである久一（ヒサカズ）は材料のウミガメとフ（麩）を見ながら険しい顔で言った。



久一『　゜（豆）は？』



見習いシェフのハルヨシ

『すいません、切らしてます…』



久一『バカヤロウ！！！

　゜（豆）がないとラテシンのお客様にアレが提供出来ないだろ！！！

アレは俺にしか作れねぇんだ！！！

すぐ買って来い！！！』



見習いシェフのハルヨシ

『でっ、でももう開店時間なんで…

あああ…どうしよう………

あっ、そうだ！！！ 久一さん、彼が………』



フランス人見習いシェフのピエール

『エ…？ ナ、何デスカ…？』



久一『…なるほど、こいつは使えるな…

名案だ、ハルヨシ！！！

…ピエール、もう開店時間ギリギリなんだ、

ラテシンの為にお前の協力が必要だ………

寒さで風邪引いちまうかもしれねぇが、

悪く思わないでくれ……………』



フランス人見習いシェフのピエール

『エ………チョ………

一体何ナノデスカ！？

久一サン！？ ハルヨシサン！？

…チョ、チョット………ヤメ………

ヤメテクダサーイ！！！

嫌アアアアアアアアアアッ！！！！！！！！！！』







久一とハルヨシはピエールを強引に押さえつけ、

彼の名前に付いていた

　゜（豆）をもぎ取った。







ヒエール『………ヒエーーーーーックシュン！！！！！

…アアアアア…ブルブルガタガタブルブルガタガタ………

ス………凄クヒエールノデーーーーース！！！！！』

(((；゜Д゜)))(((；゜Д゜)))(((；゜Д゜)))







久一『すまない、ヒエール…

お陰で材料が揃ったよ。

俺がいなきゃ作れないからな…

よし、ラテシンの開店間際だ！！！

早速作るぞ！！！！！』











ウミガメ 久一 フ ゜











ウミガメ久一フ゜











ウミガメノスープ











見習いシェフのハルヨシ

『やった！！！

無事に【ウミガメのスープ】の完成だ！！！！！^^



ヒエール………本当にごめん……………(´･_･`)』







ヒエール『一体ドユコトナノデスカーーーーー！？

物凄ク寒クテ風邪引イテシマッタノデーーーーース！！！！！』

(((；゜Д゜)))(((；゜Д゜)))(((；゜Д゜)))